表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/9

第5話:謎の男。そして初めての実戦

その後は何ごともなく1日が終わっって放課後…。

『佳祐〜! 帰ろうぜ!』

『別に今日は予定もないし…帰ろうか』

そして二人は学校から続いている大通りから一本ズレた狭い路地を歩いていた。二人の家はいわばお向かいさんなので帰る方向も同じなのだ。

二人がたわいもない話をして歩いているといきなり大きな炎が降ってきた。二人は間一髪それをかわして炎の向かってきた方向を見た。

『なんだよ一体…。なぁ佳祐?』

『さぁ…?てかお前は誰だ!! 姿を見せろ!!』

すると建物の影から一人の男が現れた。

『今のをかわすとはなかなかだな。さっそくだがお前らには死んでもらう』

すると男は突然腰に付けてた剣を取り出し亮に向かって走っていった。

『死ね!闇の使者!』

男の剣が亮にあたりそうになった時、

カキーン

と、金属と金属がぶつかる音がした。

怖くて目をつぶっていた亮が目を開けるとそこには双剣で男の剣を防いでいる佳祐がいた。

『佳祐!?なんでお前がそんなもの??…銃刀法違反じゃないか!』

『なんかカバンに入ってたから…夢だと思っていたけど夢じゃなかったらしいぞ? あの世界。てか…ツッコむとこ違うだろ!』

男は剣を防がれた事が意外だったのか一度二人から距離をとった。

『まさか俺の剣を防ぐとは…。ではこれならどうだ?』

すると男は呪文のようなものを詠唱し始めた。

『我を取り巻く大気の炎よ。今その力を解放せよ…』

すると男の手の平に大きな炎が形づくられていった。

『ヤバいよな…? 魔法だぜ?』

亮が焦っていると、突然二人の後ろから声がした。

『お前らの力見せてみろ。お前らならできるはずだ』

『もしかして魔法を使えって事か!?』

と佳祐。

『しょうがない…やるか!いくぞ!佳祐!』

『おうッ!』

二人は意識を集中した…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ