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現実世界を生きるほどに、ファンタジー世界が遠のいてゆく

作者: 白夜いくと

 あることがきっかけで、10年以上引きこもっていたのですが。その頃に見えていた『ファンタジー感』と今の『ファンタジー感』が大きく変わってしまいました。


 ファンタジーの定義からですが。

 幻想や空想と言うのが定説で、加えて私のイメージでは『現実リアルが極力介入しない世界』というものでした。


 このときの現実リアルとは、政治や宗教は勿論、個人的思想や主義主張等を前面に出さないと言ったものです。


 昔なら、天国で勇者や魔王たちがコロッケを作るとかいう面白い発想の作品が描けたのです。しかし今は何かこう……整合性を考えて(?)そのような奇抜な発想が出来なくなりました。


 今頭の中にあるファンタジーの構想は、世界観を魅せるというよりも、(どうやって読者を納得させるか、又は言い負かしてやろうか、頷かせてやろうか)そういう意図が透けて見えるのです。


 これ、自分が書いていても萎えるんですよ。


 読者は純粋に作品が読みたい。私の主義主張が知りたければこのようにエッセイで知れば良いわけですから。


 そういう点で、最近やけに作品そのものが満足いくようにつくれなくなってきました。書くのはなんとなくできるけど、読者を感動させたりビックリさせたりする仕掛けや物語へと変換できていない。


 現実的思考が邪魔をして、その発散のためにただ文章を書いているだけ。そんな気がしてならないんです。


 このエッセイもそうです。私の中の変化に気づきつつも、どうしたら良いのか分からず。今の状態ではファンタジーはハイもローも書けません。困ってしまった。


 異世界で生姜焼きを振る舞うとか、コンビニで籠城とか、自販機になるとか、どうやったらそんな発想ができるのか。私にはそういった【遊び心】のような気持ちが欠けているんです。


 全てはそう『あり得ないから』描けない。

 

 私の中にある、あり得る出来事・考えつく発想が現実世界に出る毎に狭まるんです。


 現実世界に不満がなくなればなくなるほど、ファンタジー世界が縮まる。また、書けなくなっていくことに怒りも焦りも覚えなくなってきています。


 しかし、「何かすごい作品書いて小説家って名乗ってみたい」という願望もあります。凄いですよね。書きたい作品も何も無いのに小説家にだけはなりたいというのは。


 今日は少しだけ愚痴を書いて、自分を見つめ直してみます。このエッセイは、私に向けた愚痴なので気を病まないでくださいね!

最後まで読んでくれてありがとうございます!

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― 新着の感想 ―
私は真逆なタイプかなぁ。 現実の延長線上に、ファンタジー世界がある。 どこに、どの程度、『あり得ない』部分を設定するか。 そう考えて、世界観を構築することが多いですね・・・ 天国にコロッケの自販機あ…
 矛盾に対するツッコミや、粗探しが多くなったせいもあるでしょうし、ね。 「ファンタジー」を「リアル」に描こうとするから、でしょうが。
 リアリストのあるあるですね。  ですがそれならばそれを敢えてそんなメタを否定するファンタジー作品なんてどうでしょうか?  まあ、いってしまえば現実逃避なわけですけど。(笑)
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