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073 地図10(エウレア地方・東域および南方大陸の一部)

 ここではエウレア地方の全体と東域および南方大陸の一部を含む地図を掲載します。

 なお、アマノ王国は創世暦1001年6月1日に建国しました。


 以下に掲載する地図はおおよそのイメージです。

 ゲームのマップ風に作成しているので、実際の地形や縮尺とは若干異なります。

 なるべく設定の地形や位置間隔に合わせていますが、「だいたいこんな感じ」とお考え下さい。



◎ 地図の見方

 黒い破線は、エウレア地方と他の境界線を意味します。紫の破線は、国境線を意味します。


 アマノ王国の各領地の境界に設置された壁状のものは、領の境を示したものです。実際には踏破困難な山地となっており、人工物の境界は存在しません。

 メリエンヌ王国の各領地の境界に設置された壁状のものは、領の境を示したものです。実際には国内の境界に城壁はありません(木で作った柵程度は、場所によってあるかもしれません)。



◎ 地形について

 山脈(灰色のもの)は、人の行き来ができない高山です。ごく一部の例外を除いて、山越えは不可能であり、軍の移動などはできません。

 山地(茶色のもの)は、険しい山地ですので、移動が困難です。国土全体が山地であるアマノ王国やヴォーリ連合国以外は、原則として道を作りません。


 濃い緑色は森、薄い緑色は草原もしくは普通の土地です。

 薄茶色は砂漠です。


 海のうち、濃い青の部分は魔獣が多い海域です。通常は航海を避けます。進入した場合、高い確率で巨大な海生魔獣に襲われ船が沈みます。



◎ 広域図(エウレア地方・東域および南方大陸の一部)

挿絵(By みてみん)


 地図の南端は赤道より上、地球で言えばサハラ砂漠の南端くらい。北緯で言えば15度くらい。

 東西はおおよそアフリカ大陸の西端から東端に相当する場所。西はアフリカ大陸の西端とほぼ同じくらい。東はユーラシア大陸で言えばカスピ海辺りまで。

 北端は北海やバルト海に相当する位置まで。北緯55度くらいまで。


・地球との主な違い

 ヨーロッパ大陸の西部(エウレア地方)が地球より真っ直ぐ東西に伸びている。北欧、スカンジナビア半島に相当する陸地が存在しない。

 地中海(メディテラ海)が広大で東端に陸地が存在しない。

 アフリカ大陸(南方大陸)の北部が海になっている。

 黒海が比較的小さい。カスピ海が存在しない。

 ユーラシア大陸はアナトリア半島の南側から陸地が無く、海になっている。中東に相当する部分が殆ど存在しない。



 ◆ ◆ ◆ ◆



 以下では図中で示した場所について記します。



◎シュドメル海

 ガルゴン王国、メリエンヌ王国、カンビーニ王国の間にある湾状の海。


 11章20話で、シノブ達がメリエンヌ王国の南方海軍の旗艦メレーヌ号に乗って数時間の航海を楽しむ(メリエンヌ王国の港湾都市ブリュニョンの近海)。

 その他13章のカンビーニ王国訪問、14章のガルゴン王国訪問で幾度か描写される。



◎エメール海

 カンビーニ王国、メリエンヌ王国、デルフィナ共和国の間にある湾状の海。

 作中での描写は無い。



◎メディテラ海

 エウレア地方の南海岸から南方大陸の北海岸の間に広がる大洋。南北は2000km以上ある。東西は4000km近い。大半が魔獣の海域であり、エウレア地方の人々は北側のごく一部しか知らない。

 東域や南方大陸で何と呼ばれているかは不明。


 14章34話から35話でガルゴン王国の近海が描写される(ガルゴン王国の海竜の試練やアルマン王国の偽装商船拿捕)。



◎ルシオン海

 エウレア地方や南方大陸の西に広がる大海。遥か向こうにはアメリカ大陸に相当する陸地があると思われるが、エウレア地方の人々は知らない(エウレア地方の人々は、近海しか航海していない)。


 14章から16章のアルマン王国との戦いで度々描写される。



◎海竜の島

 海竜レヴィとイアスの棲家(すみか)がある島。海竜の子リタンの棲家(すみか)でもある。

 島の近くは竜の棲家(すみか)としての結界に守られているから魔獣はいない。そのため岸に近い辺りでは遊泳も可能。


 12章2話から5話にかけてシノブ達が赴く。リタンがシノブの下で暮らすようになってからは、転移の神像を経由してリタンや他の子竜、光翔虎の子フェイニーが行き来することもある。



◎海竜の航路

 海竜の長老ヴォロスと(つがい)のウーロが魔獣の海域を切り開いて作った航路。ガルゴン王国、メリエンヌ王国、カンビーニ王国の間にあるシュドメル海から真っ直ぐ南に向かって伸びる。

 竜の狩場と同様な結界を造り、外部からの魔獣の侵入を防ぐと同時に、内部から魔獣を追い出したもの。


 13章23話から24話でカンビーニ王国の王と王太子がヴォロスとウーロの試練を乗り越える。その結果、ヴォロス達は航路の作成を約束する。

 その後14章34話でガルゴン王国の王と王太子が同じ試練を乗り越える。17章の時点までに航路は完成したと思われる。

 17章22話から24話の建国式典終了後、カンビーニ王国とガルゴン王国は共同の探検船団を南方大陸に向けて送る。



◎南方大陸

 地球のアフリカ大陸に相当する陸地。

 カンビーニ王国やガルゴン王国の船乗りで南方大陸に到達した者達はいるが、成功例は極めて稀で伝説的な偉業という扱い。詳しいことは殆ど判っていないが、往復に成功すれば大金持ちになれるような珍品が手に入るという。


 下記、現在のエウレア地方での南方大陸に関する認識。王族や貴族のような知識階級も下記程度で、一般の民は南方大陸についての知識を殆ど持っていない。

 黒い肌の人が住んでいる。

 海竜のように首が長い動物が陸にいる。長い足で高さは岩竜や炎竜にも並ぶ。

 団扇のように大きな耳と管のように長い鼻を持った動物がいる。これも竜や光翔虎のように大きい。



◎東域

 地球の東欧より東に相当する地域。

 ベーリンゲン帝国の皇帝や重臣の先祖は、650年以上前に東域のどこかから来たという。エウレア地方の者が東域と行き来したという記録は存在しない。

 エウレア地方との境に近い辺りは砂漠。砂漠の中は僅かに存在する水場に集落があるだけ。エウレア地方との境界の山脈の麓には羊飼い達が少し住む。

 砂漠の向こうには国があるが、現在のところエウレア地方に来るほどの者はいないらしい。



 ◆ ◆ ◆ ◆



※関連地理情報

 それぞれの国についての説明は「003 地名1(エウレア地方の国々)」に記載。

 メリエンヌ王国内についての説明は下記に記載。


 「004 地名2(メリエンヌ王国)」

 「024 地名4(メリエンヌ王国・その2)」

 「036 地名5(王都メリエ)」

 「038 地名6(フライユ伯爵領)」



※関連地図

・メリエンヌ王国周辺

 「011 地図1(メリエンヌ王国周辺)」「043 地図4(メリエンヌ王国周辺 都市名入り)」に掲載。


・エウレア地方全体(アマノ王国成立前)

 「032 地図2(エウレア地方の国々)」に掲載。


・ベルレアン伯爵領・王領・フライユ伯爵領の拡大図

 「041 地図3(ベルレアン伯爵領・王領・フライユ伯爵領)」に掲載。


・ベーリンゲン帝国(現在のアマノ王国)

 「046 地図5(ベーリンゲン帝国・西部~中央部 都市名入り)」に掲載。


・メリエンヌ王国南部およびカンビーニ王国

 「054 地図6(マリアン伯爵領周辺・カンビーニ王国・シュドメル海)」に掲載。


・ガルゴン王国およびアルマン王国

 「065 地図7(ガルゴン王国・アルマン王国)」に掲載。


・エウレア地方全体(アマノ王国成立後)

 「071 地図8(エウレア地方の国々・アマノ王国建国後)」に掲載。


・アマノ王国およびデルフィナ共和国

 「072 地図9(アマノ王国・デルフィナ共和国)」に掲載。


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