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【花ちゃんと選挙 4】

 驚く彼に


「世の中こんなもんやし、ね、副委員長」


 早速呼び名を変えている、冷静な花ちゃんだ。


「そうそう! 無効票、えっと書き方が間違ってるんで認められないんだけど――これが一票だけありました」


「どれどれ……」


 すでに黒板を消し始めていた春クン、その紙を覗くと


「『委員長やし』って?」


 すぐに顔を上げた彼氏、その視線の先には――


 誰かさん、澄ましたまま


「せっかくの選挙なのに、その人、注意力不足やし!」


 あなたです。



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