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【花ちゃん、プレゼントをもらう 5】

 しかし、どこまでも冷静な春クン。浮かれてる相手を気遣いつつ


「あのさ、花ちゃん。これって、一つのビニール袋から落ちてきてるけど?」


「ん? ホ、ホントやし! つうことは?」


 これに春クン


「一人がたくさんくれたんじゃないかなあ?」


 だが、ショックを隠し切れない花ちゃん


「オーマイガッやし! し、親衛隊の数がみるみる減ってるし!」


「で、でもいいじゃん! 一人の人に、ここまで思われてるってさ!」


 ホントに優しいぞ、春クン!



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