022 登場人物9(第7章前半・公爵家と侯爵家)
ここでは7章前半、王都で登場した公爵家と侯爵家の人々を紹介します。
7章9話までお読みになってからご覧になることをお奨めします。
なお、アシャール公爵家については「017 登場人物6(第6章・王家とアシャール公爵家)」をご参照ください。
◎ クロヴィス・ド・サレイユ
オベール公爵。40歳前後。現国王の弟が、先代オベール公爵の娘リュクレースと結婚し、当主になった。
金髪。薄茶色の瞳。がっしりした感じ。髭なし。188cmくらい。軍人っぽい。
都市オベールの領主。
都市オベールは、王領東南の町。南海岸の港町の北。
◎ オディロン・ド・サレイユ
オベール公爵の嫡男。20代前半。
アッシュブロンド。薄茶色の瞳。
妻のイアサントはギャルドン侯の娘。
◎ ドリアーヌ・ド・サレイユ
オベール公爵の娘。16歳。
金髪、青い瞳。
◎ ヴァレリー・ド・ヴェルレーヌ
シュラール公爵。40歳前後。父は先代国王エクトル六世の弟。
栗色の髪、青い瞳。髭なし。すらっとした感じ。武術は得意ではない。180cmくらい。
都市シュラールの領主。
都市シュラールは、王都メリエの西。西海岸の港町の東。
◎ シャンタル・ド・ヴェルレーヌ
シュラール公爵の娘。14歳。
栗色の髪。琥珀色の瞳。
◎ アントナン・ド・ペロン
ドーミエ侯爵。内務卿。50歳前後。
赤毛。青い瞳。髭なし。すらっとした感じ。175cmくらい。
温厚そうな紳士。
王女の友人エルティーヌの父。
王太子テオドールの妻ソレンヌの父。ソレンヌはエルティーヌの異母姉。
アシャール公爵の第二夫人レナエルの兄。
初代はラコスト伯爵家の出(分家して侯爵家が誕生)。
分家が侯爵家となっているのは、比較的伯爵家と疎遠だった第9代国王が、地方の大領主である伯爵に対抗すべく、大臣を担う家系を新設し侯爵としたため(三百数十年前の出来事)。
領地は王領北部、ベルレアン伯爵領の西側。内陸。
◎ マリユス・ド・ダラス
エチエンヌ侯爵。軍務卿。50歳前後。
アッシュブロンド。灰色の目。髭なし。がっしりした体格。185cmくらい。
軍務で鍛えられた巨体。
王女の友人イポリートの父。嫡男シーラスは少しだけ登場。
アシャール公爵の嫡男アルベリクの妻アリエットは、彼の娘。アリエットはシーラス、イポリートとは母が違う。
初代はベルレアン伯爵家の出(分家して侯爵家が誕生)。比較的ベルレアン伯爵家とは仲が良い。
領地は王領東部、ベルレアン伯爵領の南側。内陸。
◎ シーラス・ド・ダラス
エチエンヌ侯爵の嫡男。20代半ば。
アッシュブロンド。青い瞳。巨体。
妻のリュディヴィはアシャール公爵と先代ドーミエ侯の娘レナエルの娘。
王女の友人イポリートの兄。
◎ バティスト・ド・ペルラン
ギャルドン侯爵。財務卿。40歳前後。
少し長めの赤毛、薄茶の瞳。髭なし。細い。184cmくらい。
オベール公爵の嫡男オディロンの妻イアサントは、彼の娘。
初代はボーモン伯爵家の出(分家して侯爵家が誕生)。
領地は王領南東部、比較的海に近い。内陸。
◎ ヴァランタン・ド・グレミヨン
テルミート侯爵。商務卿。40歳前後。
アッシュブロンド。碧の瞳。髭なし。すらっとしている。177cmくらい。
王女の友人ヴェロニクの父。
初代はマリアン伯爵家の出(分家して侯爵家が誕生)。
領地は王領東部、ベルレアン伯爵領の南側。内陸。
◎ テオフィル・ド・ガダンヌ
ジョスラン侯爵。農務卿。40歳前後。
栗色の髪。青い瞳。髭あり。鼻の下のみ。がっしりした感じ。182cmくらい。
王女の友人マルゲリットとジネットの父。
初代はエリュアール伯爵家の出(分家して侯爵家が誕生)。
領地は王領南東部、比較的海に近い。内陸。
◎ シモン・ド・マルブラン
フレモン侯爵。外務卿。40代半ば。
濃い栗色の髪。琥珀色の瞳。髭あり。鼻の下と顎に髭。すらっとしている。180cmくらい。
王女の友人リュシーリアとオディルの父。
異母妹のオドレイはビューレル子爵の妻でシメオンの母。
初代はポワズール伯爵の出(分家して侯爵家が誕生)。
領地は王領北部、ベルレアン伯爵領の西側。内陸。




