表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
短編集  作者: 深海魚
9/11

処刑人の呟き

革のベストや鎧を纏い、体から武器を出す。

その武器の特質によって使える魔法も違う。

武器にも魔法にも規則性は無い。

けれど親は武器も魔法も最高の子どもを望む。


最初から出来る事と出来ない事が定められた世界。

苦労しても報われない理不尽を人々は必ず味わう。

けれど大切な者や故郷を魔物から護る為に人々は立ち上がる。

その行為は、誰にも笑う権利が無いものだ。


街の真ん中に城が立つ程の有名な場所。

ここでは魔物討伐を主に請け負うギルドという物が存在する。

比較的大きなギルドに俺は所属していた。

けれど、ある依頼で失敗してしまい王様の命令で処刑人として転属させられた。


牢には様々な人が来て、中には何故死刑なのか分からない人も居る。

それでも王様が決めた事は絶対だから毎日首を斬っていた。

そんな俺は人々から遠ざけられている。


神様が俺に与えてくれたのは鎌。

使える魔法は一時的に相手の自由を奪う魔法。

処刑人になってから気付いたが、武器も魔法も適している。

元々こうなる運命だったのか、それは分からない。


10年も経てば、裁かれる人々を苦しませずに殺す事が出来る様になった。

すっかり人を殺すという行動に慣れた自分が恐ろしい。

願わくば、次に生まれ変わる時には処刑と縁の無い人生を送りたいと願う。

それが、叶いそうにないとしりながら。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ