男子校で男のおっぱいを本気で揉んでた俺の物語。
「うっひょー!堀越のパイオツマジでやらけー」
「やめろよぉ」
水泳の時間だけデブの堀越はクラス一の人気者になる。中高一貫の男子校に通う俺たちにとって偽物だろうとおっぱいはおっぱいだ。堀越の偽おっぱいに行列が出来ている。
「俺にも揉ませろ」
「んもー!中居くんまでー!中居くんはカッコいいんだから揉もうと思えばいつでも本物揉めるじゃーん」
「うるせぇ。黙って揉まれろ」
モミモミモミモミモミ。これがおっぱいかぁ。いつか俺も揉めるのかなぁ?本物おっぱい。
本番で女の子相手に取り乱さない様にこの疑似おっぱいで練習しよう。おれは堀越のおっぱいを夢中で揉み続けた。
……そして気がつけば水泳の時間は終わっていた。
どうやら俺はたっぷり50分モミモミしていたらしい。
「あ……へ」
堀越は痙攣している。やべぇ!日射病か?バカだ俺は。自分の事ばかりで堀越の事を考えてなかった。
保健室に運ばないと。
「ごめんな」
「えっ!中居くん!?」
俺は堀越をお姫様抱っこして保健室に運んだ。
「重くないの?」
「鍛えてるから。それに重くなんかねーよ」
「……トゥンク」
「トゥンクって何だよ?」
何だよ。照れるなよ。俺まで照れるだろが。
・
それから10年。突然だけど世界はゾンビで溢れ還っていた。
このホームセンターもいよいよ限界か?バリケードが突破されそうだ!
「助けて!せめて子供たちだけでも入れてぇ!」
どこかで聞いた声……堀越!?バリケードの隙間から見えるのは痩せてダンディーな髭が生えているが堀越だ!俺には分かる!
「おい!リーダー!何やってるだ!?やめるだぁ!」
俺がバリケードを壊して堀越を中にいれようとすると生存者の一人が俺を止めた。
しかしその腕を俺は振りほどく。堀越を見捨てられるかよ!どうせ遅かれ早かれバリケードは壊される!リーダー権限だ!
「えっ!?中居くん!?」
「堀越!挨拶は後だ!ウォォォ!」
俺はゾンビ達を次々と切り殺した。
・
「そっか。中居くんがここのリーダーなんだ?」
「ああ」
堀越。カッコよくなったなぁ。SMゲイバーの店長をしながら保育所の先生までやってたなんて……立派だな。
「ねぇ。中居くん。お願いがあるの。これからも私たちを守ってくれない……?」
「そりゃもち……」
えっ?どうした俺。「もちろん」って言えよ。どうしたんだ?
「それには条件がある」
「条件?」
おいおいおい。今まで人を守るのに理由なんか無かったし見返りなんて求めたことなかったろうよ。
俺は今。人の弱味につけこんで最低な事を言おうとしている!誰か止めてくれ!でもでもでも。忘れられないんだよ……こいつのおっぱいの感触が。
どんな女と付き合ってもこいつ以上のおっぱいなんてなかった。
「守ってほしければ……⚪⚪⚪⚪」
「中居くん!?……そう。分かりました」
俺は今日。ゾンビ以下のケダモノになってしまった。ブラ一枚になった堀越のおっぱいに手を伸ばす。
「……私がゲイになったのは中居くんのせいなんだよ?」
「なんだよそれ……トゥンク」
「トゥンク?」
ゾンビの大群に囲まれた時の100倍ドキドキしていた。




