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ぼんやりとした悩み
具体的にあれこれ悩んでいる時よりも、漠然と不安を抱えている時の方が厄介だ。何にも手がつかない。
ぼんやりとした不安は、何から片付けていいかわからない。とにかく掴みどころがない。ボルダリングの逆。すぐおちる点では同じだが。
はっきりとした悩みがあるのもそれはそれで嫌なのだが、その場合は、攻めるべき敵がわかるし、見ないように隠しておくこともできる。だが、漠然とした不安には打つ手がない。
そんなとき、そもそも何で悩んでいるんだっけと、頭を整理して箇条書きにすると、悩みの輪郭が見えてくる。そうすると、悩みは実体を持ち始めて、抽象的でなくなる。
そうは言うものの、そういう時は、理由を書き出してみてもいまいちしっくりこない。手応えがない。皮膚ではなくもっと中身の内臓が痒くなって、届かなくてもどかしいような、そんな感じ。




