あとがき(という名の蛇足)
まずは、各人方々に、心より御礼申し上げます。
拙作をお読みくださる皆さま
Thanks20thを盛り上げてくださる作家の皆さま
なろうサイトの運営に携わる皆さま
書籍化して運営を支えてくださる作家の皆さま
この物語を完結させることができたのは、皆さまのおかげです。
特に読んでくださる方々の、アクセスひとつひとつ、いいね一件に心を押されて、ここまで書き進めることができました。
本当にありがとうございます。
さて、ここで蛇足の部分です。
本編のネタバレにご注意くださいませ。
読了された皆さまには、
「結局、彩ちゃんはどうなったの!?」
「タカ兄の振られる描写がないんですけど!」
「えっ、ちょっとそこのところkwsk!!」
という「そこ書き飛ばすなよ症候群」に煩わされている方も、少なからずいらっしゃることかと存じます。
特に、養護施設や摂食障害、多津氏のバックグラウンドについては、秋乃の遅筆と構成力不足で、あまり深掘りすることができませんでしたm(_ _)m
という訳で、今後も番外編を更新します。
(終わる終わる詐欺)
(何をしらっと)
当初はムーンさんに置こうかと考えていましたが、全年齢でどこまで書けるかやってみよう、という気持ちになりました。
そこで、この本編に付け足すかたちで掲載を続けようと思います。
注意喚起として、物理的に人を傷つけるような描写、また、生物学的ジェンダーに言及する場合、タイトルに「※」と「前書き」の一文を入れます。
秋乃個人としては、何が読み手の年齢を分ける基準になるのか、もう少し探りたい好奇心もあります。
大きなボーダーラインである暴力・性的な描写も、結局は、書き手と読み手の信頼関係によって成り立つと思うからです。
そういう意味では、「ツバメの箏曲」本編読了まで至った皆さまは、私の拙い創作力を補って余りある、精神的・文芸的な素養をお持ちの方々だと存じます。
その豊かさを頼りに、続きを書かせて頂けますと幸いです。
不定期の亀更新にはなりますが、もう少し、「ツバメの箏曲」にお付き合い頂けると有り難いです。
最後に重ねて、本編とこのような蛇足まで読了して頂き、まことにありがとうございました。
皆さまの日々に、わずかでも多くの安らぎと娯楽がありますように。
秋乃 拝