表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/7

エピローグ

 

 シーピン競馬場は、長く生き残った。

 満州が日本のものとなった後も、競馬事業は満州国の外郭団体に引き継がれ、運営を継続した。

 日本の敗戦によって、1945年にその歴史を閉じるまで、馬蹄の音が止むことはなかった。

 モンゴル人の騎兵は、日本への留学という形で実現した。

 彼らは日本刀を持った騎兵として戦い、やがて現代まで繋がる制圧と粛清の渦に巻き込まれていく。


 一方、遊牧民の祭り『ナーダム』は、今もモンゴル各地で行われている。

 こちらは変わらない。

 競馬は、今も昔も、ナーダムの花形競技だ。


 草原と馬は、今日も共にある。



 お読みいただきありがとうございました。

 以上で、完結となります。


 ご指摘、感想等いただければ、大変励みになります。

(ちなみに競馬は有馬記念を一度見に行ったきりです。その時はウォッカが勝ちました)


 それでは重ね重ね、お読みいただきありがとうございました。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ