無題
ユウマはアズマに今までの出来事を話した。
「そうか…。モラルド人に勝てなかったか…。」
「助けに行かないのか…?」
「行きたいけど行かない、行けない! オレ達はアイツ等の監視、支配から逃げながら強くならなくちゃダメなんだ…!」
「…どうやってモラルド人の支配から逃げてるんだ??」
「イリアの『ワープ』で、オレ達はクラウディアに飛ぶ、するとだな、アイツ等の支配から逃れられるんだ!」
「そんな場所があるのか…!? だったら皆そこへ行けばいいじゃないか…!!」
「もっと早く見つけてりゃな…。」
「つか…そんな『クラウディア』ってなんだ…!?」
「雲に隠れた飛行艇さ! お!イリア!もうデビルヴァイパーやっつけてきたのか?」
ユウマとアズマの前に、イリアが歩み寄る。
「ん?ええ。それよりアズマ、その男の子は??」
「ん~…カシマさんの言ってたアレだよ、アレ!」
「……!? 本当に!?」
「ああ、コイツの言うことが本当ならな!」
「…??」
ユウマは訳分からずアズマとイリアの会話を聞いていた。
「サッパリって顔してるわね…。カシマさんに詳しく聞くといいわ。デビルヴァイパーも倒してきたし…クラウディアに戻る? あれ?アズマ、ネロには会えたの?」
「会えなかった~。ネロやその仲間達は…多分リアル組入りだろな~」
「そっか…。とりあえず、用済んだし、クラウディア戻ろーよ。」
ユウマは二人の会話に割って入った。
「ちょっと待った…!! ダラスに仲間がいるんだ!! 他にも散り散りになった仲間が…!!」
「え!? 仲間いたの!?」
「仲間も一緒に連れて行ってくんないか…!?」
「アズマ…早く戻るわよ。」
「頼むよ!! 仲間の女の子は、モラルド人に狙われてるんだ…!!」
「アズマ…!!」
「よし、その仲間も連れて行こう! イリア! 一緒に来てくれるよな?」
「もう! 今さっきデビルヴァイパー倒しちゃったんだよ! ヤツらが来るかもしれないのにー!」
「ユウマは仲間だ!そのユウマの仲間が狙われてるんだ!クラウディアへ一緒に連れてってやらなきゃ!」
「アズマ…!! ありがとう!!」
「ほら!イリア!早く行こうぜ!」
「もーっ!!」




