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058 主要登場人物の再紹介(13章末時点のベルレアン伯爵家および関係が深い貴族家)

 ここでは主要登場人物を再度紹介します。

 13章末までお読みになってからご覧になることをお奨めします。


 なお、シノブがアムテリアの管理する異世界に行った日が、向こうの暦で創世暦1000年8月1日、13章末の時点が創世暦1001年3月25日です。

 また、名前は基本的に13章末の時点のものです。



◎ 紹介する項目

 1. ベルレアン伯爵家

  コルネーユ・ド・セリュジエ

  アンリ・ド・セリュジエ

  カトリーヌ・ド・セリュジエ

  ブリジット・ド・セリュジエ

  シャルロット・ド・セリュジエ

  ミュリエル・ド・セリュジエ

 2. ビューレル子爵家

  フィベール・ド・ビューレル

  オドレイ・ド・ビューレル

  シャルル・ド・ビューレル

  フェリシテ・ド・ビューレル

  レリアル・ド・ビューレル

  フェリーヌ・ド・ビューレル

  シメオン・ド・ビューレル

 3. ルオール男爵家

  エミール・ド・スーリエ

  ルミエル・ド・スーリエ

  ユベール・ド・スーリエ

  アリエル・ド・スーリエ

 4. ソンヌ男爵家

  エルヴァン・ド・ベルニエ

  ミルティーヌ・ド・ベルニエ

  エルヴェ・ド・ベルニエ

  ファリアンヌ・ド・ベルニエ

  エルビアン・ド・ベルニエ

  ミレーユ・ド・ベルニエ



 ◆ ◆ ◆ ◆



1. ベルレアン伯爵家

 全員「001 登場人物1(プロローグ~第2章)」でも紹介。


・ベルレアン伯爵家 家系図

挿絵(By みてみん)


 図は創世暦1000年8月時点の状態(子爵家は略図)。

 先代伯爵アンリの弟達シャルルとエドガールは、分家相続後にセリュジエからビューレル、ブロイーヌに改姓した。

 創世暦1000年9月頭、ロベール・ド・ブロイーヌは息子のマクシムの事件で子爵位を失った。マクシムは処刑、ロベールは騎士となりロベール・エドガールと改姓する。



◎ コルネーユ・ド・セリュジエ

 人族。ベルレアン伯爵。20代目。ベルレアン地方の領主。シャルロットとミュリエルの父。40代前半。

 知的な文官タイプに見えるが、武術と魔術の双方が得意。『魔槍伯』の異名を持つ。

 温和で慈悲深い領主として領民に慕われている。


 シノブに好感を抱き館に長期滞在させる。早くからシャルロットあるいはミュリエルの婿として迎えようと思っていた模様。

 創世暦1000年10月末、シノブをシャルロットの婚約者とし、11月にはシノブ達と共に王都メリエに赴く。そこで、シノブにベルレアン伯爵付きの子爵であるブロイーヌ子爵位を与える。


 その後、創世暦1000年12月のベーリンゲン帝国との国境での戦い(ガルック平原の会戦)に加わり敵将と反逆者の一人を討ち取る武功を立てる。

 翌年早々にシノブがフライユ伯爵となってからは遠距離からの支援となるが、創世暦1001年2月以降の帝国との戦いには指揮官の一人として加わる。



◎ アンリ・ド・セリュジエ

 人族。先代ベルレアン伯爵。19代目。シャルロットの祖父。60過ぎに見える。

 豪放磊落な武人タイプ。爵位は息子に譲ったが軍政面で統治を助けている。


 創世暦1000年8月のシャルロット暗殺未遂事件以降、領地を離れることが多く、シノブと掛け違いになっていた。そのため、登場場面は少ない。ただし、王国内では20年前の武功で得た『雷槍伯』の異名は非常に有名であり、話題に上がることは多い。


 創世暦1000年10月末、王都メリエで帝国の間者と戦い20年前の戦で行方不明になった家臣アルノー・ラヴランが帝国の戦闘奴隷にされていると知る。この件以降、シノブ達が王都に赴くが、アンリは逆に領地を守ることとなる。

 創世暦1001年2月下旬から、帝国との戦いに指揮官の一人として加わる。神殿経由での転移が可能になり、領地との往復が容易になったため。



◎ カトリーヌ・ド・セリュジエ

 人族。ベルレアン伯爵の第一夫人。シャルロットの母。30代半ば。

 先代国王エクトル六世の娘。現国王アルフォンス七世の異母妹。


 シノブがベルレアン伯爵家に滞在して暫くした頃(創世暦1000年8月末頃)に、第二子の懐妊が判明。13章末の時点では妊娠中。創世暦1001年5月末から6月頃に出産の予定。

 基本的には、ベルレアン伯爵領の領都セリュジエールで暮らすが、シノブがフライユ伯爵となった創世暦1001年1月以降は、魔法の家の転移や神殿での転移でフライユ伯爵領の領都シェロノワに訪れることもある。



◎ ブリジット・ド・セリュジエ

 人族。ベルレアン伯爵の第二夫人。ミュリエルの母。20代後半。

 先代のフライユ伯爵の娘。当代フライユ伯爵の異母妹。


 シノブがフライユ伯爵となった後、彼の誕生日(創世暦1001年2月14日)に、第二子の懐妊が判明。13章末の時点では妊娠中。創世暦1001年11月頃に出産の予定。

 基本的には、ベルレアン伯爵領の領都セリュジエールで暮らすが、シノブがフライユ伯爵となった創世暦1001年1月以降は、魔法の家の転移や神殿での転移でフライユ伯爵領の領都シェロノワに訪れることもある。



◎ シャルロット・ド・セリュジエ

 「055 主要登場人物の再紹介(13章末時点のフライユ伯爵家)」で紹介。



◎ ミュリエル・ド・セリュジエ

 「055 主要登場人物の再紹介(13章末時点のフライユ伯爵家)」で紹介。



 ◆ ◆ ◆ ◆



2. ビューレル子爵家

 全員「039 登場人物13(第9章)」でも紹介。


・ビューレル子爵家 家系図

挿絵(By みてみん)



◎ フィベール・ド・ビューレル

 人族。ビューレル子爵。シメオンの父。先代ベルレアン伯爵の甥。当代伯爵の従兄弟。40代半ば。

 父親は先々代伯爵の第二子。

 ベルレアン伯爵領の都市セヴランの代官を務めている。セヴランは領都セリュジエールの西側。


 都市セヴランにシノブが訪れたことが無いため、長い間存在のみが示されることとなった。

 創世暦1001年1月にシノブとシャルロットが領都セリュジエールで結婚披露宴を行った際に、家族と共に祝いに訪れる。

 14章では、シメオンの結婚式に列席するため、同じく家族と共に祝いに訪れる。



◎ オドレイ・ド・ビューレル

 人族。ビューレル子爵の妻。シメオンの母。40代前半。

 先代フレモン侯爵の娘。



◎ シャルル・ド・ビューレル

 人族。先代ビューレル子爵。シメオンの祖父。

 先代ベルレアン伯爵の弟(先々代の第二子)。



◎ フェリシテ・ド・ビューレル

 人族。先代ビューレル子爵の妻。シメオンの祖母。

 先代ラコスト伯爵の妹。



◎ レリアル・ド・ビューレル

 人族。ビューレル子爵の娘。長女。シメオンの妹。12歳。



◎ フェリーヌ・ド・ビューレル

 人族。ビューレル子爵の娘。次女。シメオンの妹。6歳。



◎ シメオン・ド・ビューレル(改姓後:シメオン・ド・ビュレフィス)

 「055 主要登場人物の再紹介(13章末時点のフライユ伯爵家)」で紹介。



 ◆ ◆ ◆ ◆



3. ルオール男爵家



◎ エミール・ド・スーリエ

 「026 登場人物11(第7章後半)」でも紹介。

 アリエルの父。ルオール男爵。40代前半。

 ベルレアン伯爵領に隣接しているルオールの町の領主。若い頃はベルレアン伯爵コルネーユ(当時は継嗣)の側仕えをしていた。


 創世暦1000年12月のベーリンゲン帝国との国境での戦い(ガルック平原の会戦)に際し、ルオールの町でシノブ達を含むベルレアン伯爵領軍が休憩を取る。そこでエミールも遠征軍に加わり、戦いでも活躍する。

 なお、終戦後は比較的早い段階で自領に戻った。そのため翌年1月にシノブがフライユ伯爵領に入った際には、既に帰還していた。

 14章では、アリエルの結婚式に列席するため、妻と共に祝いに訪れる。



◎ ルミエル・ド・スーリエ

 「026 登場人物11(第7章後半)」でも紹介。

 アリエルの母。40歳前後。

 娘に良く似た落ち着いた感じの夫人。



◎ ユベール・ド・スーリエ

 「052 登場人物18(第12章)」でも紹介。

 ルオール男爵の嫡男。アリエルの弟。14歳。

 ポワズール伯爵の嫡男セドリックの側仕え。


 六章の王都散策時(創世暦1000年11月)アリエルがポワズール伯爵家で奉公していると言及。

 その後、王女の成人式典(同12月5日)、ミュリエルの誕生パーティー(創世暦1001年3月3日)など、セドリックが出席した式典には参加していたが、描写は殆ど無い。

 14章では、アリエルの結婚式に列席するため、ポワズール伯爵家の者と祝いに訪れるが、存在が示されるのみであった。

 姉に似て控えめな性格なのかもしれない。



◎ アリエル・ド・スーリエ

 「055 主要登場人物の再紹介(13章末時点のフライユ伯爵家)」で紹介。



 ◆ ◆ ◆ ◆



4. ソンヌ男爵家



◎ エルヴァン・ド・ベルニエ

 「051 登場人物17(第11章後半)」でも紹介。

 ミレーユの父。40半ば。ソンヌ男爵。

 実直な人物。成人した頃まではベルレアンで侍従見習いをしていたが、先代男爵の死去で家に戻る。

 ソンヌ男爵の所領はベルレアン伯爵領に隣接しているソンヌの町。


 創世暦1000年12月のベーリンゲン帝国との国境での戦い(ガルック平原の会戦)には息子のエルヴェを従軍させる。

 14章では、ミレーユの結婚式に列席するため、妻や息子夫婦、孫と共に祝いに訪れる。



◎ ミルティーヌ・ド・ベルニエ

 「051 登場人物17(第11章後半)」でも紹介。

 ミレーユの母。40歳前後。ソンヌ男爵の妻。

 シッカリした感じ。気さくな性格。



◎ エルヴェ・ド・ベルニエ

 「026 登場人物11(第7章後半)」でも紹介。

 ミレーユの兄。ソンヌ男爵の跡取り。20代前半。

 現在は、実家で領地経営を助けているが、15歳までベルレアン伯爵家で侍従見習いをしていた。

 率直で裏表の無い性格。


 創世暦1000年12月のベーリンゲン帝国との国境での戦い(ガルック平原の会戦)に際し、ルオールの町で遠征軍に加わり、戦いでも活躍する。ソンヌ男爵領とルオール男爵領は比較的近い(約60㎞)。

 なお、終戦後は比較的早い段階で自領に戻った。そのため翌年1月にシノブがフライユ伯爵領に入った際には、既に帰還していた。

 14章では、ミレーユの結婚式に列席するため、家族と共に祝いに訪れる。



◎ ファリアンヌ・ド・ベルニエ

 ミレーユの兄エルヴェの妻。18歳。



◎ エルビアン・ド・ベルニエ

 ミレーユの兄エルヴェの息子。1歳半ば。



◎ ミレーユ・ド・ベルニエ

 「055 主要登場人物の再紹介(13章末時点のフライユ伯爵家)」で紹介。




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