088 地図13(東域の西南部)
以下の情報は、「19章23話」までで触れられたものです。
該当話をお読みになってからご覧になることをお奨めします。
以下に掲載する地図はおおよそのイメージです。
ゲームのマップ風に作成しているので、実際の地形や縮尺とは若干異なります。
なるべく設定の地形や位置間隔に合わせていますが、「だいたいこんな感じ」とお考え下さい。
◎ 地図の見方
黒い破線は、国境線を意味します。
◎ 地形について
山脈(灰色のもの)は、人の行き来ができない高山です。ごく一部の例外を除いて、山越えは不可能であり、軍の移動などはできません。
山地(茶色のもの)は、険しい山地ですので、移動が困難です。原則として道を作りません。
◎ 東域(アスレア地方)の西南部の国家
・大砂漠
オアシスに遊牧民が僅かに住む程度。
高緯度にも関わらず砂漠となっている理由は不明(大砂漠の北端で北緯54度、南端で北緯42度くらい)。
・アマズーン湾
大砂漠が終わった辺りに近い、大きな湾。
・エレビア半島
大砂漠が終わった辺りに近い、大きな湾(アマズーン湾)の西側の小さな半島。
・アズル半島
大砂漠が終わった辺りに近い、大きな湾(アマズーン湾)を挟んで南側の大きな半島(アズル半島の南端で北緯31度くらい)。
・リムノ島
どこの国家の土地でもないらしい。
・アスレア海
東域の南の海。
◆ ◆ ◆ ◆
◎キルーシ王国
人族と獣人族の国。
建国、およそ二百年前。正確には創世暦795年(現在が創世暦1001年)。
・キルーシ王家(判明している情報のみ)
現国王ガヴリドル。王太子はいる。娘は複数。
娘の一人、ヴァサーナという王女は十代前半だと思われる。
・王都キルーイヴ
アマノ王国の諜報員が潜伏し、情報収集した(19章12話)。
王立図書館がある。
・都市ヴォースチ
『南から来た男』が残した転移の地下遺跡が近くのディリャネの丘にあった(19章14話)。
ヴォースチは、シノブが姿を消して魔力を探った。それ以前に、アマノ王国の諜報員も訪れている。
・キルーシ地方の歴史
創世暦300年ごろ
『南から来た男』がキルーシ地方に訪れ、混乱期に入る。
創世暦350年ごろ
ヴァルーシ王国が建国。
『南から来た男』との戦いで最も活躍した家系がヴァルーシ王家。
創世暦450年ごろ
ヴァルーシ王国が三つに分裂。混乱期。
最後の王の王太子(エレビア家)、次男の王子(キルーシ家)、王弟(ガザール家)の三派が争う。
創世暦500年ごろ
ガザール王国(ガザール家)が誕生。
創世暦700年ごろ
混乱期。
創世暦795年
キルーシ王国が誕生。
そのころ、エレビア家は南西の半島(現在のエレビア半島)に脱出。
◆ ◆ ◆ ◆
◎エレビア王国
人族と獣人族の国。半島の小さな国だが、航路的には重要と思われる。
二百年ほど前にエレビア一族が移住、それから混乱期に入る。
創世暦852年にエレビア一族が半島を纏め、エレビア王国が誕生する。
・エレビア王家
国王ズビネク、王太子シターシュ、第二王子リョマノフ。
国王には妃が二人、シターシュには妻が一人、リョマノフは独身。
リョマノフには同腹の姉がいる。
先王と彼の妃二人は存命。
・王都エレビス
エレビア半島の東側。シノブ達が空からアマノ号で王宮に降りる(19章21話)。
人口1万8千人。
エウレア地方の都市ほど、しっかりした区分けは無い。他の都市も同じ。
王宮、中央にある。
・都市ペルヴェン
エレビア半島の西側。東域探検船団がアスレア地方で初めて寄港した場所(19章17話)。
人口1万3千人。
東域探検船団が初めて寄港した際の太守、先代国王の三男マカーコフ。ただし、直後に失脚。
・都市ヤングラト
エレビア半島の先端、南東部。19章23話までだと、話に上がるのみ。
人口1万人。
太守、先代国王の次男ラジミール。
◆ ◆ ◆ ◆
◎アゼルフ共和国
エルフの国。遥か昔から存在する。
◎アルバン王国
人族と獣人族の国。歴史は三百年ほど。
『南から来た男』は、ここからキルーシ地方に渡ったらしい。
◎西メーリャ王国
ドワーフの国。
◎スキュタール王国
人族と獣人族の国。
西メーリャ王国の東(右)の国名が入っていない箇所。
◎テュラーク王国
人族と獣人族の国。
キルーシ王国の東(右)の国名が入っていない箇所。
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※関連地図
・メリエンヌ王国周辺
「011 地図1(メリエンヌ王国周辺)」「043 地図4(メリエンヌ王国周辺 都市名入り)」に掲載。
・エウレア地方全体(アマノ王国成立前)
「032 地図2(エウレア地方の国々)」に掲載。
・ベルレアン伯爵領・王領・フライユ伯爵領の拡大図
「041 地図3(ベルレアン伯爵領・王領・フライユ伯爵領)」に掲載。
・ベーリンゲン帝国(現在のアマノ王国)
「046 地図5(ベーリンゲン帝国・西部~中央部 都市名入り)」に掲載。
・メリエンヌ王国南部およびカンビーニ王国
「054 地図6(マリアン伯爵領周辺・カンビーニ王国・シュドメル海)」に掲載。
・ガルゴン王国およびアルマン王国
「065 地図7(ガルゴン王国・アルマン王国)」に掲載。
・エウレア地方全体(アマノ王国成立後)
「071 地図8(エウレア地方の国々・アマノ王国建国後)」に掲載。
・アマノ王国およびデルフィナ共和国
「072 地図9(アマノ王国・デルフィナ共和国)」に掲載。
・エウレア地方と周辺
「073 地図10(エウレア地方・東域および南方大陸の一部)」に掲載。
・アマノ王国・第一期街道開通後
「075 地図11(アマノ王国・第一期街道開通後)」に掲載。
・東域(アスレア地方)
「084 地図12(東域の国家)」に掲載。




