117/407
【花ちゃんとプレゼント 7】
家でケースに入れられたクワガタペア。
それをずっと眺めている花ちゃんに
「んもう、ゴキブリにしか見えないし」
ママ、憂鬱だ。
「じゃ、早速名前つけるし」
相変わらず、それを生きがいとしている花ちゃん
「よし、平田君と平田ちゃんに決めたし!」
あ、安易な。
「次はエサあげるし」
さすが生き物係である。
「えっと、袋の中に……ん? ないし」
そして、ゆっくりと視線を動かす彼女。その先には……
「渡真斗が昆虫ゼリー食ってるし!」
家でケースに入れられたクワガタペア。
それをずっと眺めている花ちゃんに
「んもう、ゴキブリにしか見えないし」
ママ、憂鬱だ。
「じゃ、早速名前つけるし」
相変わらず、それを生きがいとしている花ちゃん
「よし、平田君と平田ちゃんに決めたし!」
あ、安易な。
「次はエサあげるし」
さすが生き物係である。
「えっと、袋の中に……ん? ないし」
そして、ゆっくりと視線を動かす彼女。その先には……
「渡真斗が昆虫ゼリー食ってるし!」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。