表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

戦うメリーさんの異能バトル! あやかしの集う妖界で最強を目指す!【短編Ver】

作者: おむすびころりん丸

 時は妖界の世紀末。

 前妖怪王ぬらりひょんが倒され、オロチが妖怪の頂点に君臨する荒廃した世界。


「ヒャッハー!」


 こけた体躯に飛び出た腹。

 オロチの復活と共に湧き出た餓鬼どもが、荒れた大地を疾走する。


「ひええ! 誰か……助けてくれにゃあああ!」


 餓鬼どもに追われるのは二股の化け猫。

 普段は二足で歩く雌猫は、この時ばかりは四足で大地を駆ける。

 俊敏が売りの猫娘だが、対するモヒカンの餓鬼どもはバイクに跨る。旗にはオロチを表す八芒星の紋章を掲げ、ぷりぷりと揺れる猫娘の艶やかな尻を追いかける。


「ひっさびさの上玉だぜ! 捕らえて喰ってやる!」

「ボクは食べても美味しくないよう!」

「そっちの食べるじゃねぇんだよ! 諦めてとっとと捕まりやがれ!」


 もはや猫娘の体力もこれが限界。次第に足の動きは衰えて、餓鬼どもの手に落ちる間際、その時だった。

 荒地の向こうから金の長髪を靡かせる、赤いドレスを身に纏う麗しき長身の女性が現れる。


「お、お姉ぇさん! 助けてぇえええ!」


 その女が戦えるとは思えないが、しかし他に頼りどころもない。絶体絶命の猫娘は、通りがかりのその女に必死に助けを乞うた。

 だが、猫娘は声を掛けたことを後悔する。

 女が猫娘に向ける紅蓮の瞳は、餓鬼どもの蹂躙を浴びるより、更に恐ろしい地獄を湛えていたのだから。


「あ……うにゃ……」

「あなた、誰。気安く私の前に立たないで」


 見れば魂をも燃やし尽くす、殺気の宿る女の視線。

 狙った獲物は逃さない、そんな頂点捕食者エイペックスプレデターを思わせる、殺意の滾る女の圧力。


「おいおい、これまた上玉が現れたぜ。一石二鳥だ、お前も一緒に喰ってやる!」


 追い付いた餓鬼どもは、バイクを降りて二人を囲む。

 猫娘は怖気づき、香箱座りで頭を丸めた。


「やっちまえ!」


 どたばたと荒々しい物音が響いて、猫娘はひたすらに恐怖に震える。

 暫くの後に静まり返る荒野。恐る恐る顔を上げてみると――


「え……」


 およそ(とお)はいただろう。餓鬼どもは残らず地面に突っ伏し、後にはただ一人、紅の女が佇んでいる。


「あ、あなたは……」

「メリー・テラフォン、それが私の名だわ」

「メリーさん……」

「あなたは?」

「ミュウっていいますにゃ」


 メリーと名乗るその女は、屈んだミュウに手を伸ばす。

 善意と受け取るミュウはその手を取ろうと手を上げて、しかしメリーの腕はぐんと伸びると、ミュウの身を纏う貧相な布切れの胸倉を掴み上げた。


「ミュウはオロチの配下なの?」

「ち、違うにゃ! ボクはこの近くの猫多羅(みょうたら)村に住む、ただの一介の村猫娘だにゃ!」


 ぶんぶんと首を振り、必死に無関係を示すミュウ。

 メリーは琥珀色の瞳をじっと見つめると、不意にその手を離して、ミュウはその場に尻もちを着いた。


「だったらいいわ。とっとと私の目の前から失せて頂戴」


 背を向けたメリーはあてどなく荒野を歩みはじめ、その背を見つめるミュウは息を吞むと、勇気を振り絞って声を上げた。


「メリーさん! 折り入ってお願いがあるんだにゃ!」


 しかしメリーは歩みは止めず。ミュウは二足で駆け出すと、メリーの背中に手を伸ばした、その瞬間。

 振り返るメリーはミュウの手を攫い取り、その顔は烈火のごとき怒りを湛える。


「私の後ろに立つんじゃないわ!」

「は、はいですにゃ!」


 尋常ならざる迫力を前に、ミュウのお股はきゅんと縮まる。


「それで何? くだらない問答なら聞く気はないわ」

「その、メリーさんのお力を見込んで、ボクの村を救って欲しいんだにゃ」

「村を救う……それはオロチに関係することなの?」

「は、はいですにゃ。ボクの村はオロチの支配下に置かれていて、それはもう酷い扱いを受けているんだにゃ」


 腕から手を離すと、次にメリーはミュウの慎ましい胸に指を突き付ける。


「餓鬼のような雑魚なら用はないわ」

「いや、違うにゃ。餓鬼が大半だけど、その上に立つボスがいるんだにゃ」

「……誰かしら」


 唾を呑み込むとミュウの、震える唇が僅かに開いた。


「雪女……凍てつく笑みを張り付けた、ネージュ・フリージアが村を搾取するボスなのにゃ」

「雪女……ネージュ・フリージアか」


 胸に手を置くと、メリーは深紅のドレスから取り出した、紙巻たばこに火を付ける。


「案内して頂戴。ただし私の隣を歩くこと。前を歩かれると、背中を無性に襲いたくなってしまうの」

「でもさっきは後ろもって……」


 メリーが一つ息を吹くと、たばこの煙がミュウの鼻を突く。


「後ろに立つのはもっと許さない。背後に立つのはメリー・テラフォンただ一人」


 並んで荒野を歩いて行き、その間は気まずい無言が辺りを包む。

 ちらりちらりと視線を送るも、メリーは眉一つ動かさず鉄仮面の面持ちだ。

 歩みを進めていく内に、次第に遠目には雑木林が見えてきて、その隣にある小さな村が、ミュウの住む猫多羅(みょうたら)村だ。


 茅葺(かやぶき)屋根の素朴な民家が立ち並び、寂れた景色に活気はない。女子供は目に付かず、老猫ばかりが腰掛け俯く。


「随分寂しい村なのね」

「ぬらりひょん様の時には、もっと元気な村だったんだにゃ。でもオロチに代わってしまって、村娘が攫われて、今ではこんな有様だにゃ」


 餓鬼どもに襲われたのであろう、村には倒壊した民家もちらほら目立つ。

 そして先へ進むと、村の中心には塀で囲まれた一際立派なお屋敷が建っている。


「ここがボクの家だにゃ」

「あなたがこの村の長なの?」

「ううん、爺ちゃんが長老で村長だにゃ。ボクはその孫娘」

「そう、両親は?」

「父ちゃんはぬらりひょん様と共に戦って……母ちゃんはその後、オロチの生贄に……」

「……悪かったわ」


 依然として鉄仮面を張り付けるメリー。今は紅蓮の輝きは鳴りを潜めて、淡く儚い赤色を灯していた。

 ミュウに招かれ玄関に入ると、そのまま奥へと歩みを進めるメリー。背中に声を掛けられて振り向くと、ミュウはメリーの背には立たず、横側を向いていた。


「お気遣い有難う。で、どうしたのかしら?」

「靴は脱ぐんだにゃ。ここではそういうしきたりにゃ」

「ああ、そうなの。西の世界ではそういう文化は無かったわ」


 血のように赤い靴を脱いで、ミュウも草履を脱いで屋敷に上がる。

 客間を抜けて屋敷の奥。御寝所の襖を開けると、中には白毛の老猫が(とこ)に伏せる。


「爺ちゃん、帰ったにゃ」

「ミュ……ミュウか……ごほごほ……おや、そちらの方は」

「メリーさんだにゃ。ボクを餓鬼たちから助けてくれたんだにゃ」


 老猫は腰を起こすと、曲がった猫背を更に折り曲げ、深々と頭を下げた。


「これはこれは……我が孫娘を……なんとお礼を言って良いのやら」

「構わないわ。それより村を襲う妖怪(オカルトモンス)について話して頂戴」


 深い皺を眉間に寄せる長老猫。

 薄く開くその目には、忌み深き過去の歴史を映している。


「儂は長いこと生きてきて、尾っぽも五つに割れておる。じゃがそんな儂をして、あのような化物は未だかつて見たことがない」

「雪女と聞いているわ」

「そうじゃ。身も心も凍てつく氷の魔女。オロチへの生贄と称しておるが、事実は(おのれ)が生き血を飲む為じゃ。生娘の血を好む、残虐非道な悪の化身」


 老猫の体は小刻みに震え、ミュウはその背を優しく擦った。


「娘がいにゃければ子も生まれないにゃ。男たちは雪女に娘を返すように訴えて、でも帰ってきた者は一人もいない……このままじゃ村は壊滅だにゃ。どうかメリーさん、ボクたちを助けて欲しいんだにゃ」


 縋るようにメリーを見上げる琥珀の瞳。

 メリーは祖父と孫、二匹の猫を冷たく見下ろすと――


「お断りだわ。私は誰の指図も受けない」

「そ、そんにゃ……」

「私はメリー・テラフォン。誰かに言われて動きはしない。自らの意志で向かうのが信条なの。あなた達の事情は知らないけど、調子付いたその女は、私がこの手で打ち倒す」

「メリーさん……!」


 生き辛くなった(あやかし)の世界。凝り固まったミュウの顔は久しく緩んで、年相応の柔らかい笑みが浮かんだ。


「それよりお腹が減ったわ。何か食べ物はないかしら」

「あ……気が利かなくてごめんにゃ。お客様におもてなしをしなきゃだにゃ」


 ミュウはぱたぱたと部屋を出て行って、部屋にはメリーと老猫が残る。


妖怪(オカルトモンス)という言い回し……そしてその容姿……其方は西の怪談、メリーさんの電話では……」

「子供の頃にはだいぶ顔を利かせたけれど、今や都市伝説の昔話よ」

「西の妖怪は強者揃いというが……」

「ドラキュラも狼男も、脳筋ばかりで歯ごたえがなかったわ」


 老猫の垂れた眦は見開かれて、見返すメリーの目は闇に染まりはじめる。


「メリー殿、おぬしの目的は」

「それは――」


「にゃあああああああああ!!!」


 その時、ミュウの叫びが屋敷に轟いた。

 直後にけたたましい物音と、激しい衝撃が屋敷を揺らす。


「何事かしら」

「ネ、ネージュ・フリージア……」


 老猫の呟きにメリーはその場を立つと、屋敷の外へと歩みはじめる。

 赤い靴を履いて戸を開けると、隙間からは冷たい風が吹き込んで、外の景色は季節と違った氷の世界に包まれる。


「ほぉっほほほほほほ! まぁだ生娘がいましたのねぇ!」

「は、離せ……村のみんなの仇め!」


 崩れた石垣の先で、ミュウの首根っこを掴み上げるその女。

 雪のような白肌に、青く煌めくつららの髪。着物を召す姿は艶やかだが、見る者の血も凍らせる冷たい瞳は、愛欲すらも受け付けない。


「そんなに憎いのなら、お仲間もろとも氷漬けにしてあげましょう。たぁああっぷり血を抜いた後にね」

「ち、ちくしょう……」


 雪女は配下の餓鬼にミュウを預けると、駕籠(かご)に乗らんと屋敷を背にする間際、青く輝く氷の世界に、真っ赤な人影を見た。


「あなたは……」

「私、メリー。恨みはないけど、あなたの命を貰いにきたわ」


 あっけらかんとする雪女は、ぷっと息を漏れ出して、そして高らかに笑い声を張り上げる。


「おっかしい……とんだ命知らずですわ。なかなかの美人ですが、あなたは生娘かしら? 少しやさぐれているようにも見えるけれど」


 メリーはたばこを咥えて火を付けると、冷たく白い息を吐き出した。


「生娘だとしたらどうするというの?」

「いえ、やはりどうでもいいですわ。スモーカーの血は好みではないのでね」


 興味を失くした雪女は、くいと顎を差し向けると、配下の餓鬼どもがメリー目掛けて飛び掛かる。


「バァイ……メリーちゃん……」


 くるりと背を向けて、駕籠の戸を開く雪女。

 背後の音はすぐに鳴りに止んで、駕籠の中に座して出発の時を待つ。


「……遅い。餓鬼どもは何をちんたらと……」


 待ち兼ねた雪女が小窓から外を覗くと――

 目に映るのは地に伏せる餓鬼どもの群れ。メリーの姿はその場にない。


「なっ……これは一体……」

「私、メリー。今、駕籠の(ながえ)を掴んでいるの」


 その声を耳して、雪女は脱出しようとすぐに戸に手を掛けるが、その前にメリーは駕籠を持ち上げると、両手で掴んで360度、ジャイアントスイングをぶっ放した。


「ぎぃああああああ! 目が……回るぅうううううう!」


 駕籠の中をしっちゃかめっちゃか叩き付けられ、最後にメリーが手を離すと、屋敷に残る石垣を木っ端みじんに吹き飛ばした。


「す……すごいにゃ……」


 餓鬼どもの手を離れ、地に膝を落とすミュウの目は、まるで信じられないといった様子で瞳孔が見開かれている。

 手を払うと、咥えたたばこを手に取って、ふうと一つ息衝くメリー。


「出て来なさい。その程度でくたばりはしないはず」


 大破した駕籠と瓦礫を押しのけて、這い出て来る雪女。

 冷たく白い顔には青筋が浮かび、頭には燃えるような血が滲む。


「くそ女が……私を……この雪女を……麗しきネージュ・フリージアに歯向かうなど……身の程を思い知るがいい!」


 ネージュを中心に、辺りは荒れ狂うブリザードが取り巻いていく。

 額の血は即座に凍り、ぱらぱらと風に舞い吹き飛んだ。


「|タンペート・ド・ネージュ《荒れ狂う雪の舞い》。猛吹雪を前に、踊る間もなく凍り付けぇえええ!」


 ネージュが指を立てると、取り巻く冷気はメリーを目掛けて押し寄せる。

 たばこの火は明滅し、赤のドレスは揺らぐ隙もないまま瞬く間に凍り付く。

 だがメリー本人は眉一つ動かさない。それは凍りついた訳ではなく、寒さに震えることもなく、一歩たりとも退くことなく、ネージュの瞳を見据えている。


「この程度? 東のオカルトモンスの実力は」

「なにをぉおおお!? 小賢しい!」


 ネージュは手を胸に置き、着物の襟をはだけると、辺りの空気は瞬時に凍り付く。

 それは青の結晶が宙に浮かぶ、ダイヤモンドダストだった。


「私はねぇ、この着物で力を封じているのですわ。全てを凍らす絶対零度(アブソリュートゼロ)。それがこの私、ネージュ・フリージアの能力よ!」

「全てを……ね」


 そしてネージュが着物を脱ぎ去ると、猫多羅(みょうたら)村の時は止まった。屋敷も全て何もかも、凍り付いた青の世界。


「あぁああああはははははは! 私に逆らうからですわぁあああ!」


 ネージュを除いて全てが凍りつき、空気すらも青く固まった。

 これが決まれば絶対必殺、天を仰いで高笑いをするネージュは、その目を前に向けると――


「あああぁぁぁ……あ……れ……メリーが……いない……」


 ネージュは雪女で寒さに強い。

 寒気とは無縁で、だから悪寒に気付けなかった。


「私、メリー。今、あなたの後ろにいるわ」


 気付いて振り向いた時には既に遅し、メリーの振り上げる右の蹴撃がネージュの顔面に突き刺さる。


「ぶが……な、なぜ……凍っていない……」

「あなたは寒さに強いのかもしれないけれど、凍り付けば動けないのは同じこと。つまりあなたの周囲は、アブドリュートゼロから守られているということ」


 それが弱点で、絶対零度はネージュですらも凍り付く。だから身の回りだけは一定の温度を保たねばならない。

 しかし大きな欠点とはなりえない。なぜなら接近を許さなければいいだけの話なのだから。

 だが、メリーはネージュの背後に回っていた。ネージュが勝ちを誇るほどに、気付けぬ速さで動いていた。


「目に映らない……そんなスピードが……足が速いとか……そんな次元では……」

「あなたが絶対を名乗るように、私の能力も絶対なの。絶対確実に相手の背後を奪い取る、絶対背後アブソリュート・ビハインド。それが私の能力」

「問答無用で背後で取る……そんな力が……」

「全てを凍らせるあなたは、自分が凍るのを恐れたわ。恐れる妖怪(オカルトモンス)など恐るるに足らず。そして、喰らうがいい――」


 メリーさんの電話。

 それは如何なる距離を離そうと、絶対に捉える無限の追跡。ゴミ捨て場だろうが、たばこ屋からだろうが、国を跨ごうが、海を越えて星すらも跳躍し、次元を貫く強靭無比な脚力。

 その蹴撃の連打が、ネージュの五体に襲い掛かる。


MARYYYYYY(メリィイイイイイイ)AAAAAA(アアアアアア)!!!」

「あばばばばばばばばば……」


 何発叩き込んだかも分からない、無数の連打の末に、メリーの脚はネージュの顔面を貫いた。


「ぶっはぁああああああ!」


 民家の壁を貫いて、大木をへし折り、猫大明神の像にめりこむネージュは、完全に意識を手放して、そのまま地面に倒れて沈んだ。

 そして能力の解除された猫多羅(みょうたら)村は、氷の呪縛から解放される。


 村猫たちは再び動き出し、しかしメリーは目もくれずにネージュの側まで歩み寄ると、頭を赤い靴で踏み躙り、勝利の言葉を宣言する。


「私、メリー。今あなたの上に立ったわ!」

ご覧頂き有難うございます。


長編版は3月1日から公開予定です。(短編でもコンテストに入れておきたかったので、すみません)

活動報告とかでお知らせします。

本編では八尺様、きさらぎ駅に口裂け女など様々な都市伝説も出ますが、激しいバトル系なのでホラー要素は皆無です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ