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クソやろう伊藤真

 〜3日後〜


 ようやくメイド喫茶で遊んでいる伊藤真を見つけることができたので詰め寄る。


「おい!!! 真!!!!」


 俺がキレながら奴の胸ぐらを掴んだのだが、奴は意外と冷静に対応してきた。


「なんだ? 今僕は女の子達と楽しんでいたんだがね」


 余裕そうな表情で俺の手を払いのけた奴は俺を無視して女の子達との会話を続けようとしたので思わずぶん殴った。


 いい感触が手を伝わったのだが、奴がびくともしていない。


 頬を抑えながら「なんだい? 和代? 僕と君との仲だろう? もっと紳士的に行こう」と意味不明なことを呟き始める。


「何が紳士的だ! 俺の分の報酬をきちんと払いやがれ!!!!」


「ふむ...」


 奴はやれやれというような顔をした後にこう言い始めた。


「悪いけどお荷物である【廃課金者】なんていうクソ職業でよくもまあ報酬を期待できたよね?」


「なに!?」


 そう言われると少しだけこっちが悪いみたいに思えてしまい思わず手を離す俺。


「そうだよねぇ? 和代。 僕と君とじゃあ貢献度に差があると前から思ってたんだよね。 だって僕が超がつくほどの当たり職業【純光の聖騎士】で君はなんだっけ? 【クソ雑魚】だったかな?」


 奴の言葉を聞いていたメイド達も俺のことをおざけ笑う。


「ええ〜? 【廃課金者】? あのハズレ職業の?」


「【聖騎士】様とパーティ組めるだけでありがたいよね」


「そうそう! 金のない雑魚はサッサっと帰ってくれないかな? ここはメイド喫茶なのよ!」


 と完全に俺が悪人扱いだった。


 周囲を味方につけた真はニヤニヤしながら「というわけだ。話があるなら後日聞くよハズレ職業の【廃課金者】様」


 伊藤真と女の子達のせせら笑う声が聞こえる中、俺はメイド喫茶を後にするしかなかった...。

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