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【花ちゃんのメッセージ】

「今帰ったし!」


「おかえりなちゃい!」


 日々進歩している渡真斗クンだ。


「じゃあ、早速メッセージ書くし」



 自分の部屋の机の上に、おねえさんからもらった小さな便箋を置いた花ちゃん


「うーん、何て書くし?」



 何とか書き上げた彼女、それを読み上げ


「ママへ。いつも花ちゃんのお世話をしてくれてありがとうやし!」  


 そして、一人頷き


「なかなかやし! けど、我ながら字ヘタクソやし!」


 字ではないぞよ。大切なのは、その気持ちだぞ。 



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