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【花ちゃん、プレゼントをもらう 4】

 そして授業も終わり、春クンが


「じゃあ、花ちゃん。帰ろっか?」


「あいあい」


 

「はっぴばーすでいつーみー、アンド、ばれんたいんでーきっす!」


 陽気に口ずさみながら靴箱を開けた花ちゃん、だがその口も大きく開いている。


「ぬおお? く、靴箱がチョコであふれてるし!」


 床に次々と落ちてくるチョコを見て、春クンも


「す、すっごー!」


 これに鼻高々の花ちゃん


「やっぱ、昼休みの放送が効いたし。これで、花ちゃん親衛隊も増えたし」



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