表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夏(旧)  作者: 雨世界
76/87

76

「雛。あなたは一人じゃないよ。だって私が、この世界に生きているから」動かない雛の手をとって、遥が言う。

 遥は真っ白な雛の部屋の中にいる。

 そこで椅子に座っている雛の手をとって、その小さな手を自分の頬に当てながら、床の上に寝そべって、雛の体に寄り添うようにして、ずっと長い時間、そのままの体勢でぼんやりといろんなことを考えていた。


 幸せ。

 安心。

 愛。……他者。

 他人。

 世界。……構築。

 自我。

 幽霊。

 冬眠。……それは長い眠り。

 前世の記憶。

 来世での出来事。

 記憶の断絶。

 心。……魂。

 出会うこと。

 理解すること。

 いつかどこかで出会った人。

 お話すること。

 夏のこと。

 雛のこと。

 ……そして、自分、自身のこと。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ