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異世界転生〜ニートな勇者が現代日本に〜  作者: おきんたまデカオ
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勇者誕生!

そりゃまぁ、勇者として生まれたからにはモンスターをバッタバッタとなぎ倒してレベルを上げて可愛い魔法使いやら僧侶やら気の合う戦士と旅したいよね。

だから俺も、王様から渡されたヒノキの棒に不満を持ちながらも当然のようにルミーネの酒場へ仲間を増やしに行ったわけさ。


「現在連れて行ける仲間はおりません」


受付の小綺麗なルミーネにそう言われた時は驚いた。おいおい、俺は1人でヒノキの棒もって街の外へでて魔物どもとたたかわなきゃ行けないのかよ。

ただまぁ、俺はまだこの時やる気はあったから、1人で街の外へ出た。

んで、戦闘。相手は序盤最弱の敵と呼ばれるスライム。こっち見て臨戦態勢だが、そんなもん関係ねー。俺はヒノキの棒を振りかぶってスライムへ襲いかかった。


「おお、勇者タカシよ、死んでしまうとは情けない。」


胡散臭い爺さんの声で目覚めた俺が、ここが教会で、この爺さんは神父で、どうやらスライムにぶっ殺されたらしいと悟るのにそれほど時間はいらなかった。


…やってらんねー。

俺は爺さんのありがたいご高説を無視して家に帰り、ベッドに寝っ転がった。こんな俺が魔王を倒せるわけねーべな。街の外へでるのはやめた。明日、ダーメ神殿にでも行って転職すっか。そこまで考えて俺は眠りについた。

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