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068 登場人物22(第16章)

 ここでは16章で登場した人々を紹介します。

 16章39話までお読みになってからご覧になることをお奨めします。



◎ 紹介する項目


 1. 地球

 2. ヤマト王国

 3. アルマン王国

 4. 竜と光翔虎

 5. 歴史上の人物

 6. 神々



 ◆ ◆ ◆ ◆



1. 地球



天野(あまの)絵美(えみ)

 シノブの実妹。地球の日本に住んでいる。14歳。中学二年生。ダンス部に所属。

 黒髪。濃い茶色の瞳。髪は長く伸ばし、左右で纏めることが多い。

 中学二年生にしては若干小柄。細身だが俊敏そう。身長150cmくらい。

 日本に転移したシノブを、両親の待つ家へと連れて行く。



天野(あまの)勝吾(しょうご)

 シノブの実父。地球の日本に住んでいる。40代後半。会社員。

 元のシノブに似たような顔の気遣い溢れた人物。身長171cmくらい。

 会社のことはあまり子供達には話さないが、役職はあるらしい。

 趣味は車とカメラ。

 日本に転移したシノブを車で九州の神域に送り届ける。



天野(あまの)千穂(ちほ)

 シノブの実母。地球の日本に住んでいる。40代半ば。専業主婦。

 絵美と同じで小柄でほっそりとした女性。穏やかな性格。身長158cmくらい。

 料理が得意。夫の影響で運転も得意。

 日本に転移したシノブを車で九州の神域に送り届ける。



天野(あまの)(まさる)

 シノブの祖父。故人。三年前に死去。

 時代劇が大好きで歴史好き。シノブが歴史に興味を持つようになったのは、彼の影響。

 (まさる)の妻は、絵美が生まれる前に死去した。そのためシノブもあまり覚えていない。



◎ 由美

 絵美の友人。14歳。中学二年生。

 絵美を含む友人と共にイベントに行き、その帰りにシノブと出会う。



 ◆ ◆ ◆ ◆



2. ヤマト王国



大和(やまと)健琉(たける) (ヤマト・タケル)

 人族。ヤマト王国の第二王子。15歳。

 黒髪、濃い茶色の瞳。黒目がち。身長158cmくらい。身長はヤマト王国の同年代の女性並み。

 ヤマト王国では姓が先に来る。そのため、ヤマトが姓でタケルが名前。

 クマソ王家との仲を取り持つため、彼らの領地である筑紫(つくし)の島にやってきた。そして島の中央にある神域の近くでシノブと出会う。

 魔力が多く、ヤマト大王家に伝わる魔力譲渡や強力な活性化などの秘術を修めている。



武部(たけべ)伊久沙(いくさ) (タケベ・イクサ)

 大和(やまと)健琉(たける)の従者の一人。20代後半の男性。

 一番大柄。従者のリーダー格。主に太刀を使って戦う。



倉部(くらべ)文手(ふみて) (クラベ・フミテ)

 人族。大和(やまと)健琉(たける)の従者の一人。20代後半の男性。

 内政官。体格は普通。副リーダー格。



神部(かんべ)穂乃男(ほのお) (カンベ・ホノオ)

 人族。大和(やまと)健琉(たける)の従者の一人。20代半ばの男性。

 魔術師。火属性が得意。体格は普通。理知的な顔。



神部(かんべ)巫武気(ふぶき) (カンベ・フブキ)

 人族。大和(やまと)健琉(たける)の従者の一人。20代半ばの男性。

 魔術師。水属性、特に氷が得意。体格は普通。理知的な顔。

 穂乃男(ほのお)の弟。



倉部(くらべ)弓手(ゆみて) (クラベ・ユミテ)

 人族。大和(やまと)健琉(たける)の従者の一人。20代前半の男性。

 弓の名人。体格は少し大きめ。文手(ふみて)の弟。



大和(やまと)(いつき) (ヤマト・イツキ)

 人族。大和(やまと)健琉(たける)の叔母。当代のヤマト姫。

 ヤマト姫は巫女の(おさ)で、ヤマト大王家の王女で最も神の加護が強い者が就任する。

 本編では未登場。



熊祖(くまそ)武流(たける) (クマソ・タケル)

 熊の獣人。筑紫(つくし)の島の王。40歳前後の男性。

 茶色の髪、濃い茶色の瞳。厳つい顔。身長2mくらい。他の獣人よりかなり大きい。

 クマソ王宮に現れた大和(やまと)健琉(たける)に、交渉の場に着く条件として竜退治を持ち出す。


 ヤマト王国の国土は日本に酷似しており、筑紫(つくし)の島は九州に相当する場所。

 国全体を率いるのはヤマト大王家で、大王家の三つの王家が従っている。大王家が本州の中国地方から関東地方に相当する地域、東北、九州、四国に当たる場所をそれぞれ別の王家が統治する。



熊祖(くまそ)刃矢人(はやと) (クマソ・ハヤト)

 熊の獣人。筑紫(つくし)の島の王太子。18歳。

 熊祖(くまそ)武流(たける)の息子。優秀な武人。身長2mくらい。

 茶色の髪、濃い茶色の瞳。厳つい顔。父親並みの大男だが、体型は少しスマート。

 大和(やまと)健琉(たける)と決闘する。



熊祖(くまそ)刃矢女(はやめ) (クマソ・ハヤメ)

 熊の獣人。熊祖(くまそ)武流(たける)の娘。13歳。

 兄の刃矢人(はやと)によれば美人らしい。

 本編では未登場。



川見(かわみ)弟武(おとたけ) (カワミ・オトタケ)

 熊の獣人。クマソ王家の重臣。50歳前後。カワミ家はクマソ王家の分家。

 霧の山の辺りを含む一帯を任されている代官だが、息子(20代後半)を現地に代理して派遣し、本人はクマソ王宮で王の側近をしている。

 王位の奪取を企んでいた。



川見(かわみ)弟彦(おとひこ) (カワミ・オトヒコ)

 熊の獣人。川見(かわみ)弟武(おとたけ)の息子。20代後半。

 霧の山で大和(やまと)健琉(たける)の一行を襲う。



疾使(はやし) (ハヤシ)

 狼の獣人。カワミ家の家臣。20代後半の男性。

 案内役として大和(やまと)健琉(たける)に同行し霧の山に赴く。



宜使(よろし) (ヨロシ)

 狐の獣人。カワミ家の家臣。20代後半の男性。

 案内役として大和(やまと)健琉(たける)に同行し霧の山に赴く。

 魔苦異大蛇(まくいおろち)を操る。



 ◆ ◆ ◆ ◆



3. アルマン王国



◎ ジェイラス・ブロアート

 「067 登場人物21(第15章)」でも紹介。

 人族。ベイリアル公爵。現アルマン国王の又従兄弟。40歳前後。

 茶色の髪に青い瞳。外見は国王や王太子とも共通点が多い。

 魔力は多く魔術も得意だが、武人としても充分な鍛錬はしている。

 シャルロットやシメオンの説得でアルマン王国から離脱し、アマノ同盟の支援を受けベイリアル公国を建国、ブロアート島を纏め上げる。



◎ ダレルアス・ミルッカーズ

 アルマン王国の大神官。老人。白髪に白く長い髭。

 ベイリアル公国の主となったベイリアル公爵を祝福しにブロアート島に現れる。



◎ ラルレンス・ヴィーンブル

 人族。ジールトン伯爵。40歳前後。

 第一王妃メリザベスの兄。西の纏め役。国王派。

 ジェリール・マクドロンにより隷属の魔道具で支配されたが、国王と妹により解放される。その後は、国王を旗頭に元の王政を取り戻そうとする。



 ◆ ◆ ◆ ◆



4. 竜と光翔虎



◎ ヴィン

 嵐竜の雄。二百数十歳。

 ヤマト王国の遥か南の孤島を主な棲家(すみか)とするが、そこを中心に広範囲の空を飛翔しながら暮らしている。嵐竜は各地に小規模な狩場を設ける。霧の山(筑紫(つくし)の島の南部の山)にあるのは、小規模な狩場の一つ。

 カワミ家の陰謀で村々を荒らす竜とされたが、シノブ達や大和(やまと)健琉(たける)により、濡れ衣は晴らされる。



◎ マナス

 嵐竜の雌。二百数十歳。ヴィンの(つがい)

 ヴィンや息子のラーカと共に登場、後に家族と共にシェロノワに来る。



◎ ラーカ

 嵐竜の雄。1歳。ヴィンとマナスの子供。

 シノブの魔力を気に入ったことと、両親が他の竜の下を巡り異神への警戒を呼びかけるため、当面シェロノワで暮らすことになる。



◎ フォーズ

 光翔虎の雄。九百歳を越える。

 (つがい)と世界を放浪しているらしい。

 パーフ(五百数十歳の雌)とフォージ(四百歳の雄)の父。シャンジーとフェイニーの祖父に当たる。

 シャンジーがフォージの息子、フェイニーがパーフの娘。

 本編では未登場。


 およそ六百年前、森の女神アルフールの命を受け、デルフィナ共和国を建国したエルフの英雄デルフィナに、(つがい)と共に試練を与えた。



◎ パージェ

 光翔虎の雌。八百歳を越える。フォーズの(つがい)

 (つがい)と世界を放浪しているらしい。

 パーフとフォージの母で、シャンジーとフェイニーの祖母に当たる。

 本編では未登場。



 ◆ ◆ ◆ ◆



5. 歴史上の人物



◎ ヴェルネーユ・ド・セリュジエ

 創世暦400年代中盤から創世暦500年代前半の人物。

 第二代ベルレアン伯爵。創世暦442年に誕生、創世暦475年に爵位を継ぐ。

 創世暦475年は第二代国王アルフォンス一世が即位した年。

 ヴェルネーユは、アルフォンス一世が王太子の頃を含め共に活躍した。



※シノブがこの世界に来たのは創世暦1000年。



 ◆ ◆ ◆ ◆



6. 神々



◎ アムテリア

 「001 登場人物1(プロローグ~第2章)」でも紹介。

 異世界のとある星全体を司る女神。惑星を整え、従属神や眷属、全ての生き物を創造した。

 ヤマト王国では『大日女神(おおひめがみ)』という別称で呼ばれる。



◎ ニュテス

 アムテリアの従属神。闇の神(男性神)。夜や鎮魂を司る。

 従属神の序列では長子とされる(従属神は上から四男、その下に二女)。

 なお、形式的に長子から末子までの序列があるが、実際には創世時にアムテリアが全ての従属神を同時に誕生させたため、年齢に差は無い。

 アムテリアが地球に転移したシノブと神々の御紋を通して話しかけたとき、会話に加わる。



◎ サジェール

 アムテリアの従属神。知恵の神(男性神)。人族を慈しみ、特に守護する。

 従属神の序列ではニュテスに次ぎ第二子とされる。

 シノブが筑紫(つくし)の島の神域に転移の神像を造る許可をアムテリアに求めたとき、神々の御紋での会話に加わる。

 ヤマト王国では『思意貴子(おもいのみこ)』という別称で呼ばれる。



◎ ポヴォール

 アムテリアの従属神。戦いの神(男性神)。獣人族を慈しみ、特に守護する。戦士にも信奉者が多い。

 従属神の序列ではサジェールに次ぎ第三子とされる。

 シノブが筑紫(つくし)の島の神域に転移の神像を造る許可をアムテリアに求めたとき、神々の御紋での会話に加わる。

 ヤマト王国では『多力貴子(たぢからのみこ)』という別称で呼ばれる。



◎ テッラ

 アムテリアの従属神。大地の神(男性神)。ドワーフを慈しみ、特に守護する。

 従属神の序列ではポヴォールに次ぎ第四子とされる。

 アムテリアが地球に転移したシノブと神々の御紋を通して話しかけたとき、会話に加わる。なお、シノブが出現した地球の神社はテッラと縁のあるところらしい。

 ヤマト王国では『大土貴子(おおつちのみこ)』という別称で呼ばれる。



◎ デューネ

 アムテリアの従属神。海の女神。海を含む水に関連したものを司る。船乗りに信奉者が多い。

 従属神の序列ではテッラに次ぎ第五子とされる。

 島国であるアルマン王国にも縁がある。そのため、ブロアート島の都市ベイリアルの大神殿でシノブとアミィが祈りを捧げたとき、アムテリアとの思念での会話に加わる。



◎ アルフール

 「067 登場人物21(第15章)」でも紹介。

 アムテリアの従属神。森の女神。エルフを慈しみ、特に守護する。

 従属神の序列では、末子とされる。

 新たにアムテリアの子とされたシノブを大層可愛がり、シノブが筑紫(つくし)の島の神域に訪れた際には姿も現す。


2016/06/15登場人物追記:

 対象範囲を16章前半から16章全体に変更し、ラルレンス・ヴィーンブル(ジールトン伯爵)に関する説明を追加。

 同時にサブタイトルを「068 登場人物22(第16章)」に変更。


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