060 主要登場人物の再紹介(13章末時点のその他のメリエンヌ王国伯爵家)
ここでは主要登場人物を再度紹介します。
13章末までお読みになってからご覧になることをお奨めします。
なお、シノブが異世界のアムテリアの管理する惑星に行った日が、向こうの暦で創世暦1000年8月1日、13章末の時点が創世暦1001年3月25日です。
また、名前は基本的に13章末の時点のものです。
◎ 紹介する項目
1. ポワズール伯爵家
アンドレ・ド・メレス
オノリーヌ・ド・メレス
セドリック・ド・メレス
セドローム・ド・メレス
バベット・ド・メレス
2. マリアン伯爵家
アリトゥス・ド・ジュラック
ブリュノ・ド・ジュラック
グレース・ド・ジュラック
その他家族
3. エリュアール伯爵家
デュスタール・ド・ラガルディーニ
ジョルジェット・ド・ラガルディーニ
その他家族
4. ボーモン伯爵家
マルセル・ド・バダンテール
オレリア・ド・バダンテール
ディオン・ド・バダンテール
その他家族
5. ラコスト伯爵家
レオドール・ド・ロセル
クロティル・ド・ロセル
その他家族
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・メリエンヌ王国周辺地図
「043 地図4(メリエンヌ王国周辺 都市名入り)」から転載しました。
図中の番号などについては、そちらを参照してください。
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1. ポワズール伯爵家
領地はベルレアン伯爵領の西隣。西海岸のルシオン海に面している。外交上手な一族。
西の島国アルマン王国との窓口を担当する。アルマン王国はメリエンヌ王国と昔から不仲だが、大規模な戦いになるほど深刻な間柄でもない。そのため、外交能力に優れた初代がこの地を担当することとなった。
ベーリンゲン帝国との戦争は遠方であり沿岸警備もあるため関わることはない。
◎ アンドレ・ド・メレス
「052 登場人物18(第12章)」でも紹介。
人族。ポワズール伯爵。40代半ば。
妹のオデットが国王アルフォンス七世の第二夫人でセレスティーヌの母。
先代ベルレアン伯爵の妻マリーズの甥。
王女の成人式典(創世暦1000年12月5日)、ミュリエルの誕生パーティー(創世暦1001年3月3日)には妻子と共に参加した。その他、描写は無いが新年の式典や、神殿での転移が可能となった後の王都での式典には出席している。
14章でシノブ達が領地に訪れる。
◎ オノリーヌ・ド・メレス
「052 登場人物18(第12章)」でも紹介。
人族。ポワズール伯爵の妻。40代前半。エリュアール伯爵の姉。
◎ セドリック・ド・メレス
「052 登場人物18(第12章)」でも紹介。
人族。ポワズール伯爵の嫡男。13歳。
シャルロットやミュリエルとは又従兄弟。
◎ セドローム・ド・メレス
人族。先代ポワズール伯爵。70歳を超えている。
セレスティーヌの祖父、第二王妃オデットの父。
ラコスト伯爵の妻クロティルの父。クロティルの娘はエリュアール伯爵の妻ジョルジェット。
先代ベルレアン伯爵の妻であるマリーズの兄。
◎ バベット・ド・メレス
人族。先代ポワズール伯爵の妻。60歳を超えている。先々代テルミート侯爵の娘。
セレスティーヌの祖母、第二王妃オデットの母。
ラコスト伯爵の妻クロティルの母。
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2. マリアン伯爵家
全員「053 登場人物19(第13章)」でも紹介。
領地はメリエンヌ王国南部、王領の東南の隣。商売が得意。
南隣はカンビーニ王国。カンビーニ王国はメリエンヌ王国と友好関係にあり、昔から大規模な交易が行われている。そのため商才に富んだ初代がこの地を担当することとなった。
ベーリンゲン帝国との戦争は遠方であり沿岸警備や国境警備もあるため関わることはない。
◎ アリトゥス・ド・ジュラック
人族。マリアン伯爵。50歳前後。
風格がある。少し重々しい感じ。七伯爵では最年長。
妹のラシーヌが王太子テオドールの母。
娘のオルタンスは前フライユ伯爵クレメンの長男グラシアンの妻。
ベルレアン伯爵領やフライユ伯爵領と接していないため、シノブと会う機会は殆ど無かった。
描写は無いが王女の成人式典(創世暦1000年12月5日)、新年の式典、神殿での転移が可能となった後の王都での式典には出席している。
13章でシノブ達が領地に訪れ、そこで初めて描写される。
◎ ブリュノ・ド・ジュラック
人族。マリアン伯爵の嫡男。母はパメラ。30歳前後。結婚して四年目。父と同じく商売には熱心。
王太子テオドールとは従兄弟。
シノブがカンビーニ王国に訪問する際に、妻のグレースと共に案内役を勤める。
◎ グレース・ド・ジュラック
人族。マリアン伯爵の嫡男ブリュノの妻。19歳。
ボーモン伯爵の娘。ラコスト伯爵の姪でもある。
・その他家族
パメラ(人族。アリトゥスの妻。40代後半)
ブランシュ(人族。ブリュノとグレースの娘。2歳)
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3. エリュアール伯爵家
全員「052 登場人物18(第12章)」でも紹介。
領地はフライユ伯爵領の南隣。エルフの国であるデルフィナ共和国が東側に隣接。デルフィナ共和国とはほとんど交流がないので実入りが少ない。農業・漁業を頑張っている。
初代が弓の達人だったため、弓がお家芸。それもあり、弓術名人の多いデルフィナ共和国と隣接する地を担当することとなった。
デルフィナ共和国とは争いがないが一応は国境警備に兵を割いている。そのため、ベーリンゲン帝国との戦争では後方での補給や国内の治安維持などで支援し、前線に出ることはない。
◎ デュスタール・ド・ラガルディーニ
人族。エリュアール伯爵。30歳前。
1年前に父親が急逝し、爵位を継ぐ。まだ不慣れ。真面目な人。
姉オノリーヌはポワズール伯爵の妻でセドリックの母。
先代国王の妻メレーヌは伯母。メレーヌはベルレアン伯爵の第一夫人カトリーヌとアシャール公爵(登場時・今は先代)ベランジェの母。
王女の成人式典(創世暦1000年12月5日)、シノブの誕生パーティー(創世暦1001年2月14日)、ミュリエルの誕生パーティー(創世暦1001年3月3日)には妻子と共に参加した。その他、描写は無いが新年の式典や、神殿での転移が可能となった後の王都での式典には出席している。
13章でシノブ達が領地に訪れる。
◎ ジョルジェット・ド・ラガルディーニ
人族。エリュアール伯爵の妻。20歳。ラコスト伯爵の娘。
・その他家族
アナベル(人族。デュスタールの母。60歳前後)
ジスレーヌ(人族。デュスタールとジョルジェットの娘。3歳)
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4. ボーモン伯爵家
全員「047 登場人物15(第10章後半)」でも紹介。
領地は内陸で王領の東隣。ベルレアン伯爵領と南側で接している。伯爵領では面積が小さいほう。他国とは接していない。初代は文官系の人で、そのため内陸の領地となった。
ベーリンゲン帝国との戦争でも後方での補給や国内の治安維持を担当することが殆ど。
◎ マルセル・ド・バダンテール
人族。ボーモン伯爵。40歳前後。
ベルレアン伯爵と年も近いし仲も良い。内政家としては堅実で順当な感じ。
第一夫人オレリアはベルレアン伯爵の妹。姉のアンジェリクは前フライユ伯爵クレメンの妻。
第二夫人エステルとの娘グレースはマリアン伯爵の継嗣ブリュノの妻。
王女の成人式典(創世暦1000年12月5日)、シノブの誕生パーティー(創世暦1001年2月14日)、ミュリエルの誕生パーティー(創世暦1001年3月3日)には妻子と共に参加した。その他、描写は無いが新年の式典や、神殿での転移が可能となった後の王都での式典には出席している。
具体的な描写は無いが、8章後半でシノブ達がフライユ伯爵領から王都に帰還する際に、ボーモン伯爵領の領都に立ち寄っている。
◎ オレリア・ド・バダンテール
人族。ボーモン伯爵の第一夫人。30代後半。
先代ベルレアン伯爵アンリの第二子。ベルレアン伯爵の妹。
◎ ディオン・ド・バダンテール
人族。ボーモン伯爵の嫡男。母はオレリア。10歳。
シャルロットやミュリエルの従兄弟。
・その他家族
エステル(人族。マルセルの妻。30代半ば)
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5. ラコスト伯爵家
領地は内陸で東寄り。ボーモン伯爵領の東、フライユ伯爵領の南西。伯爵領では面積が小さいほう。他国とは接していない。初代は文官系の人で、そのため内陸の領地となった。
ベーリンゲン帝国との戦争でも後方での補給や国内の治安維持を担当することが殆ど。
◎ レオドール・ド・ロセル
「047 登場人物15(第10章後半)」でも紹介。
人族。ラコスト伯爵。40代半ば。内政が得意。
先代国王の妻エリーズは伯母。娘のジョルジェットはエリュアール伯爵の妻。
先代ビューレル子爵の妻フェリシテは叔母。フェリシテはシメオンの祖母。
王女の成人式典(創世暦1000年12月5日)、シノブの誕生パーティー(創世暦1001年2月14日)、ミュリエルの誕生パーティー(創世暦1001年3月3日)には妻子と共に参加した。その他、描写は無いが新年の式典や、神殿での転移が可能となった後の王都での式典には出席している。
具体的な描写は無いが、8章後半でシノブ達がフライユ伯爵領から王都に帰還する際に、ラコスト伯爵領の領都に立ち寄っている。
◎ クロティル・ド・ロセル
人族。ラコスト伯爵の妻。30代後半。ポワズール伯爵の妹。
娘のジョルジェットは、エリュアール伯爵の妻。
・その他家族
エルワン(人族。レオドールとクロティルの息子。7歳)
ナルミール(人族。レオドールの父。70歳前後)
ユゲット(人族。レオドールの母。60代半ば)




