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005 種族

 ここでは作中に出てくる種族について紹介します。



◎ 人族(エウレア地方)

 髪の色:  金髪~茶色、黒、赤など

 瞳の色:  青、緑、茶色、黒、灰色など

 肌の色:  色白

 外見:   個人差が大きい。

 能力特技: 個人差が大きい。

 魔力:   個人差が大きい。


 魔力は、平民は少なめ。ただし、貴族や魔術師などにはとびぬけて多いものもいる。

 基礎身体強化はさほど強くない。平均的な人族だと本能的に1.5倍くらいの強化を行っている。

 ただし、平均から飛びぬけた能力を持つ者もまれにいて、そういったものは人族とは思えないほどの能力をみせる。

 魔力・身体強化にかぎらず、多くは平均的な範囲にとどまるが、まれに桁外れの能力の持ち主がいる。



◎ 獣人族

 髪の色:  種族ごとに違う

 瞳の色:  種族ごとに違う

 肌の色:  種族ごとに違う

 外見:   種族に応じた耳、尻尾を持つ。

       大きさは種族ごとの差がある。

 能力特技: 種族ごとの特徴がある。

 魔力:   少なめ。


 基礎身体強化は強い。平均的な獣人族だと本能的に3~5倍くらいの強化を行っている。基礎身体強化に関しては魔力が少なくても効率的にできる。

 種族によりパワー系の強化、スピード系の強化、などの違いはある。

 ただし、魔術としての身体強化までできるものは少なめ。


・主な獣人族

 ・狐の獣人

  北方に多い。比較的ほっそりしたものが多い。

 ・狼の獣人

  北方に多い。中間的な体格。

 ・熊の獣人

  北方に多い。大柄でがっしりしたものが多い。

 ・猫の獣人

  南方に多い。小柄なものが多い。

 ・虎の獣人

  南方に多い。熊の獣人ほどではないが、大柄なものが多い。


・呼び方

 個別に呼ぶときは、狼の獣人、狐の獣人、と呼ぶ。

 種類に関係なく全体を纏めて指すときは獣人族。

 種類を指定しないで個人を呼ぶときも獣人。

 会話などで、何の種族か聞くことは少ない。地球で「白人の○○さん」などと言わないのと同じ。

 本人達は誇りに思っているので獣人という呼び方は気にしない。むしろ、人族より強い力を授かっていることを誇って「狼の獣人○○」などと名乗ることもある。



◎ ドワーフ

 髪の色:  濃い茶色・黒

 瞳の色:  濃い茶色・黒

 肌の色:  浅黒い色

 外見:   がっしりした体型。背が低い。

       成年男子は髭を蓄える。

 能力特技: 力が強い。

       金属を扱うのが得意。

 魔力:   少なめ。


 だいたい地球の物語とおなじで、鍛冶が得意な種族。

 大人の男の身長が150cmくらい。人族の男が180cmくらい。

 男性はがっしりして横幅が広い体格。

 女性は普通か若干筋肉が発達している程度の体格。大人の女の身長は135cmくらい。


 頑固。義理堅い。鍛冶職人が多い。戦士も多い。

 争いを好むわけではないが、戦いになると非常に勇猛な戦士となる。率直で質実剛健であることを良しとする。


 ドワーフの髭は、髪と同じか、それより速いくらいで伸びる。そのため、成人時には90cmくらいの髭が蓄えられる。

 だいたい、腰のベルトかその少し下くらいまで伸びたら、そのくらいで整える。おおよそ、14歳になるころには、そのくらいまで伸びる。

 伸びた髭は、下のほうで軽く紐で束ねる。身分が高いものは、綺麗な飾りをつけたりすることもあるが、大抵はシンプルにまとめる。特に実績のない若者が飾りつけるのは良くないとされている。


 髪は、男女とも長く伸ばす。女性はそのままか、後ろでゆったり編む。男性は既婚者はいくつかの三つ編みにする。普段は妻に編んでもらう。未婚の男性はひもで縛って一本にまとめる。

 こちらも髭同様に、若者はシンプルに実績のある年配者はその功績に応じて飾りを付ける。


 髪や髭を切られる、または剃られる、というのは非常な屈辱。刑罰の一つでもある。成人男性で髭が顎下までなんて恥ずかしくて外を歩けない。


 男は身体強化の魔術が得意。

 殆どのドワーフは、基礎身体強化で2~3倍くらいの強化を行っている。

 一部のものは、身体強化の魔術で5~10倍くらいの強化できる。ただし魔力量が少ないので、短時間に限られる。

 女性は身体強化はさほどではないが、基礎身体強化で1.5~2倍、身体強化の魔術が使える場合は3~5倍程度はいける。身長は低いが筋肉が多いため、見かけ以上に強い。



◎ エルフ

 髪の色:  金髪

 瞳の色:  碧眼

 肌の色:  色白

 外見:   細身。耳が長い。美形が多い。

 能力特技: 弓・魔術が得意。

 魔力:   多い。


 だいたい地球の物語とおなじで、森の種族。

 エルフは身長は人族とほぼ同じか若干低いくらい。体重は人族より軽め。耳がとがっている。ほっそりした体型。人族よりスタイルがよく手足が長く胴が短い。8頭身とかざらにいる。

 身体強化は人族と同じレベルか若干上、というところ。


 争いを好まない。

 母系社会であり、荒々しい者は少ない。優美な行動、言動、やり取りを好み、どんなに急ぐときでも優美さを欠かさないで余裕を持つことが良いとされる。

 木や植物を使った繊細な細工物を作る。


 魔術を使えるものが多い。人族の2~3倍以上の確率で使えると言われている。

 人族よりは目・耳が良い。

 攻撃魔術は水・風が得意なものが多い。火の系統が発達しないのは、森の中で火の魔術を使うと延焼するので大規模な火の魔術が好まれないためと思われる。火をつけるくらいは普通に使いこなす。



◎ その他関連事項


・種族間の混血

 この世界では各種族は混血可能だが、両親が異なる場合、子供はどちらかの種族になる。中間的な種族は存在しない。狼の獣人と狐の獣人という組み合わせでも、どちらかの特徴のみ備える。

 同じような特徴を持つ方が共感しやすいのか、同じ種族同士での婚姻が多い。



・飲酒

 成人が15歳で、そこから普通に飲酒する。

 ドワーフも成人は15歳だが、彼らは10歳くらいから普通に飲酒する。


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