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067 登場人物21(第15章)

 ここでは15章で登場した人々を紹介します。

 15章38話までお読みになってからご覧になることをお奨めします。



◎ 紹介する項目

 1. メリエンヌ王国

 2. ドワーフ(ヴォーリ連合国)

 3. デルフィナ共和国

 4. 光翔虎

 5. アルマン王国

 6. 歴史上の人物

 7. 神々



 ◆ ◆ ◆ ◆



1. メリエンヌ王国



◎ ジェレッサ・ラシュレー

 「066 登場人物20(第14章)」でも紹介。

 フライユ伯爵領の領都守護隊の本部隊長ジェレミー・ラシュレーの娘。

 人族。琥珀色の瞳。栗色の髪。5歳。

 ミュリエルの側付きになる。開設した学校の幼年部にも週何回か通っている。

 ラシュレー家には他にジェレミーの妻エルミーヌと3歳の息子ジュリアンがいる。



◎ エルミーヌ・ラシュレー

 人族。ジェレミーの妻。濃い茶色の瞳。栗色の髪。20代半ば。

 ジェレッサの補助もあるため、ミュリエルの侍女の一人を務めている。

 後述のヴィエンヌやヴァネットの母も同様。



◎ ヴィエンヌ・ルジェール

 「066 登場人物20(第14章)」でも紹介。

 フライユ伯爵家の侍従ヴィル・ルジェールの娘。

 人族。7歳。栗色の髪、緑の瞳。

 ミュリエルの側付きになる。開設した学校の幼年部にも週何回か通っている。

 シノブの従者見習いを務めるロジェ・ルジェールは兄。



◎ ヴァネット・ガリエ

 「066 登場人物20(第14章)」でも紹介。

 フライユ伯爵領の領都守護隊の中隊長バリスト・ガリエの娘。

 人族。茶色の髪、琥珀色の瞳。6歳。

 ミュリエルの側付きになる。開設した学校の幼年部にも週何回か通っている。



◎ ロカレナ・デ・モンタルベラ

 「066 登場人物20(第14章)」でも紹介。

 虎の獣人。ガルゴン王国のムルレンセ伯爵の嫡男フェルテオの娘。5歳。

 駐メリエンヌ王国大使の息子ナタリオ・デ・バルセロと婚約している。

 留学し、ミュリエルの側付きになる。開設した学校の幼年部にも週何回か通っている。



◎ オスヴァルト・フォン・シェスターク

 旧帝国の宰相メッテルヴィッツ侯爵の孫息子。両親、祖父母は既にいない。

 濃いブロンド、碧の瞳。5歳。

 シャルロットの側付きとなったマリアローゼの弟。

 開設した学校の幼年部で学んでいる。ジェレッサ達とは違い、学校の宿舎で生活している。



◎ ジルムント・フォン・アンブローシュ

 旧帝国のアンブローシュ子爵の息子。両親、祖父母は既にいない。

 栗色の髪。灰色の瞳。4歳。

 シャルロットの側付きとなったマヌエラの弟。

 開設した学校の幼年部で学んでいる。オスヴァルトと同様に、学校の宿舎で生活している。



 ◆ ◆ ◆ ◆



2. ドワーフ(ヴォーリ連合国)



◎ イルモ・ラウリ・ブラヴァ

 「066 登場人物20(第14章)」でも紹介。

 ブラヴァ族のドワーフ。武器職人。40歳前後。

 濃い茶色の目、黒い髪と髭。浅黒い肌。

 アルマン王国の偽装商船の大型弩砲(バリスタ)を造った一人。

 アルマン王国に捕らわれていた。都市オールズリッジの軍港の地下工場から救出される。



◎ ヴィヒト・イルモ・ブラヴァ

 「066 登場人物20(第14章)」でも紹介。

 ブラヴァ族のドワーフ。武器職人。イルモの息子。16歳。

 アルマン王国に捕らわれていた。最初に救い出された十人の一人。



◎ メーリ・イルモ・ブラヴァ

 ブラヴァ族のドワーフ。イルモの娘。ヴィヒトの妹。11歳。

 濃い茶色の目、濃い茶色の髪。浅黒い肌(男ほど濃くはない)。

 アルバーノがアルマン王国の王都アルマックで軍本部から助け出した。



◎ サイラ・ラウリ・ブラヴァ

 ブラヴァ族のドワーフ。イルモの妻。30代後半。

 アルマン王国の北のブロアート島にあるカルウィッチという町の近くで救出される。



◎ ラウリ・トゥロ・ブラヴァ

 ブラヴァ族のドワーフ。イルモの父。60代前半

 アルマン王国に捕らわれていた。都市オールズリッジの軍港の地下工場から救出される。



◎ セニヤ・トゥロ・ブラヴァ

 ブラヴァ族のドワーフ。イルモの母。60歳前後。

 アルマン王国の北のブロアート島にあるカルウィッチという町の近くで救出される。

 本編には名前は出ていない。



※ドワーフの名前について

 ドワーフの名前は、[ファーストネーム]・[父親のファーストネーム]・[支族名]となる。

 嫁入りや婿入りをした場合「父親のファーストネーム」は相手の家のものになる。支族名も同様。

 身分での差はない。



 ◆ ◆ ◆ ◆



3. デルフィナ共和国



◎ エイレーネ・ソフロニア・レアンドラ

 金髪碧眼。白髪に近い薄い金色の髪。ストレート。

 メリーナとファリオスの祖母。180歳を超えている。アレクサ族の(おさ)。人間でいうと50代前半。

 六人の族長の中で最年少。

 終わりの見えない族長会議を憂い、巫女の託宣の実施を提議する。



◎ アヴェティ・エイレーネ・ソフロニア

 「053 登場人物19(第13章)」でも紹介。

 金髪碧眼。薄い金色の髪。ストレート。

 メリーナとファリオスの母。110歳を超えている。人間で言えば30代半ば。

 アレクサ族の族長であるエイレーネの娘で、彼女の補佐をしている。

 エイレーネの補佐として族長会議に赴く。



◎ メリーナ・アヴェティ・エイレーネ

 エルフの女性。デルフィナ共和国からの使者。

 30代後半。人間で言えば17歳くらいに相当。身長167cmくらい。

 薄い金色のストレートの髪。緑の瞳。

 一番西の集落、アレクサから来た。祖母がアレクサ族の(おさ)

 現在は、兄のファリオスや従姉妹のフィレネとフライユ伯爵領に滞在中。

 族長会議の決議により巫女の託宣に参加。



◎ マデリネ・ティファニア・エイレーネ

 メリーナの従姉妹でフィレネの妹。22歳。人間でいえば13歳。

 エイレーネ達のお付きとして族長会議に随行する。



◎ ソフロニア・レアンドラ・ミルスィニ

 金髪碧眼。白髪に近い薄い金色の髪。ストレート。

 メリーナの曾祖母。250歳を超えている。アレクサ族の長老衆の一人。人間でいうと70歳前後。

 エイレーネの補佐として族長会議に赴く。その後、フライユ伯爵領にも訪問する。



◎ ソティオス・エイレーネ・ソフロニア

 「053 登場人物19(第13章)」でも紹介。

 金髪碧眼。薄い金色の髪。肩までのストレート。

 メリーナの父。110歳を超えている。人間で言えば30代半ば。

 腕の良い狩人で、アレクサ族で一番の弓の達人。

 フライユ伯爵領に仲間を率いてやってくる。その後、蒸気船にも同乗し、イヴァール達とルシオン海での海戦に赴く。



◎ フェオドラ・メラニア・パラスケヴィ

 デルフィナ共和国の族長の一人。



◎ パルテニエ・サフィラ・テオドシア

 デルフィナ共和国の長老の一人。



◎ ゼフィラ・メランタ・カッサンドレ

 デルフィナ共和国の族長の一人。



※エルフの名前について

 エルフの名前は、[ファーストネーム]・[母親のファーストネーム]・[祖母のファーストネーム]となる。

 母系社会であり、婿入りをした男性は、妻の[母親のファーストネーム]・[祖母のファーストネーム]に改姓する。

 身分での差はない。



 ◆ ◆ ◆ ◆



4. 光翔虎



◎ フォージ

 「066 登場人物20(第14章)」でも紹介。

 デルフィナ共和国に住む光翔虎の雄。およそ四百歳。

 フェイニーの母パーフの弟。

 シノブ達と出会った後、デルフィナ共和国を中心に帝国の残党への警戒をする。



◎ リーフ

 「066 登場人物20(第14章)」でも紹介。

 デルフィナ共和国に住む光翔虎の雌。三百数十歳。

 フォージの(つがい)

 フォージと同様に、デルフィナ共和国を中心に帝国の残党への警戒をする。



◎ シャンジー

 「066 登場人物20(第14章)」でも紹介。

 デルフィナ共和国に住む光翔虎の雄。百歳くらい。

 フォージとリーフの子供。フェイニーの従兄弟にあたる。

 シノブとの決闘に負け彼の弟分になり、シェロノワへと付いてくる。以後、子竜やフェイニーを守ったり、アルマン王国に潜入したりと様々に働く。

 お調子者か、性格なのか、独特の思念を発する。



◎ フェイジー

 15章末の時点で未登場。

 光翔虎の雄。バージとパーフの子。三百歳くらい。どこかを放浪中。

 百年くらい生まれた地に戻っていないため、妹のフェイニーも会ったことがない。



 ◆ ◆ ◆ ◆



5. アルマン王国



◎ ジェドラーズ五世

 「066 登場人物20(第14章)」でも紹介。

 アルマン王国の国王。21代目。人族。30代後半。

 茶色の髪に青い瞳。身長178cmくらい。

 正式な名はジェドラーズ・アルマン。

 魔力が多く魔術の才能もあるが、政治はあまり得意でない模様。

 軍務卿ジェリール・マクドロンのクーデターにより、退位させられる。

 その後、グレゴマンの下に送られ、異神の依り代となる。



◎ ロバーティン三世

 「066 登場人物20(第14章)」でも紹介。

 アルマン王国の先代国王。20代目。人族。60代前半。

 白髪混じりの茶色の髪に青い瞳。身長176cmくらい。

 閣僚を纏めきれない息子を苦々しく思っているらしい。

 魔力が多く魔術の才能もある。

 ジェドラーズ五世と同じくグレゴマンの下に送られ、異神の依り代となる。



◎ メリザベス・アルマン

 アルマン王国の第一王妃。人族。30代半ば。金髪碧眼。身長166cmくらい。

 派手っぽい性格とそれに相応しい華やかな外見。音楽好き。

 魔力が多く魔術の才能もある。

 ジェドラーズ五世と同じくグレゴマンの下に送られ、異神の依り代となる。



◎ マーテリン・アルマン

 アルマン王国の第二王妃。人族。30代半ば。赤毛に青い瞳。身長165cmくらい。

 第一王妃よりは少し控えめな外見。知的な感じがする。内面も知的。音楽好き。

 魔力が多く魔術の才能もある。

 ジェドラーズ五世と同じくグレゴマンの下に送られ、異神の依り代となる。



◎ ロドリアム・アルマン

 アルマン王国の王太子。人族。19歳。茶色の髪に青い瞳。身長179cmくらい。

 メリザベスの息子。音楽はまあまあ好き。

 魔力が多く魔術の才能もある。

 軍務卿のクーデターの後、『隷属の首飾り』を着けられ傀儡となった模様。



◎ ポーレンス・アルマン

 アルマン王国の王太子妃。人族。16歳。金髪碧眼。身長164cmくらい。

 穏やかで優しそうな人。音楽好き。

 軍務卿のクーデターの後、『隷属の首飾り』を着けられ傀儡となった模様。



◎ アデレシア・アルマン

 アルマン王国の王女。人族。14歳。赤毛に青い瞳。身長160cmくらい。

 マーテリンの娘。小柄で細身。年齢の割には、しっかりした性格。音楽好き。

 魔力が多く魔術の才能もある。

 軍務卿のクーデターの直後、シノブ達に救われて脱出する。



◎ ジェイラス・ブロアート

 15章末の時点で未登場。

 ベイリアル公爵。現国王の又従兄弟。



◎ グレゴマン・ボルンディーン

 「066 登場人物20(第14章)」でも紹介。

 人族。身長185cmくらい。黒い髪、茶色の瞳。19歳。

 アルマン王国の隠し港に現れた帝国の残党。正体はベーリンゲン帝国の皇帝の次男、ディーンボルン公爵グリゴムール。

 類稀なる魔術の使い手。神の眷属であるホリィを窮地に陥れるくらい。

 アルマン島の西の廃城の地下でシノブと戦うが、敗北し死亡。



◎ ジェリール・マクドロン

 「066 登場人物20(第14章)」でも紹介。

 人族。アルマン王国の軍務卿。40代前半。軍務卿になって数年。

 茶色の髪に青い瞳。細面。鼻の下には髭がある。

 王家の遠縁。先代国王の妹がマクドロン家に嫁いだ。ジェリールはその子。つまり、国王とは従兄弟になる。国王よりは年上。マクドロン子爵家は代々軍務卿を務める名家。

 第一夫人ナディリアを失ってから、厭世的になったらしい。クーデターを起こし国王を退位させ、総統となりアルマン王国を手中にする。



◎ ウェズリード・マクドロン

 人族。ジェリールの長男。23歳。身長190cmくらい。

 茶色の髪に青い瞳。軍人としては優秀。しかし、冷たく人を人とも思わない性格。

 ナディリアの息子。

 王女アデレシアとの婚約話が持ち上がっているが、性格のせいか彼女に嫌われている。



◎ ナディリア・マクドロン

 人族。ジェリールの第一夫人。生きていれば40歳くらい。数年前に死没。

 治癒魔術の名手だったが、国王の治療の際に命を落とす。それ以降、ジェリールの考えが変わる。



◎ ルーヴィア・マクドロン

 人族。ジェリールの第二夫人。30歳前後。

 黒髪、濃い茶色の瞳。色白の肌。

 本名は、ルーヴェナ・フォン・ヴィンターニッツ。ベーリンゲン帝国の特務隊長ローラント・フォン・ヴィンターニッツの妹。

 アルバーノに倒され死亡するが、グレゴマンの外法(げほう)により異神の依り代となり、シノブ達との戦いに加わる。



◎ ヴァーガン・ギレッグズ

 人族。商務卿。子爵。58歳。白髪混じりの茶色の髪に青い瞳。身長174cmくらい。

 先王と年齢や容姿が似ているから、囮役に選ばれる。

 人により態度を変える、すぐ手の平を返すなどの行動から、周囲には嫌われている。

 シノブ達の手により囮役から解放された後、シメオンに悪事を暴かれ投獄される。



◎ エメライン・セルデン

 人族。王女アデレシア付きの女騎士。王女の警護責任者。20歳前後。

 栗色の髪に青い瞳。閣僚に近い家柄の娘。子爵家。父が内務次官。

 軍務卿のクーデターの直後、アデレシアと共にシノブ達に救われて脱出する。



◎ クレスロン・セルデン

 エメラインの父。人族。内務次官。子爵。40歳前後。茶色の髪に青い瞳。身長180cmくらい。

 ほっそりした感じ。あまり筋肉は多くない。

 王と年齢や容姿が似ているから、囮役に選ばれる。

 シノブ達の手により囮役から解放された後、王女アデレシアの補佐役になる。



◎ エメレシア・セルデン

 エメラインの母。人族。内務次官セルデン子爵の妻。30代後半。

 金髪碧眼。身長165cmくらい。華やかな外見。

 第一王妃と年齢や容姿が似ているから、囮役に選ばれる。

 シノブ達の手により囮役から解放された後、王女アデレシアの補佐役になる。



◎ ジュランドル・カティートン

 軍使を運んだ艦隊の司令。40代後半。子爵。

 『隷属の首飾り』で操られていた。シメオン達により捕縛され、メリエンヌ王国へと送られる。



◎ スコディス・マクリンズ

 軍使。外務次官。40代前半。子爵。

 軍使を終えて帰還した後、マクドロン親子に拘束されたらしい。



◎ アデミア・マクリンズ

 外務次官マクリンズ子爵の妻。人族。36歳。赤毛に青い瞳。身長164cmくらい。知的な感じ。

 第二王妃と年齢や容姿が似ているから、囮役に選ばれる。

 シノブ達の手により囮役から解放された後、王女アデレシアの補佐役になる。



◎ モルヴィン・パリーヴズ

 軍使の副官。30代。

 軍使を終えて帰還した後、マクドロン親子に拘束されたらしい。



◎ カレッドロン・ケールランド

 軍務卿の部下。クーデターのとき王宮『金剛宮』の制圧に加わる。



◎ ギャリパート・マードカム

 軍務卿の部下。クーデターのとき王宮『金剛宮』の制圧に加わる。



◎ ゲオンド・ベウエルズ

 名前のみ登場。魔術局次長。



◎ アルレヴァー・ロールウィン

 名前のみ登場。軍務卿の腹心の一人。



◎ アレックス・ガンダー

 アルバーノ・イナーリオが王都アルマックの潜入時に使った偽名。

 港町の酒場などで情報収集する。



◎ ファル・コンジー

 ファルージュ・ルビウスが王都アルマックの潜入時に使った偽名。

 港町の酒場などで情報収集する。



◎ ケイト

 港町の酒場女。アルバーノやファルージュに色々教える。



◎ メグ

 港町の酒場女。アルバーノやファルージュに色々教える。



◎ ジョン・ビートル

 アルバーノが王都アルマックの潜入時に使った偽名。

 役柄はビートル一家の長男で、家族で営むビートル楽団の座長。

 宿の酒場や王宮『金剛宮』で演奏をする。



◎ ポール・ビートル

 シノブが王都アルマックの潜入時に使った偽名。

 役柄はビートル一家の次男。

 宿の酒場や王宮『金剛宮』で演奏をする。



◎ ジョージ・ビートル

 ファルージュが王都アルマックの潜入時に使った偽名。

 役柄はビートル一家の三男。

 宿の酒場や王宮『金剛宮』で演奏をする。



◎ リンダ・ビートル

 アミィが王都アルマックの潜入時に使った偽名。

 役柄はビートル一家の末っ子で長女。

 宿の酒場や王宮『金剛宮』で演奏をする。



◎ クライヴ・ウィットモア

 名前のみ登場。

 ウィットモア子爵。アルベルダム伯爵の弟。

 シノブ達が潜入したときに偽造した招待状に名を借りた。



◎ グヴァルト

 魔道具技師の一人。故人らしい。

 都市オールズリッジの軍港の地下工場の魔道具技師達が噂していた。



 ◆ ◆ ◆ ◆



6. 歴史上の人物



◎ デルフィナ・アンゲラ・デルフィネ

 創世暦400年代を生きた人物。

 エルフ。現在のデルフィナ共和国に当たる地域を纏め建国した女性。

 建国は創世暦405年だが、長命なエルフであるため創世暦400年代を中心に200年から300年を生きたと思われる。



◎ クリソナ

 創世暦400年代の人物。

 デルフィナ共和国の聖人。金鵄(きんし)族だったらしい。女性として伝わっている。



◎ ハーヴィリス一世

 「066 登場人物20(第14章)」でも紹介。

 創世暦400年代の人物。

 人族。アルマン王国の初代国王。正式な名はハーヴィリス・アルマン。

 並外れて優れた魔術師であり、更に部族で一番の船乗り。

 現在で言う王都アルマックを支配するアルマン家の嫡男として、創世暦410年に生まれた。

 26歳のときに聖人と出会った。その後、創世暦443年頃に聖人と共に海峡の大渦に潜む大海蛇の群れを退治した。創世暦450年にアルマン王国を建てる。



◎ シャーキー・ホワイト

 創世暦400年代の人物。

 アルマン王国の聖人。ハーヴィリス一世と共にアルマン王国の建国に尽力する。

 正体は白鰐(しろわに)族。海の眷属で本来の外見はサメに近い。



◎ ジェリックス・ブロアート

 「066 登場人物20(第14章)」でも紹介。

 創世暦400年代の人物。

 人族。アルマン王国の建国に寄与し、初代ベイリアル公爵となる。

 ハーヴィリス一世の弟。ブロアート家に婿入りした。



◎ ハーヴィリス四世

 創世暦900年代の人物。

 故人。アルマン王国の先々代国王。彼の妹がマクドロン家に嫁いだ。

 創世暦980年代には没している。



※シノブがこの世界に来たのは創世暦1000年。



 ◆ ◆ ◆ ◆



7. 神々



◎ アルフール

 アムテリアの従属神。森の女神。エルフを慈しみ、特に守護する。

 アムテリアの従属神では、末っ子にあたる(従属神は上から四男、その下に二女)。

 なお、形式的に長子から末子までの序列があるが、実際には創世時にアムテリアが全ての従属神を同時に誕生させたため、年齢に差は無い。

 新たにアムテリアの子とされたシノブを大層可愛がり、姉と呼ぶように命ずる。



◎ バアル

 「052 登場人物18(第12章)」でも紹介。

 古代オリエントで信仰された嵐や雷の神バアルらしき存在。

 右手で矛のようなものを振りかざし、左手に稲妻のようなものを握った神像で表現される。

 アルマン王国では、国王ジェドラーズ五世に憑依する。



◎ アナト

 古代オリエントで信仰された女神アナトらしき存在。

 アルマン王国では、バアルの従属神として第一王妃メリザベスに憑依する。



◎ アスタルト

 古代オリエントで信仰された女神アスタルトらしき存在。

 アルマン王国では、バアルの従属神として第二王妃マーテリンに憑依する。



◎ ダゴン

 古代オリエントで信仰された海神ダゴンらしき存在。

 アルマン王国では、バアルの従属神として先王ロバーティン三世に憑依する。


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