026 登場人物11(第7章後半)
ここでは7章後半、王都を出立した後に登場した人々を紹介します。
7章28話までお読みになってからご覧になることをお奨めします。
◎ ブレソール・モデュー
人族。騎士階級。50代前後の文官。灰色の髪、緑の目。
ベルレアン伯爵領内の都市アデラールの代官を務めている。アデラールは領都セリュジエールの南側。
大都市を管轄しているせいか押し出しが良い。豪商のような第一印象。
6章前半でシノブ達が王都に向かう時にも登場。
◎ ポーラ・モデュー
狐の獣人。騎士階級。40歳前後の女性。明るい茶色の髪、濃い青の瞳。
ブレソール・モデューの妻。小柄で穏やかそうな人。容姿はすっきりしていて夫と対照的。
6章前半でシノブ達が王都に向かう時にも登場。
◎ ビエリック・ベルショー
狐の獣人。従士階級。20年前の戦いの未帰還兵。帝国の奴隷となって、10年前に死亡。
ポーラの婚約者だった。
◎ パトリック・ラブラシュリ
狼の獣人。従士階級。アンナの弟。10歳。
身長143cmくらい。茶色の髪に黒い瞳。
父ジュスト、姉アンナと合わせて家ごとシノブの家臣となる。
◎ ルシール・フリオン
人族。騎士階級。20代半ばの看護婦風の女性。実際は女医師。独身。
治癒術士ガスパール・フリオンの妹。ガスパールは領都セリュジエールの中央区の治療院で勤務。
プラチナブロンド。琥珀色の瞳。髪は短めに纏められている。身長168cmくらい。
長年、王都に治癒魔術を学びに行っていた。現在は兄と同様に中央区の治療院で治癒術士をしている。
ガスパールに並ぶ腕の持ち主。治癒術の勉強に忙しく結婚しなかったらしい。
出陣する領軍に参加。シノブの噂を聞いてガスパールに頼み込んだ。
シノブの治癒魔術に興味がある模様。
◎ カロル・フィヨン
人族。ベルレアン伯爵領の領民(平民)。20代前半の看護婦風の女性。独身。
栗色の髪。緑の瞳。髪は短めに纏められている。身長167cmくらい。
ルシールの助手として王都に治癒魔術を学びに行っていた。現在は中央区の治療院で看護士をしている。
ミュレの知人。ミュレが従士として取り立てられる前、つまり平民の時、近所に住んでいた。
◎ イルッカ・アイモ・アハマス
双子のドワーフ。マルッカとそっくりで区別がつかない。
熟練の戦士。先発隊に加わる。
◎ マルッカ・アイモ・アハマス
双子のドワーフ。イルッカとそっくりで区別がつかない。
熟練の戦士。先発隊に加わる。
◎ カレヴァ・ヤニ・アハマス
寡黙なドワーフ。
熟練の戦士。先発隊に加わる。
◎ ロベール・エドガール
元ブロイーヌ子爵。先代伯爵の弟(第3子)の子で、当代伯爵の従兄弟にあたる。40代前半。
赤毛、濃い青の瞳。184cmくらい。がっしりした体格。
外見的な特徴はマクシムと似た感じだが、冷静で落ち着いた感じ。
子爵のときは、ベルレアン伯爵領内の都市ルプティの代官を務めていた。ルプティは領都セリュジエールの東側。
当時はロベール・ド・ブロイーヌと名乗っていたが、子爵位を失った後にロベール・エドガールと改姓する。エドガールは父の名前。そして、伯爵家の家臣(騎士階級)となる。
◎ エミール・ド・スーリエ
アリエルの父。ルオール男爵。40代前半。
濃い茶色の髪に琥珀色の瞳。かなり腕の良い武人。身長180cmくらい。
ベルレアン伯爵領に隣接しているルオールの町の領主。若い頃はベルレアン伯爵コルネーユの側仕えをしていた。
アリエル同様に冷静なタイプ。
◎ ルミエル・ド・スーリエ
アリエルの母。40歳前後。
栗色の髪に緑の瞳。娘に良く似た落ち着いた感じの夫人。
◎ ティエ・ラコデル
ルオールの町の老神官。
白い髭、白い髪、青い目。細身。175cmくらい。
◎ エルヴェ・ド・ベルニエ
ミレーユの兄。ソンヌ男爵の跡取り。20代前半。既婚。息子もいる。
赤毛、青い瞳。がっしりした感じ。190cm近い大男。
ソンヌ男爵の所領はベルレアン伯爵領に隣接しているソンヌの町。
現在は、実家で領地経営を助けているが、15歳までベルレアン伯爵家で侍従見習いをしていた。
率直で裏表の無い性格。
◎ アンジェリク・ド・シェロン
当代フライユ伯爵の妻。40代後半。先代ボーモン伯の娘。
栗色の髪、碧の瞳。グラシアンとアドリアンの母。
◎ アルメル・ド・シェロン
先代フライユ伯爵の妻。ベルレアン伯爵第二夫人ブリジットの母。50歳。
先代フライユ伯爵は故人。
◎ グラシアン・ド・シェロン
7章末の時点で未登場。
フライユ伯爵の長男。30歳前。アドリアンの兄。
栗色の髪、碧の瞳。名誉を重んずる性格らしい。
◎ オルタンス・ド・シェロン
7章末の時点で未登場。
グラシアンの妻。20代前半。マリアン伯の娘。
金髪。薄茶色の瞳。
◎ ユーレリアン・ド・シェロン
歴史上の人物。
初代フライユ伯爵。剣の達人。
初代国王エクトル一世を支えた七人の家臣の一人。建国を助け伯爵となる。
※ドワーフの名前について
ドワーフの名前は、[ファーストネーム]・[父親のファーストネーム]・[支族名]となる。
嫁入りや婿入りをした場合「父親のファーストネーム」は相手の家のものになる。支族名も同様。
身分での差はない。
「011 地図1(メリエンヌ王国周辺)」に王国内の地名について追記しました。




