5ゴルの命
相変わらず
文才と知識の無いわたしなので
読みづらいと思いますが
心して見ていただければ幸いです。
「は・・・?」
あまりにも唐突すぎる
頼まれごとに頭がすこし停止した
「いや、パンを奢ってもらったのは
本当に感謝している。
だがたった5ゴルのパン一つで
人の命を奪ってこいだなんてあり得ないだろう。」
「君はそのたった5ゴルのパンで
命を拾っただろ?
食べなければ死んでいた。
盗んで捕まれば死んでいた。
5ゴルのパンで拾った命なら
その安い命で借りを返してもいんじゃないか?」
・・・。
何もいえなかった。
「・・・いったいどこのどいつを
やればいんだ?」
青年は少しにやついた。
「グレイゴル アントニオ伯。
この街、プレイセルを統治しているやつだ。」
!!!
「ばかな!?本当にそれこそ死にに行くような
もんじゃないか!!」
グレイゴル アントニオ伯
プレイセルをはじめ
この近辺を統治する貴族だ。
噂では高額な税を住民から奪い
払えない者は奴隷として売りとばされている。
それをいいことに
自分の周りには妾の女を常にはべらかせ
贅沢三昧な暮らしをしているとゆう。
だが国王からの信頼が厚く
誰もアントニオ伯に逆らえない状況だという。
もし逆らえば王国軍が黙ってはいないだろう。
なぜならアントニオ伯は
多額のゴルを王に収めているためだ。
本当に腐り切った世界だ。
「この腐った世界を変えたい。
まずはアントニオ伯の暗殺からだ。」
「いやどう考えたって
まず屋敷に侵入する事さえもできないだろ!?
鉄柵に囲まれて
護衛の兵が何人居るかもわからない!
何よりアントニオのやつが
どの部屋にいるのかさえも解らない!
無謀すぎる。」
「それが侵入できるんだ。
しかも簡単にね。」
「ならその侵入作戦を詳しく聞こうじゃないか。
実際にやれそうなら
手を貸してやるさ!無理だろうけどな。」
どう考えても無謀な暗殺計画に
人を殺さなくて済むかもしれないとゆう
安堵が少し横切った。
しかし青年は
ニッコリ笑った。
「僕の名前は
ジョシュア アントニオ。
グレイゴル アントニオの一人息子さ。」
・・・。
察した俺は何も言えず、立ち尽くした。
ご覧頂き有り難うございました。
サードワールドとして
剣技などが出てきませんが
これから徐々に出していきますので
またよかったら見てください。