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クソ職業〜【廃課金者】〜

「うぐ....!」


 俺が目を覚ますとそこは地下深いダンジョンだった。


 痛む体を起こしながら俺を嵌めた伊藤のことを思い出していた。


「伊藤のやつ...! 俺がハズレ職業である【廃課金者】と知っていながら騙しやがって! 絶対に許さないからな!」


 そう、俺は数時間前に【純光の聖騎士】伊藤真と呼ばれるクラスメイトと共にダンジョンに挑んでいたのだ。


 ダンジョンとは最近になって現代日本に現れたゲートから入れる魔物が生息している場所のことである。


 ゲートが現れたと同時に【覚醒者】と呼ばれる者達が生まれ始めて世はまさにダンジョンを巡る【覚醒者】達の時代となっていたのだ。


「そんなことは今はどうでもいいか...。とにかくダンジョンから逃げないとな」


 そう呟いた俺はゆっくりと体を起こしてあたりを見回す。


 ダンジョンボスは既に倒れておりドロップ品も全て奪われていたので思わず舌打ちをせずにはいられない。


「くそっ!!! 伊藤のやつやっぱり俺のスキルだけ使わせて後は全て独り占めかよ!!!」


 俺の【廃課金者】にはいろんなスキルがあるのだが、その名の通り課金すればそれなりに強いスキルを使えたりする。


 その力でダンジョンボスを仕留めたまでは良かったのだが、そのあとの報酬を全て独り占めされた感じだったので腹が立つ。


「これで何回目だよ...。流石にあいつと組むのはもうなしだよな...」


 伊藤とは幼馴染という腐れ縁ということもありずっと一緒に狩りをしていたのだが、流石にこのようなことが何回もあったら嫌にもなる。


 今までは我慢してきたがもう流石に我慢の限外だった俺は決心する。


「まあ、後であいつをとっちめるとして流石に一度この場所から逃げるか」


 そう呟いた俺はダンジョンのボスの部屋から出ていくのだった。


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