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テルミナート・センザ   作者: やま
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【第1章】古代の遺跡①

初投稿なので変なところあるかもしれませんが暖かく見守ってください!

はるか昔…10000年前、突然異世界より来襲がこの世界を襲った。「シャドウ」の軍勢を「シャイニング」と呼ばれる軍勢がこの世界の住人と退け、すでに終わったと思われていたその戦い…。


「あー!!ここもハズレかよ!」

トレジャーハンターのシンは古代の遺跡と呼ばれるところを探し漁りながら何も無いのに腹が立ち大声で叫んだ。

「まあ古代の遺跡なんだから既にもう誰かが宝を持って行ったんだろう」

隣で相棒のエンラが肩を竦めながら答えた。

「ちっ、彼奴の情報もあてになんねぇな。なにがすごいお宝が眠ってるだ」

すごいお宝が眠っている。そう俺たちに伝えたのは腐れ縁のリュカだ。といっても仲良くはない。けして。

「その情報通りだったらお前はリュカのお宝になるものを自分のにしようとしてたんだろうが」

エンラは呆れながらシンを見下ろした。俺より背が高いエンラはケンタウロスだ。まあまあいい所のお坊ちゃんだったが俺とつるむようになってからはこうして家を出て一緒に旅をしている変な奴だ。まあなんだかんだで俺達は長い付き合いだ。

「全くお前らは仲良しだなぁ」

エンラは呟くように言ったが。

「仲良くねぇ!」

俺の耳ざとい耳はその言葉を逃さなかった。エンラの野郎馬の分際でアホなことを抜かしやがる。鞭で叩いてやろうか?

「おいこらシン!今俺のことを馬扱いしただろ!言っとくけど俺は馬じゃないからな!?ケンタウロスだから!」

本当に勘のいいやつだ。

「大体馬とケンタウロスなんて似たようなもんだろうが。何でわざわざ分けるんだよ。めんどくせぇー。」

この世界には様々な種類の生物がいる。ヒューマン、ケンタウロス、エルフ、ダークエルフ、鳥人、ドワーフ、巨人、獣人、魔族、魔物等だ。居すぎだろ!全部言うのもめんどくせぇ!ちなみにモンスターもいるがただの動物もいる。

「いやいや!似てないから!馬は喋らねぇから!」

エンラはシンに突っ込むとケンタウロスと馬の違いを話し出そうとしている。いやもう話してる。俺は右から左に聞き流しながら1番奥の部屋に戻り再確認するようにお宝を探すがある気配はない。

「ちっ、無駄足だったか。このっ!」

腹が立ち力任せに壁を蹴り飛ばす。ほとんど八つ当たりだ。

「おいおい、シン。一応ここは古代の遺跡なんだからそんな事したら…うわっ!?地震か!?」

エンラが俺を止めようとした矢先突然地面が揺れた。エンラの言うように地震なら早く抜け出さないとやべぇ。この遺跡は古い。生き埋めになってもおかしくないからな…。と思っていたが地震はすぐに終わり、蹴った目の前の壁が扉が現れた。仕掛けが発動しただけだったらしい

「へぇ、こんな仕掛けが隠してあるってことはお宝が眠ってるに違いねぇな」

さっきまでの苛立ちはどこへ行ったのか、シンは喜んだように進もうとする。

「おいシン。どうやらさっきの地震でこの遺跡のモンスターがうじゃうじゃ現れたぞ。」

エンラの言葉に後ろを振り向くと何十体ものモンスターがいた。ちっ、せっかく気分が上がってたのにこんな雑魚にじゃまされるのかよ。シンは背中に抱えてた大剣を構えるとモンスターと向き合った。

「はっ、丁度いい。お前らにさっきまでのイライラぶつけてやる!」

シンは駆け出すとモンスターを斬りつけていく。

「おいシン!相手はキラーアントだから噛まれるなよ!」

エンラが槍を構えモンスターを薙ぎ払っている。

「誰がそんなヘマするかよ!噛まれるのはエンラの役目だろ。」

「誰が役目だ!!」

俺達は順調にモンスターを倒しながら奥にいるボスであろうキラーアントを倒すため手下のキラーアントを倒していった。


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