無題
「素直二スル気ワナイミタイダナ。」
「シグレ、ヤリスギルナヨ。」
「ガアアアア!!」
シグレはキラに向け爪を横に振り払う。
「ぐぁッ!!」
キラは吹き飛ばされ、建物に叩きつけられ地に転がり落ち、気を失った。
「人間ヲイタブルノワキモチガイイナア、人間ノ血ヲ見ルト興奮スルゼ!」
シグレは、気を失って倒れたキラに向けアイスレーザーブレスを放った。
「氷竜…!!」
シグレのアイスレーザーブレスはキラに届く直前で散り散りに消滅した。
「オオオ…?『バリア』ガヤッタノカ?」
「シグレ、サッサト『バリア』ヲ連レテ帰ルゾ」
「チッ…ツマンネーナ…。」
シグレは素早い動きでハルカを捕まえ、ダグラスと共に飛び立っていった。
「離して…!!」
ハルカは暴れるが、シグレにガッチリと掴まれ身動きが取れなくなった。
「『バリア』、コレデオ前ワオ終イダ。」
「オ前ワ『津村』二消サレル。」
「『津村』ワ本当恐ロシイ男ダヨナ、同種族デアル人間ヲ俺達モンスターノ餌食二シテルンダカラナ。」
「シグレ」
「ハイハイ、分カッテルヨ。ッタク。」
シグレとダグラスがダラスの街でハルカを連れ去ってから…
「おいッ!! キラッ!!」
「うッ……ユウマ……?」
ユウマ達がダラスの街に着いた時にはもう日が昇っていた。
「何があったんだ…!?」
「ユヤが……ハルカが……。」
とりあえず、体力が低下しているキラにイリアが回復魔法をかけてやった。
「ありがとう…。」
キラは一部始終をユウマ達に話した。




