表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

聖女であることよりも、あなたと笑っていたかった

作者:星空りん
祈ることで人を癒す“聖女”として、私はこの世界に迎えられた。
誰かの命を救うたび、自分の命が少しずつ削れていくのを感じながら、
それでも私は、祈り続けていた。

そんなある日、重傷の少年が運び込まれた。

初めて心から「助けたい」と願ったとき、
私の祈りは彼に届いた――そして、彼は言った。

「……ありがとう、ミア」

名前を呼ばれたその瞬間、私は初めて“私”になれた気がした。

これは、“聖女”としてではなく、“ひとりの少女”として恋をした、
私だけの祈りの物語。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ