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通勤
引越ししてから通勤が過酷になった。より辺鄙な所に移ったからである。
利用しているのは旧い車両の目立つ私鉄で、路線には最寄り駅に限らず、ベッドタウン特有の飾らない駅が延々と並んでいる。
そのため朝の通勤時には、都心へ出る唯一の手段である電車に人が押し寄せる。途中駅で降りることもないため、乗車率は常に150%。季節柄、着膨れによって密度は200%に上る。
想像したくもないが、夏場はもっと悲惨なことになるだろう。人の出は変わらず、その上茹だった人々が熱気を纏って乗り込んでくる。熱くなったCPUを冷ますように全開にした冷房は、皮膚に優しくないだろう。
こんな悪条件の通勤形態にも関わらずなぜ引っ越したかというと、猫を飼うためなのである。猫についてはまた近々書きたいと思う。
こんな内容のないことを書いといてなんですが、100pt超えると読まれやすくなると聞いたので、あと5pt欲しいです。あけましておめでとうございます。