第2話:魔法の属性。友との再開
二人で歩いていると佳祐が口を開いた。
『ところでさっきなんでいきなりあのモンスター燃えたんですかねー?まさか魔法でも使ったわけでもあるまいし。アハハッ』
『魔法?使ったよ〜。あんなの簡単じゃん。』ユダは言う。
佳祐は『ユダ魔法使えんの!?俺も使えないかな〜?』と凄い興味を示している。
そんな佳祐を見てユダは『お前魔法使えないのか?ならまずは城の研究所でお前の属性を調べなきゃな。』と言う。
佳祐は『属性ってなに?よくわかんないんだけど…?』
『属性ってのは魔法を使う奴の性質が火・水・土・風・念・光・闇のどれかって事だよ。まぁまずは城に行ってお前の属性を確かめなきゃな。』
そんな話をしていると目の前に大きな街が見えてきた。
街の入り口に(レイル城下町)という立て札がある。
街の中を歩いていると(サリーのなんでも屋)という看板がかかったお店があった。
『あのさ〜ユダにお願いがあるんだけど…』
『…何を買って欲しいんだ…?ハァ…』
『さっすがユダ!話わかんじゃん!んと…じゃあコレは?』
佳祐が手にしたのはホコリの被った双剣だった。
『別にいいよ。それ安いし。』
とゆうわけで佳祐は双剣を得意げに振り回しながら街を歩いていた。
『おい佳祐!危ないだろ!一応武器なんだから!』
そんな注意をしていると佳祐が『城に着いたじゃん!うわ〜でけ〜!なんだこの城!』
『ここはレイル城だ。一応俺はこの城の騎士団長なんだけどな!』
ユダは得意げである。
そして城の中へ入り魔法の属性を調べる部屋に入った。
するとその部屋の人が『これから属性を調べるので意識を集中してください。』と言った。
佳祐は言われた通りに意識を集中するとまばゆい光が部屋中に広がった。
ユダは『こ…これは光!?まさか…とにかく俺と一緒にきてくれ!』
そう言われてユダに連れてこられた所はゲームでいう王座の間というところだった。
そこで佳祐は亮の姿をみた。
亮の話によれば亮も魔法の属性を調べてもらった後ここに連れてこられたらしい。
そこで二人はレイル城の王様に話を聞くのだった。