人に期待するということ
人に期待することが、歳を経るごとに苦手になっていく。十代でもないのに情けない話である。
危険なスパイラルがある。
たまに相手の仕事をやってあげたりする。それは気分で。誰でもあるでしょ? 気分がいい時、ついでにやってあげるの。その時はストレスにならないけど、問題はそのあと。いつのまにかその仕事が自分の仕事になっているのだ。相手は既得権益だと言わんばかりに得意顔(想像)。
でも嫌われたくないから、やる。
相手でもできることを渡してみる。結果は、修正点が多くて、自分の仕事が増える。結局自分でやった方が早い。そうしているうちに、自分はこんなにやっているのに、どうして相手はその程度しかやらないの? そのくせに、疲れた顔をする。
でも嫌われたくないから笑顔で、やる。
そんな日々を過ごしていると、ふと夜中一人で泣きたくなる。最初は恨み節、次にため息、最後は自己嫌悪。最悪。
のに、とか、くせに、とか言ってる自分が嫌い。最悪。イライラを隠すように冗談言っちゃう自分が嫌い。気持ち悪い。
期待しない。とにかく、期待しない。
期待しないなんてつまらない人生、なんて言わない、なんて言わないよ絶対、なんてね。




