第7話:いざ!レムリス本部へ
そして次の日。二人はちょうど12時に駅で待ち合わせていた。
そして二人は昨日もらった地図の通りにレムリスの本部へ向かったのだ。
そしていざレムリス本部を見てみるとその規模の大きさに驚いていた。
『やべ〜! でかいよ〜! 凄いな! 佳祐!』
『うん…。あ!あの人に聞いてみよう! すいませ〜ん』
『はい? なんでしょうか?』
佳祐は本部の受付と思われる女性に声をかけた。
『あの…昨日葛城って人にここに来いって言われてそれで…』
『あぁ〜!君達があの…。えっと葛城所長ならこの道をまっすぐ行った突き当たりにいます』
と、地図を指差しながら丁寧に教えてくれた。
『ありがとうございます。行くぞ亮』
『ま…まてよ! 置いてくな〜!』
二人は受付の人に言われた通りに行くと(所長室)と書かれたドアの前についた。
佳祐はドアをノックして
『すいませ〜ん!』
と言うと
『開いてるから勝手に入りなさい』
とゆう返事がしたので二人は部屋の中へ入ると、小さめの机に昨日会った葛城と名乗る男が座っていた。
『あぁ! 君達か。ささ、ここに座りなさい』
と近くの椅子を指差し、佳祐達は言われた通りに席についた。
『やぁ。昨日は急にごめんね。驚いたでしょ?』
『はい! そりゃあもう…てか、なんだったんですか? あの俺達を殺そうとしてきた奴らは?』
『まぁ慌てるな。今から君達に全てを話す。…紅茶でいいかい?』
『あ、はい』
すると葛城は二人に紅茶を入れて自分も紅茶を一口すすると語りだした。