028 ガルック平原の会戦 第二戦の経過
ここでは創世暦1000年12月21日にかけて行われた、ガルック平原の会戦(第二戦)の経過について記します。
8章8話までお読みになってからご覧になることをお奨めします。
なお布陣の概念図は、実際の位置関係・距離とは異なる大よそのイメージです。
◎ 人員配置(王国軍)
以下は、メリエンヌ王国軍の部隊構成。
・本隊
主将 アシャール公爵ベランジェ・ド・ルクレール (総大将)
副将 フライユ伯爵継嗣グラシアン・ド・シェロン
騎兵隊 900名(王領軍)
本陣 100名(王領軍)
歩兵隊 3500名(フライユ伯爵領軍)
射撃隊 1000名(フライユ伯爵領軍)
合計 5500名
・右翼
主将 マティアス・ド・フォルジェ (フォルジェ子爵)
副将 ラジェナン・クメール (フライユ伯爵の家臣)
騎兵隊 300名(王領軍)
本陣 200名(王領軍)
歩兵隊 2700名(フライユ伯爵領軍)
射撃隊 500名(王領軍)
合計 3700名
・左翼
主将 ベルレアン伯爵コルネーユ・ド・セリュジエ
副将 エチエンヌ侯爵継嗣シーラス・ド・ダラス
騎兵隊 300名(ベルレアン伯爵領軍+男爵領群の騎士)
本陣 100名(ベルレアン伯爵領軍+王領軍)
歩兵隊 2800名(ベルレアン伯爵領軍+傭兵部隊+王領軍)
射撃隊 500名(王領軍)
合計 3700名
・左翼の主な人物の配置
・本陣
ベルレアン伯爵コルネーユ・ド・セリュジエ
シノブ・アマノ・ド・ブロイーヌ (ブロイーヌ子爵)
領都守護隊司令ダニエル・マレシャル
大隊長格ロベール・エドガール (元ブロイーヌ子爵)
領軍参謀長ランベール・デロール
伝令騎士リエト・ボーニ
・シノブの家臣
騎士アミィ
客将イヴァール・エルッキ・アハマス
騎士アルノー・ラヴラン
騎士ジェレミー・ラシュレー
・セランネ村ドワーフ義勇軍
・騎兵隊
領都守護隊本部隊長オーブリー・アジェ
領都守護隊大隊長ジュスタン・ジオノ
ルオール男爵エミール・ド・スーリエ
ソンヌ男爵継嗣エルヴェ・ド・ベルニエ
・歩兵隊
エチエンヌ侯爵継嗣シーラス・ド・ダラス
巡回守護隊連隊長アロイス・セルファティ
大隊長ガスチアン・ゴロン
大隊長ゴベール・カンドリエ
大隊長ジュスターヴ・ラウルト
傭兵部隊中隊長格エランジェ・カスタニエ
傭兵部隊中隊長格イヴォン・ゲール
傭兵部隊中隊長格アデージュ・デュフォー
◎ 人員配置(帝国軍)
以下は、帝国軍の部隊構成。
・本隊
主将 大将軍ベルノルト・フォン・ギレスベルガー (総大将)
副将 将軍エグモント・フォン・ブロンザルト
・右翼
主将 将軍ボニファーツ・フォン・ライゼガング
副将 不明
・左翼
主将・副将共に不明。
・人員(本隊・右翼・左翼を合わせた総数)
騎兵隊 2000名
歩兵隊 8000名
射撃隊 2000名
合計 12000名
◎ 第二戦 初期配置
12月21日早朝の初期配置。
◎ 第二戦 配置図その2
矢戦が王国側に有利に進行。その後、王国側が騎士隊を突撃させる。
◎ 第二戦 配置図その3
グラシアンの裏切り発生。
◎ 第二戦 配置図その4
本隊の騎士隊は背後からの攻撃と帝国の前進で四散。右翼と左翼の騎士隊は、それぞれ戦場の外縁に向けて回避する。
アシャール公爵が本隊から左翼に逃れる。左翼から本隊に向けて歩兵を出し、アシャール公爵の保護を試みる。
◎ 第二戦 配置図その5
裏切った本隊と右翼はガルック砦に向けて撤退。帝国軍はその先導で砦に向かう。
シノブは岩壁を作って左翼を守り、その後帝国騎士隊と戦う。




