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089 アマノ王国の王宮や王都

 ここではアマノ王国の王宮や王都で明らかになっているものを記します。



◎ 紹介する項目


 1. 宮殿全体および王都

 2. 大宮殿

 3. 小宮殿

 4. その他



 ◆ ◆ ◆ ◆



1. 宮殿全体および王都


 名称『白陽宮』。帝国時代は『黒雷宮』と呼ばれた。

 宮殿全体の敷地は600m×600mくらい。王都アマノシュタットの中央に存在する。

 全ての建物が白い石に作り変えられ『白陽宮』と名を変える。

 建物の中は、暖を取るための魔道具も充分に配され、冬場でも快適な温度に保たれる(これは帝国時代からの設備)。



・王都アマノシュタットについて

 帝国時代の帝都ベーリングラード。

 人口9万人。大よそ円形で直径5km近い。

 中央に中央区、外周に北区、南区、東区、西区が存在する。

 東西南北に城門があり、そこから中央に大通りが伸びている。中央区の真ん中で十字に交差。

 大通りが十字に交差している場所は中央区の大広場で、時計塔がある。また、周囲の四区にも同様の広場と時計塔がある。


 中央区は大よそ円形。面積は全体の三割程度。直径2km少々。

 中央区の大広場の北西が『白陽宮』、北東が大神殿で大神殿の東隣が治療院。南西は政庁や大使館など、南東は軍本部や軍関連。

 それらの周囲は貴族、騎士、従士の住まいなど各種の公館、その他国の施設。

 造幣局の工場、軍の工房や魔道具製造所などは中央区の北の一角に纏められている。


 周囲の四区は、東西が商業設備、南北は職人街や工場が多い。ただし、いずれも住宅はある。

 マネッリ商会やボドワン商会のアマノシュタット支店は、西区の大通り沿い中央寄りにある。


 王都の近郊には軍の大演習場がある。


 王都の守護隊は二千四百名。そのうち四百名は宮殿を警護する部隊。

 他は、中央区、北区、南区、東区、西区に四百人ずつ。

 人員の数や配置は帝国時代も同様。治安維持、雇用維持の観点から同規模となった模様。


 各区は、八小隊(十人)一組の一中隊(八十人)、それが五中隊の一大隊(四百人)で守護する。

 なお、各中隊単位でシフト勤務している。そのため通常同時に配置されるのは五分の一、つまり一区あたり八十人。ただし勤務時間の重複があるため、多くの時間帯は倍が勤務している。

 小隊の配置は城門が2、その他城壁が2、区内警備が4。



・アマノ王国の国旗(紋章)

 下に向けた大剣、その柄に輪が被さる。背景は大きな円、周囲を小さな六個の円が囲む。その左右、右が竜で左が虎。

 地は白。大小の円は黄色(金色)。輪、剣身は白(白銀)。


 大剣は光の大剣、輪は光の額冠、大きな円は光の盾(光鏡)およびアムテリア、小さな円は光の首飾り(光弾)および従属神を意味する。



 ◆ ◆ ◆ ◆



2. 大宮殿


 『白陽宮』にある、国王や宰相が政務を執る一番大きな建物。

 一階は多少地面より床が高い。1m以上はある。

 帝国時代は大帝殿と呼ばれた。



・『天空の間』

 謁見の間。二階にある。旧帝国時代も同じ用途で使われていた。

 アムテリアに由来する名前。


・宰相の控えの間(宰相の執務室)

 『天空の間』の近くにある。二階にある。

 旧帝国時代も同じ用途で使われていた。


・国王の区画

 『天空の間』の近くにある。二階にある。

 旧帝国時代も同じ用途で使われていた。また旧帝国時代は、区画内の礼拝堂に地下へと続く隠し部屋があった。


・国王の執務室

 国王の区画にある。


・閣議の間

 国王の区画に隣接している。朝議などをする。


・ヴルムの間

 『天空の間』を別にしたら宮殿でも最上級の格の広間。二階にある。


・リントの間

 『天空の間』を別にしたら宮殿でも最上級の格の広間。二階にある。

 ヴルムの間と対となる広間。


・『闇の間』

 国中の書籍を集めた書庫と閲覧室。ただし、禁書とされるものばかり。

 一般にはどこにあるか知らされていない。本編では未出。

 ニュテスに由来する名前。


・『叡智の間』

 国中の書籍を集めた書庫と閲覧室。一般に公開出来るもの。三階にある。本編では未出。

 サジェールに由来する名前。


・『紅玉の間』

 戦などを議論する密談の広間。三階にある。

 ポヴォールに由来する名前。


・『金剛の間』

 大宴会用の広間の一つ。軍の関係など、主に男性主催の催しに使われる。一階にある。

 テッラに由来する名前。


・『瑠璃の間』

 大宴会用の広間の一つ。婦人の集まりなど、主に女性主催の催しに使われる。一階にある。

 デューネに由来する名前。


・『翡翠の間』

 大宴会用の広間の一つ。食事などに使われる。一階にある。

 アルフールに由来する名前。



 ◆ ◆ ◆ ◆



3. 小宮殿


 『白陽宮』にある、王族が住む場所。『大宮殿』とは回廊で繋がっている。

 帝国時代は小帝殿と呼ばれた。



・シャルロットの居室

 二階にある。シノブの居室でもある。

 シノブとシャルロットの寝室、アミィの寝室は居室を挟んで左右にある。

 控えの間、キッチン、風呂などを備えた一区画が丸ごとある。非常に豪勢なマンションのようなもので、多数の部屋が区画内にある。


・ミュリエルの居室

 二階にある。シャルロットと同じで、区画ごと専用のものが存在する。


・セレスティーヌの居室

 二階にある。シャルロットと同じで、区画ごと専用のものが存在する。


・『陽だまりの間』

 王家の私的な場。家族のみの食事などに使われる。

 『小宮殿』の部屋は、原則として太陽や光に関係する名を付ける。


・『永日(えいじつ)の間』

 内々で使うサロン。


・『入り日の間』

 王家の私的な場。内々の晩餐などに使われる。



 ◆ ◆ ◆ ◆



4. その他


 『白陽宮』にある、その他の施設。



・迎賓館群

 十棟存在する。

 『大宮殿』とは回廊で繋がっている。『小宮殿』の反対側。

 宝石に因む名が付けられている。『○○の館』の形式。現在のところ、藍玉、翠玉、蒼玉が本編で描写されている。

 帝国時代は帝都に来た伯爵達が泊まっていた。


・創世の聖堂

 岩竜の長老ヴルムと番のリントが造った場所。転移の神像がある。

 半球状の建物で、内部にはヴルムとリントが造った様々な動物の石像もある。


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