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095 登場人物28(第20章後半・第21章)

 ここでは20章後半と、21章で登場した人々を紹介します。

 項番1から7は20章43話まで、項番8は21章6話までお読みになってからご覧になることをお奨めします。



◎ 紹介する項目


 1. メリエンヌ王国

 2. ヤマト王国

 3. アゼルフ共和国

 4. テュラーク王国

 5. 玄王亀

 6. 歴史上の人物

 7. 神々

 8. 21章の登場人物



 ◆ ◆ ◆ ◆



1. メリエンヌ王国



◎ エクトル・ド・メリエンヌ

 人族。メリエンヌ王国の王太子テオドールと彼の第一妃ソレンヌの長男。

 二代先のメリエンヌ王国の王、エクトル七世となる予定。

 創世暦1001年10月10日、誕生。

 セレスティーヌからすると甥、シャルロットからすると従兄弟の子。



 ◆ ◆ ◆ ◆



2. ヤマト王国



亜日(あび)夜刀美(やとみ) (アビ・ヤトミ)

 ドワーフの姫。陸奥(みちのく)の国の王女。15歳。

 黒髪、濃い茶色の目。身長135cmくらい。

 陸奥(みちのく)の国でも有数の鍛冶師。父王と鍛冶勝負をする。



亜日(あび)長彦(ながひこ) (アビ・ナガヒコ)

 ドワーフの男性。陸奥(みちのく)の国の王。30代半ば。

 陸奥(みちのく)の国で第一、そしてヤマト王国でも第一の鍛冶師。

 妻が二人いる。父の先王は、既に死去している。

 長女がヤトミ、彼女の下に長男がいる。



亜日(あび)若彦(わかひこ) (アビ・ワカヒコ)

 ドワーフの少年。陸奥(みちのく)の国の王子。8歳。

 ナガヒコの子、ヤトミの妹。

 寡黙な性格らしく、登場するが会話に加わらなかった。



※ヤマト王国のドワーフについて

 基本的にエウレア地方のドワーフと同じ。容貌は東洋系。

 浅黒い肌、黒髪、濃い茶色の目。


 名前はヤマト王国の他種族と同様で姓・名の順。身分での差はない。



 ◆ ◆ ◆ ◆



3. アゼルフ共和国



◎ クロンドラ・パルテフォネ・ヴェファニア

 エルフの女性。テレシア族の長。200歳前後。人間で言えば57歳くらい。

 幼い頃に過去にミリィと出会ったことがある。そのためシノブ達を信用し、アゼルフ共和国の族長会議の開催を決断する。



◎ ルヴィニア・メリディテ・イオティア

 エルフの女性。メテニア族の長老。260歳前後。人間で言えば72歳くらい。

 朱潜鳳ロークに会いに行ったルバイオスの玄孫。

 ルバイオスがロークと会ったのは創世暦500年ごろか少し後。

 シノブ達が会いに行ったとき、鋼の守護者(メタル・ガーディアン)移送鳥符(トランス・バード)といった秘術を開示する。



※アゼルフ共和国のエルフについて

 基本的にエウレア地方のエルフと同じ。

 名前は、[ファーストネーム]・[母親のファーストネーム]・[祖母のファーストネーム]となる。

 母系社会であり、婿入りをした男性は、妻の[母親のファーストネーム]・[祖母のファーストネーム]に改姓する。

 身分での差はない。


 容姿は金髪碧眼。薄い金色の髪。ストレートで、耳がとがっている。

 ほっそりした体型。体重は人族より軽め。



 ◆ ◆ ◆ ◆



4. テュラーク王国



◎ ルボジェク・カシーレク

 人族。100歳近い老人。宮廷魔術師。

 白髪に白い髭、顔は殆ど見えない。小柄。杖を突いている。

 老齢にも関わらず壮年者と同じくらいの健康や魔力を誇る。


 キルーシ王国の学者の子孫。先祖の学者は二代目国王が集めていた文献などから、『南から来た男』に関するものを得た。そして、キルーシ王国で遺跡を発掘し、使役や隷属に近い術などを得た。

 ただし残っていた文献では不足が多く使えず、亡命後ルボジェクを含む子孫が復元した。



◎ アルズィーン・カーフース

 豹の獣人。60歳前後。宰相。色が抜け始めた金髪に黒い斑。


 ルバーシュの時代のカーフス王族の子孫で、先祖はアルバン地方の出。先祖が持ち出した文献の中に、王の側近となったルバーシュの手記が混じっていた。

 ルボジェクの一族はアルズィーンの先祖からの言葉でエルフに目を付けたと思われる。



※テュラーク王国の名前について

 テュラーク王国の名前は、[ファーストネーム]・[家名]となる。

 身分での差はない。



 ◆ ◆ ◆ ◆



5. 玄王亀



◎ アノーム

 玄王亀の雄。成体。五百歳くらい。

 漆黒の甲羅。殆ど黒の皮膚。

 アゼルフ共和国の中央山地、プロトス山の下に棲んでいる。

 シノブ達が訪れたとき、父のプロトスから聞いたアスレア海で魔力が薄い場所を教える。シノブは、そこが謎の海神の居場所だと推測する。



◎ ターサ

 玄王亀の雌。成体。アノームの(つがい)。四百十数歳。

 漆黒の甲羅。殆ど黒の皮膚。



◎ シューナ

 名前のみ登場。

 玄王亀の雄。成体。アノームとターサの子。二百数歳。

 数年前に成体になり、アノーム達の棲家(すみか)から北東の方向に向けて旅立った。



 ◆ ◆ ◆ ◆



6. 歴史上の人物



◎ ガヴリドル

 キルーシの二代目の国王。碩学。歴史を纏めさせた。

 創世暦800年ごろの人物。ガヴリドル一世とも呼ばれる。

 ルボジェクの先祖を追放した。



◎ ヴァルーナ

 「093 登場人物27(第20章前半)」にてカーフス王国の豹姫として紹介。

 豹の獣人。アルバン王国の存在する地にかつてあったカーフス王国の姫。

 創世暦500年代、大商人ルバーシュと同時代の人物。ルバーシュが惚れたらしい。

 後にルバーシュが相談役を務めた国王は、彼女の孫。

 ヴァルーナは創世暦550年ごろまで存命だったらしい。



◎ カウリオス

 大商人ルバーシュとなったエルフ、ルバイオスの曽祖父。

 創世暦300年ごろの人物。妻や子、そして仲間と共に『南から来た男』ヴラディズフに囚われる。

 子のアレイオス、ルバイオスの祖父は朱潜鳳の赤子ロークと共に脱出に成功し、大砂漠へと逃れた。

 アレイオスは、後に故郷であるアゼルフ共和国に戻り天寿を全うする。

 しかしカウリオスや妻、そして仲間はロークとアレイオスを逃がすために全滅した模様。



◎ プロトス

 第一世代の玄王亀の雄。アゼルフ共和国の中央山地にいた。

 創世のときにアムテリアが創造した第一世代の一頭。最初から成体である二百歳以上として誕生したため、おそらく二百年ほど前には没したと思われる(玄王亀を含む超越種の寿命は千年程度)。

 創世から百年程度は同地方に住む人間、つまりエルフとも交流した。しかし神々や眷属が地上を去ったとき、彼も同じように離れた場所から人間の成長を見守ることにした。



※シノブがこの世界に来たのは創世暦1000年。



 ◆ ◆ ◆ ◆



7. 神々



◎ ヤム

 「090 登場人物26(第19章)」にて「謎の海神」として紹介。

 古代オリエントで信仰された海神ヤムらしき存在。

 アスレア地方の南の海、アスレア海に潜んでいた。

 創世暦280年ごろか少し前に、バアルなどと共にアムテリアの守護する惑星に侵入したと思われる。

 地球でアムテリアと同系統の神に出会い、アムテリア達から発見されない術を体得した模様。そのため神々や眷属が捜索しているにも関わらず、発見できなかった。

 シノブ達により倒され消滅する。



 ◆ ◆ ◆ ◆



8. 21章の登場人物



◎ エスポワール・ド・セリュジエ

 人族。ベルレアン伯爵コルネーユの第四子で次男。第二夫人ブリジットの息子。

 創世暦1001年11月1日誕生。銀髪に近いアッシュブロンド、緑の瞳。

 五ヶ月ほど前に生まれた兄のアヴニールと同様にアムテリアの祝福を授かっており、極めて優秀な才能を持つらしい。もっとも現在は生後間もないため、知るのはごく一部の者のみ。

 愛称は「エスくん」「エスちゃん」などになるらしい。



◎ リヒト・ド・アマノ (天野(あまの)理人(りひと)

 人族。シノブとシャルロットの第一子で長男。

 創世暦1001年11月5日誕生。金髪碧眼、瞳は青灰色に近い。

 アヴニールやエスポワールと同様にアムテリアの祝福を授かっており、極めて優秀な才能を持つらしい。もっとも現在は生後間もないため、知るのはごく一部の者のみ。

 愛称は「リヒくん」「リヒちゃん」などになるらしい。


2017/03/14登場人物追記:

 対象範囲を「第20章後半」から「第20章後半と第21章」に変更し、リヒト・ド・アマノとエスポワール・ド・セリュジエに関する説明を追加。

 同時にサブタイトルを「095 登場人物28(第20章後半・第21章)」に変更。


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