能力者狩りのジェット
「大丈夫か?」
エクリプスは水の能力者の女に声をかけた。
水の能力者の女はかなり息が上がっていた。
「貴様・・・。フン、まあいい。獲物が増えただけだ。」
イクリプスは風の能力者に聞いた。
「お前は何者だ?」
風の能力者は答えた。
「俺の名はジェット。能力者狩りと呼ばれている。」
「なぜ能力者を襲っている!」
「力を得るためだよ。能力者を狩ることで得られるフォースを知らんのか?」
「フォースだと!?」
その瞬間ジェットはイクリプスに攻撃を仕掛けた。
「エアロブレード」
ジェットは自身が持つウインドソードを振りかぶり、風を波状にし、斬撃をイクリプスに目掛けて飛ばした。
イクリプスは咄嗟にファイアーソードを出し、間一髪で防いだ。それからジェットはイクリプスに突撃し、ウインドソードを振りかぶる。
イクリプスは火の力を駆使し、ジェットの攻撃をかわしながら応戦していた。
「イクリプス、やつを倒すために、もっと力を出せ!」と、心の中で自分に言い聞かせるイクリプス。
ジェットは手を前方に突き出し、強力な風の渦を作り出すと、それをイクリプスに向けて放った。
イクリプスは自分の周りに炎の障壁を作り出し、風の渦を弾き返す。その隙に、イクリプスはファイアーソードを手に取り、ジェットに突撃した。
ジェットはウインドソードを使って対抗し、激しい剣戟が繰り広げられる。しかし、ジェットの攻撃はなかなかイクリプスに届かず、イクリプスの攻撃によって傷を負っていく。
「もうダメだ。でも、負けるわけにはいかない!」と、イクリプスは自分の中にある力を最大限に引き出す。
イクリプスは両手を広げ、周囲の空気を一気に熱くする。そして、ジェットに向けて大量の火の玉を放った。
ジェットは身をかがめ、火の玉をかわしながら、ジャンプしてイクリプスに近づく。そして、ウインドソードを使ってイクリプスを斬りつけた。
イクリプスは大きく吹き飛ばされ、倒れ込んだ。ジェットはその場に立ち止まり、息を整えながらイクリプスを見つめる。
イクリプスは息絶えていたが、ジェットはその姿を見届けると、力尽きて倒れ込んだ。