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詩歌集

君の醒



暗いくらい土の中。


深くふかく眠りし種の君。


籠り閉じ込めしずめるこころ。


今は時期ではないと土の底で芽を閉じる。




永い冬が、そろそろ終わりを迎えようとしている。


君は暗い土の中でその身を蠢かせる。


醒る準備をする。




永いながい冬がやっと終えた。


春が、来た。


あったかくて色鮮やかな春が、君を地上で待つ。




君はちいさな身を蠢かせ、地上に怯えながらも。


ゆっくり…ゆっくり…と、地上に向けてからだを伸ばす。


そして───…




暗くて狭い土の中から。


君が出てきた。


醒た君は、陽の光に目映くさせる。


広くつづくあたたかな地上。


これからも君は、ゆっくりゆっくりと成長するでしょう。


でもきっと、大丈夫。




こうして君は、この地に醒たのだから。





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― 新着の感想 ―
[良い点] 花は誰に教えられなくても咲く時期を知っています。 人もまた時期が来れば自然と開花するのでしょうね。 早咲きの花もあれば遅咲きの花もあります。 おっしゃるように、大丈夫ですね。 (^-^)
2023/05/19 07:04 退会済み
管理
[良い点] 発芽する過程が綺麗に歌われている上に、勇気を与えてくれる詩でした。
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