059 主要登場人物の再紹介(13章末時点のメリエンヌ王家と公爵家)
ここでは主要登場人物を再度紹介します。
13章末までお読みになってからご覧になることをお奨めします。
なお、シノブがアムテリアの管理する異世界に行った日が、向こうの暦で創世暦1000年8月1日、13章末の時点が創世暦1001年3月25日です。
また、名前は基本的に13章末の時点のものです。
◎ 紹介する項目
1. メリエンヌ王家
アルフォンス七世
ラシーヌ・ド・メリエンヌ
オデット・ド・メリエンヌ
テオドール・ド・メリエンヌ
ソレンヌ・ド・メリエンヌ
エクトル六世
エリーズ・ド・メリエンヌ
メレーヌ・ド・メリエンヌ
セレスティーヌ・ド・メリエンヌ
2. アシャール公爵家
ベランジェ・ド・ルクレール
アンジェ・ド・ルクレール
レナエル・ド・ルクレール
アルベリク・ド・ルクレール
アリエット・ド・ルクレール
3. オベール公爵家
クロヴィス・ド・サレイユ
リュクレース・ド・サレイユ
オロール・ド・サレイユ
オディロン・ド・サレイユ
イアサント・ド・サレイユ
ドリアーヌ・ド・サレイユ
4. シュラール公爵家
ヴァレリー・ド・ヴェルレーヌ
ディアーヌ・ド・ヴェルレーヌ
シビーユ・ド・ヴェルレーヌ
リュクペール・ド・ヴェルレーヌ
シャンタル・ド・ヴェルレーヌ
◆ ◆ ◆ ◆
1. メリエンヌ王家
全員「017 登場人物6(第6章・王家とアシャール公爵家)」でも紹介。
・メリエンヌ王国 王家 家系図
図は創世暦1000年8月時点の状態(公爵家は当主のみ)。
◎ アルフォンス七世
人族。メリエンヌ王国国王。20代目。40代後半。
ベルレアン伯爵の第一夫人カトリーヌの異母兄。治世はちょうど10年目。
創世暦1000年11月、王宮でシノブと会う。王家に伝わる伝説やシノブの業績などから、シノブやアミィを常人ではないと察した模様。娘のセレスティーヌをシノブに接近させたいようだが、特別な存在と判断したシノブに強要することは悪手と判断しているらしい。
その後、創世暦1000年12月のベーリンゲン帝国との国境での戦い(ガルック平原の会戦)では、王太子テオドールを旗頭として送り出し、その守りとしてシノブの従軍を希望する。
基本的には王都メリエから離れることは無い。今のところ王都やその近辺を離れたのは、創世暦1001年2月頭にフライユ伯爵領の北の高地に赴き岩竜達と語り合った件と、創世暦1001年3月3日のミュリエルの誕生パーティーのみ。
◎ ラシーヌ・ド・メリエンヌ
人族。メリエンヌ王国の第一王妃。40歳前後。
マリアン伯爵の妹。
◎ オデット・ド・メリエンヌ
人族。メリエンヌ王国の第二王妃。30代後半。
ポワズール伯爵の妹。
◎ テオドール・ド・メリエンヌ
人族。メリエンヌ王国の王太子。嫡男。20代半ば。
人当たりが良さそう。
第一王妃ラシーヌの息子。シャルロットとは従兄弟になる。
創世暦1000年11月、王宮でシノブと会う。
その後、創世暦1000年12月のベーリンゲン帝国との国境での戦い(ガルック平原の会戦)には全軍の副将として加わった。ただし旗頭として都市グラージュに置いた総司令部に滞在し、前線に出ることはなかった。
王都に住んではいるが、魔法の家の転移や神殿での転移が可能となった後は、王家代表としてフライユ伯爵領の領都シェロノワに訪れるようになった。シノブの誕生パーティー(創世暦1001年2月14日)、ミュリエルの誕生パーティー(創世暦1001年3月3日)などには妻と共に参加。
◎ ソレンヌ・ド・メリエンヌ
人族。テオドールの妻。20歳前後。
ドーミエ侯爵の娘。少し控えめ。
シノブの誕生日の後、シェロノワに滞在している間(創世暦1001年2月中旬)に、第一子の懐妊が判明。13章末の時点では妊娠中。創世暦1001年10月頃に出産の予定。
◎ エクトル六世
人族。メリエンヌ王国、先代国王。19代目。
ベルレアン伯爵の第一夫人カトリーヌの父。
◎ エリーズ・ド・メリエンヌ
人族。メリエンヌ王国の先王妃(第一夫人)。
先代ラコスト伯爵の姉。
◎ メレーヌ・ド・メリエンヌ
人族。メリエンヌ王国の先王妃(第二夫人)。
先代エリュアール伯爵の姉。カトリーヌの母。
◎ セレスティーヌ・ド・メリエンヌ
「055 主要登場人物の再紹介(13章末時点のフライユ伯爵家)」で紹介。
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2.アシャール公爵家
全員「017 登場人物6(第6章・王家とアシャール公爵家)」でも紹介。
・アシャール公爵家 家系図
図は創世暦1000年8月時点の状態。
創世暦1001年2月20日に代替わりし、アルベリクが公爵になる。
◎ ベランジェ・ド・ルクレール
人族。登場時はアシャール公爵。40代半ば。現国王の異母弟が、当主になった。
カトリーヌの実兄。突飛な発言が多いが、能力は高いし人望もある。
アシャール公爵は都市アシャールの領主。都市アシャールは、王都メリエの北、ベルレアン伯爵領の都市アデラールの南。
作中で示されたことは無いが、東方陸軍元帥。ただし、本人は元帥と呼ばれることを嫌っている。軍服の正装が嫌いらしい。
創世暦1000年11月に王都メリエに赴くシノブ達と会う。
その後、創世暦1000年12月のベーリンゲン帝国との国境での戦い(ガルック平原の会戦)に全軍を主将として率い、前線にも出る。
その後、翌1月半ばまで、フライユ伯爵領の領都シェロノワに暫定統治者として滞在するが、フライユ伯爵となったシノブがシェロノワに来て間もなく、自領に戻る。その際、シノブに第二代国王アルフォンス一世の遺宝『光の大剣』を渡す。
創世暦1001年2月以降の帝国との戦いには指揮官の一人として加わる。帝国のメグレンブルク伯爵領を攻略した後(創世暦1001年2月20日)に、爵位を息子アルベリクに譲り東方守護副将軍となる。以後、旧帝国領の統治や帝国攻略に力を注ぐ。
◎ アンジェ・ド・ルクレール
人族。ベランジェの第一夫人。40歳前後。エチエンヌ侯爵の異母妹。
娘のユリアーヌはフレモン侯爵の嫡男トヴィアスの妻。
◎ レナエル・ド・ルクレール
人族。ベランジェの第二夫人。40歳前後。ドーミエ侯爵の妹。
娘のリュディヴィはエチエンヌ侯爵の嫡男シーラスの妻。子供も居る。
シノブが初めて都市アシャールを訪問した時(創世暦1000年11月上旬)に、第二子の懐妊が判明。13章末の時点では妊娠中。創世暦1001年6月頃に出産の予定。
◎ アルベリク・ド・ルクレール
人族。ベランジェの嫡男。20代半ば。
陽気な青年。あまり裏表なさそうな人。
ベーリンゲン帝国のメグレンブルク伯爵領を攻略した後(創世暦1001年2月20日)に、父から爵位を譲られアシャール公爵となる。
◎ アリエット・ド・ルクレール
人族。アルベリクの妻。17歳。エチエンヌ侯爵の娘。大人しい感じ。
アルベリクとは祖母が違う従姉妹。アルベリクの母方の祖父が先代エチエンヌ侯爵で、現エチエンヌ侯爵とアルベリクの母アンジェは、異母兄妹。
シノブが都市アシャールで光の大剣を得た時(創世暦1001年1月中旬)に、第一子の懐妊が判明。13章末の時点では妊娠中。創世暦1001年8月頃に出産の予定。
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3.オベール公爵家
全員「051 登場人物17(第11章後半)」でも紹介。
◎ クロヴィス・ド・サレイユ
人族。オベール公爵。40歳前後。南方海軍元帥。
現国王の弟が、先代オベール公爵の娘リュクレースと結婚し、当主になった。軍人っぽい。
都市オベールの領主。都市オベールは、王領東南の町。南海岸の港町の北。
創世暦1001年2月に、シノブに第二代国王アルフォンス一世の遺宝『光の首飾り』を渡す。
◎ リュクレース・ド・サレイユ
人族。オベール公爵の第一夫人。40歳前後。
先代オベール公爵の娘。落ち着いた感じの女性。
◎ オロール・ド・サレイユ
人族。オベール公爵の第二夫人。30代後半。
エチエンヌ侯爵の妹。シーラスやイポリートの叔母。
◎ オディロン・ド・サレイユ
人族。オベール公爵の嫡男。20代前半。身長190cmくらい。
快活な青年。軍人っぽい。
◎ イアサント・ド・サレイユ
人族。オディロンの妻。ギャルドン侯爵の娘。16歳。
◎ ドリアーヌ・ド・サレイユ
人族。オベール公爵の娘。16歳。
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4. シュラール公爵家
全員「051 登場人物17(第11章後半)」でも紹介。
◎ ヴァレリー・ド・ヴェルレーヌ
人族。シュラール公爵。40歳前後。西方海軍元帥。
父は先代国王エクトル六世の弟。武術は得意ではない。
都市シュラールの領主。都市シュラールは、王都メリエの西。西海岸の港町の東。
創世暦1001年2月に、シノブに第二代国王アルフォンス一世の遺宝『光の盾』を渡す。
◎ ディアーヌ・ド・ヴェルレーヌ
人族。シュラール公爵の第一夫人。30代後半。
テルミート侯爵の妹。娘のポリーヌはテルミート侯爵の嫡男アウールの妻。
◎ シビーユ・ド・ヴェルレーヌ
人族。シュラール公爵の第二夫人。30代半ば。
フレモン侯爵の妹。長女のドロテはドーミエ侯爵の嫡男ミスカールの妻。
◎ リュクペール・ド・ヴェルレーヌ
人族。先代シュラール公爵。穏やかな老人。文官っぽい。
14章では、シノブが作った学校の校長に就任する(まだ開校はしていない)。
◎ シャンタル・ド・ヴェルレーヌ
人族。シュラール公爵の娘。14歳。
成人後、王太子テオドールに第二夫人として嫁ぐ予定。
「058 主要登場人物の再紹介(13章末時点のベルレアン伯爵家および関係が深い貴族家)」も同時に掲載しました。




