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第3話:光と闇。予言の書。ほんのわずかな修行

王様は二人にこう言った。

『救世主様。よくぞ我が城へ』

『『救世主!?俺達が?』』

二人は明らかに戸惑っている。

王様は話を続けた。

『ここに予言書がある。この本の最後のページにはこう書いてあるのだ。』

(この大戦を終結に導く者あり。その者は光の剣で闇をけしさり、またある者は闇で全てをおおったという。この二人は全ての属性の者達をひきつれ魔王を打ち倒すだろう。)と。書いてある。

『その光とかどうとかが俺となんの関係があるんだよ!光と闇の属性なんてこの世界にはたくさん…』

亮がそう言いかけた時ユダは言った。

『いないんだよ』

『は?』

『この世界で光と闇の属性の奴が現れたのは初めてなんだよ!』

『なっ!?』

二人は戸惑っている。

『まぁお前らが戸惑ってるのも無理はない。とにかく今から魔法の訓練だ。わかったな?』

ユダに凄い気迫で言われただただ二人は言われた通り魔法の訓練をするしかなかったのだった。

そして魔法を訓練するであろう場所につれてこられ、ユダはこういった。

『いいか?これからの訓練はかなりキツイぞ?覚悟しとけ。』

そして訓練は始まった。

『まず魔法を使うには集中が大事だ。気持を集中させてみろ。』

二人は言われた通りに集中した。すると佳祐の周りには白い色のオーラが。亮の周りには黒いオーラが現れた。

『なんだこれ?』

『無駄口を叩くな!次にそのオーラを手に集中させるイメージをもて。』

するとオーラは収まり今度は二人の手がオーラに包まれてきた。

『いい感じだ。そして最後にそのオーラを目の前の木にぶつけてみろ。イメージするんだ。』

すると二人の口から自然と言葉がでた。

佳祐の口からは

『ライト』

亮の口からは

『ダーク』

と。その言葉と共に光と闇の玉がそれぞれ木に向かってとんでいった。

すると木は跡形もなく消え去っていた。

『凄い…さすが救世主』ユダは驚きを隠せない。

一方二人は

『かっこい〜!』

『楽し〜!』

などと今の状況を楽しんでいる。

するとユダは『俺がお前達に教えられるのはここまでだ。俺には光と闇の魔法の種類なんて想像もつかないからな』

『な…なんだよ!無責任じゃないか!』

佳祐は怒りモードだ。

しかし佳祐達には怒ってる時間などなかったのだった。

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