020 登場人物8(第6章・その他の人々)
ここでは6章で登場したその他の人々を紹介します。
6章末までお読みになってからご覧になることをお奨めします。
◎ リゼット・ボドワン
ボドワン商会の主ファブリの娘。栗色の髪に灰褐色の瞳。17歳。
少し小柄。160cm少々。店員らしく、明るく人馴れした感じ。
シノブ達を王都の南区のポワソン通りにあるブランザ商会へと案内する。
◎ レナン・ボドワン
ボドワン商会の主ファブリの息子。栗色の髪に灰褐色の瞳。13歳。
細身で元気のよい少年。
◎ トイヴァ・マルコ・アハマス
ボドワンに雇われているドワーフ。ボドワン商会の王都の支店で勤務。40代半ば。
イヴァールと同じセランネ村の出身。
支店に常駐し武器の製造、手入れを行う。
イヴァールの戦斧を作った武器職人。
◎ リウッコ・トイヴァ・アハマス
ボドワンに雇われているドワーフ。ボドワン商会の王都の支店で勤務。20代前半。
トイヴァの息子。イヴァールと同じセランネ村の出身。
◎ ソニア・イナーリオ
ブランザ商会の店員の女性。猫の獣人。20歳前後。
濃い金髪に金色の瞳。小柄。優しげな印象。海産物に詳しいらしい。
ブランザ商会は王都の南区のポワソン通りにある食品を扱う商会。海産物を中心に南方の食材を揃えている。ボドワン商会とも取引がある。
ブランザ商会の主の妻は、メリエンヌ王国の南方にあるカンビーニ王国の出身。
主の妻と一緒にメリエンヌ王国に来た。
◎ マティアス・ド・フォルジェ
金獅子騎士隊の隊長。子爵の嫡男。大隊長格。30歳前後。
聖地に赴く王女の護衛隊の隊長も務める。
栗色の髪。碧の瞳。身長180cmくらい。如何にも軍人という外見の凛々しい偉丈夫。
剣の使い手。王宮の騎士では一番の達人。
王族を警護する騎士隊は選りすぐりの精鋭であり、通常の騎士より一段上とされる。
金獅子騎士隊も中隊規模だが、その隊長は大隊長格が務める。その下も同様に、小隊の隊長や副隊長は中隊長格、平隊員も小隊長格である。
◎ サディーユ・ド・テリエ
白百合騎士隊の小隊長。官僚系子爵の娘。中隊長格。20代前半。
既婚者。嫁ぎ先も官僚系子爵。
白百合騎士隊は女性のみの騎士団。軍から選抜され、王家の女性警護を行う。
金獅子騎士隊と同様に、白百合騎士隊も普通の騎士隊より一段上の格とされる。
◎ シヴリーヌ・ド・モンディアル
白百合騎士隊の隊員。サディーユの小隊で副隊長を務める。中隊長格。18歳。
未婚。領地を持たない軍系男爵の娘。
アッシュブロンドに碧の瞳。武術の腕を磨くのが大好きらしい。
金獅子騎士隊と同様に、白百合騎士隊も普通の騎士隊より一段上の格とされる。
◎ アガテ・ティクシエ
王女の侍女。騎士階級。十代後半。赤毛。
◎ クローテ・エルプ
王女の侍女。騎士階級。十代後半。栗色の髪。
◎ テランス・ダンクール
大神官。老人。白髪に白く長い髭。
シノブ達を祈祷所に案内する。
◎ ガストン・ソレル
フライユ伯爵領に本拠を持つソレル商会の主。40歳前後。
王都の商会はここ数年で急激に成長し、成り上がりと揶揄されている。
先代伯爵によれば、影働きをしていた武人らしい。隙のない身のこなしに目配りをしている。
◎ ジェラール・ソレル
ソレル商会の先代店主。60歳を過ぎている。
ソレル商会発展の基礎を築いた。店は息子に任せて普段は表に出ない。
引き締まった身体に、ときおり鋭さを見せる鋭い目つきを持つ。
マクシムに聖人の名を騙って接触したらしい。
◎ アドリアン・ド・シェロン
フライユ伯爵の次男。19歳。
栗色の髪、琥珀色の瞳。標準的な体型。182cmくらい。
白地に金の縁取りのマントを身に付けているため、大隊長格だと思われる。
それなりの実力を持つ剣士だが、シャルロットには惨敗した過去を持つ。




