第3話
ララバイは変だ。
犬も歩けば棒に当たる。
そう言うことわざがあるが、ララバイは何故か人に当たる。
別に物理的にぶつかっているわけでは無い。
何故か、急に話しかけられるのだ。
だから、ララバイが外に出た後は、
「今日は何もなかった?」
と聞くのがマザーと語り手の習慣になっている。
全く変な習慣だ。
語り手はそう感じている。
・・・
うちの家族は変な人しかいない。
まあ、仕方ない話なのだろう。
ファザーから始まり、マザーが毒され、
その変人でぃーえぬえーは語り手とララバイに受け継がれたのだから……。
だけど、基本的には真面目である。
変人の血は昼には開花しないのだ!
真夜中、外が暗くなって来たあたりで、
それは始まる。
まず、ララバイとファザーが最近の事について話し始め、それに触発された語り手が会話に加わる。
だけど、途中から変な方向にいって、マザーが参戦。
気が付いたら12時を過ぎていると言うのが語り手一家の日常である。
まあ、皆、喋りたがりが多いのだ。
仕方ない。
語り手はそう思っておく事にしとく。
・・・
語り手一家の会話は普通じゃないらしい。
特に普通じゃないと言われるのは、政治とか国際ネタについて話す時だ。
別に政治にそこまで興味があるわけではない。
将棋やチェスを楽しむが如く、
もし、こんな政策とかしたらどうなるんだろう?とか。
この政治家がこんな事言ってるけど、これをやるメリットとデメリットってどんな感じなんだろう?とか。
そんな感じの話をしているだけである。
まあ、変人3人集まれば会話も進む。
そう言う事だろう。
……そう思っておきたい(遠い目)




