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002 登場人物2(第3章)

 ここでは3章終了時点までに登場した人物を紹介します。

 話題に上がっただけの人物や歴史上の人物も若干含まれていますが、説明の必要がありそうなものを記載しています。

 3章末までお読みになってからご覧になることをお奨めします。



◎ ミシェル・アングベール

 伯爵の家令ジェルヴェの孫娘。6歳。

 騎士階級。ミュリエルの侍女(遊び相手)になる。

 ジェルヴェの息子で家令見習いのフェルナンの一人娘。言動は年齢相応だが、がんばって丁寧な口調を心がけている。

 アミィに懐き『アミィお姉ちゃん』と慕う。


・プロフィール

 種族: 狐の獣人

 容姿: 明るい茶色の髪に、薄い緑の瞳。白い肌。

 身長: 114cm

 魔力: 人族の支配階級では非常に多いほう。

 魔術: 無・火・土属性(まだ開花していない)。

     身体強化はそこそこ向いている。



◎ サビーヌ・アングベール

 狐の獣人。騎士階級。

 家令見習いのフェルナンの妻でミシェルの母。20代半ば。ミシェルと一緒にミュリエルの侍女に上がる。

 結婚前はカトリーヌやシャルロットの侍女もしていたが、育児のため一旦下がる。


・プロフィール

 種族: 狐の獣人

 魔力: 人族の支配階級では多いほう。

 魔術: 無・土属性。

     身体強化はあまり向いていない。



◎ アンベール・ポネット

 登場時、ヴァルゲン砦の司令官補佐。大隊長の一人。シャルロット不在時は司令官代行になる。

 騎士階級。30代半ば。

 平民上がりの騎士だが、シャルロットの人格・能力は認めており、彼女が司令官であることは問題視していない。身長2m近い大柄な騎士。顔はゴツイ。

 3章末でヴァルゲン砦の司令官になる。砦の司令官は連隊長が就くため、同時に連隊長に昇格。


・プロフィール

 種族: 熊の獣人

 魔力: 人族の支配階級では平均的。

 魔術: 無属性が多少できる。主に身体強化中心。

 武器: 通常は大剣。

     馬上でも特製の大きな槍を使う。



◎ ガスパール・フリオン

 騎士階級。中央区の治療院で治癒術士をしている。30代半ばの医師風の男。

 領都には各区に一つずつ公営の治療院がある。そこの職員はいわば公務員なので伯爵家の家臣も多い。

 シノブ達が見学しに行ったときに対応してくれた。


・プロフィール

 種族: 人族

 容姿: アッシュブロンド。琥珀色の瞳。

     髪は綺麗に撫でつけられている。

 魔力: 人族の支配階級では多いほう。

 魔術: 光・闇属性。身体強化は向いていない。

     治癒魔術が得意。



◎ パトリス・ラブラシュリ

 狼の獣人。従士階級。アンナの祖父。かなり老齢。既に引退している。

 3章でシノブに治療される。



◎ ロザリー・ラブラシュリ

 狼の獣人。従士階級。アンナの母。昔は侍女だったが、今は義父パトリスの世話もするため家庭に入っている。

 夫(アンナの父)は伯爵の館の衛兵の一人。

 3章で義父を中央区の治療院に連れて行く。



◎ リエト・ボーニ

 人族。3章でシャルロットに帰還指令書を届けた伝令。

 三十歳前後、細めの体。顔は赤毛の髪と青い瞳。

 領都守護連隊、第七伝令小隊所属。二人の従者と共に砦に来た。

 元々はヴァルゲン砦所属だったが、偽伝令防止の策として各地の伝令が異動したため、彼も領都に異動となった。



◎ ピオ・ゲール

 人族。3章でシャルロットに帰還指令書を届けた伝令リエト・ボーニの従者。

 リエト・ボーニ同様ヴァルゲン砦所属だったが、偽伝令防止対策で領都に異動となった。



◎ ヤニク・ルノダ

 狼の獣人。3章でシャルロットに帰還指令書を届けた伝令リエト・ボーニの従者。

 リエト・ボーニ同様ヴァルゲン砦所属だったが、偽伝令防止対策で領都に異動となった。



◎ クレメン・ド・シェロン

 3章末の時点で未登場。

 フライユ伯爵。ベルレアン伯爵の第二夫人であるブリジットの異母兄。50歳前後。

 領地はベルレアン伯爵領の東隣。

 フライユ伯爵領の東はベーリンゲン帝国。長年その攻勢を防いでいる。

 フライユ伯爵領では長年産業が育たなかったが、ここ10年ほどで伯爵自らが推進している魔道具製造業が軌道に乗ってきた。そのためフライユ伯爵は高い評価を受けている。



◎ アドリアン・ド・シェロン

 3章末の時点で未登場。

 フライユ伯爵の次男。シャルロットに求婚したが決闘で負けて振られる。19歳。

 それなりの実力を持つ剣士だが、シャルロットには惨敗する。



◎ セドリック・ド・メレス

 3章末の時点で未登場。

 ポワズール伯爵の嫡男。13歳。ミュリエルの嫁ぎ先候補。



◎ ディオン・ド・バダンテール

 3章末の時点で未登場。

 ボーモン伯爵の嫡男。10歳。ミュリエルの嫁ぎ先候補。

 ただし、母もベルレアン伯爵家の出なので、そちらの血が強くなりすぎるからボーモン伯爵家としてはあまり本腰を入れてはいない。



◎ オレリア・ド・バダンテール

 3章末の時点で未登場。

 先代ベルレアン伯爵アンリ・ド・セリュジエの第二子。ベルレアン伯爵の妹。30代後半。

 ボーモン伯爵(バダンテール家当主)に嫁いだ。

 ボーモン伯爵領はベルレアン伯爵領の南側に接している。



◎ フィベール・ド・ビューレル

 3章末の時点で未登場。

 ビューレル子爵。シメオンの父。先代ベルレアン伯爵の甥。当代伯爵の従兄弟。40代半ば。

 父親は先々代伯爵の第二子。

 ベルレアン伯爵領内の町、セヴランの代官を務めている。セヴランは領都セリュジエールの西側。

 先代子爵はまだ存命。


 この国の制度では子爵は領地を持たない。そのため子爵は『領地名+爵位』ではなく『姓+爵位』で名乗る。

 ビューレル子爵を例にとると、彼は現在セヴランの代官を務めているが、あくまで代官であって領主ではない。本家の当主である伯爵の命令次第で無役の子爵になることもある。

 また次代の子爵がセヴランの代官に就任するとも限らない。



◎ ロベール・ド・ブロイーヌ

 3章末の時点で未登場。

 ブロイーヌ子爵。マクシムの父。先代ベルレアン伯爵の甥。当代伯爵の従兄弟。40代前半。

 父親は先々代伯爵の第三子。

 ベルレアン伯爵領内の町、ルプティの代官を務めている。ルプティは領都セリュジエールの東側。

 先代子爵は20年近く前のベーリンゲン帝国との戦いで戦死。三代続けて武人。



◎ エドガール・ド・ブロイーヌ (故人・旧名 エドガール・ド・セリュジエ)

 先代ブロイーヌ子爵。マクシムの祖父。20年近く前のベーリンゲン帝国との戦いで戦死。

 先代伯爵アンリ・ド・セリュジエの弟で先々代の第三子。



◎ アルフォンス七世

 3章末の時点で未登場。

 メリエンヌ王国国王。20代目。ベルレアン伯爵の正妻カトリーヌの異母兄。40代後半。

 治世はちょうど10年目。



◎ エクトル・ド・ヴィリエ (エクトル一世)

 歴史上の人物。

 初代メリエンヌ王国国王。39歳で即位。

 創世暦400年代前半まで、現在のメリエンヌ王国は小さな都市国家が乱立していた。

 都市国家の一つメリエの貴族であったエクトル・ド・ヴィリエとその七人の配下は、都市国家同士の争いを制し、創世暦450年にメリエンヌ王国を築き上げた。

 ちなみに、シノブがこの世界に現れたのは創世暦1000年である。



◎ シルヴァン・ド・セリュジエ

 歴史上の人物。

 初代ベルレアン伯爵。35歳で叙爵。

 エクトル一世の七人の腹心の一人。建国を助け伯爵となる。容貌は現伯爵に似ているらしい。



◎ ミステル・ラマール

 歴史上の人物。

 建国王エクトル一世を導いた不思議な人物の名前。

 エクトルが神託を受けた直後に現れメリエンヌ王国の成立と共に姿を消した謎の人物で、王国では神の使いと信じられている。


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