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無題

「何ィ…?元ノ世界ニ戻セダト…?」


「ああ…!!オレはこの世界の者じゃねー!…気が付いたらオレは砂浜にいたんだ…!」


「…オ前、何処カラ来タ…?」


「え…?日本だよ、日本!!オレは仕事中に高所から落ちたんだ…で、気が付いたら砂浜にいたんだよ…!!」



「何ィ?…ソンナ事ワ有リ得ナイ!!『デジジョン』ワ、我ラシカ使エナイハズダ…!!」



ボォン!! 



「な、何だ…ッ!」


ユウマが左右を身振りすると、右方向からアールが『ライトボムガン』を目の前にいるモラルド人に撃ち込んでいた。



ボォン!! ボォン!!



「やめろッ!!まだ話が…!!」



「ボムッ!」


アールが唱えると同時にヴィッツがユウマをモラルド人から引き離した。



「離れるんだ!!」


「やめろぉッ!!」




ボォォォーン!!



モラルド人はアールのライトボムガンによって爆破し消え散った。



「よっしゃ!!また成功したぜ!!」


アールは自分の魔法の成功確率が上がっていることに喜んだ。




「おい!ユウマ!大丈夫か!?」


モラルド人の爆破による爆風で少し吹き飛ばされ倒れたユウマとヴィッツ、ヴィッツはすぐに立ち上がり倒れたユウマを起こしてやりながら心配をした。



「お前らは早くここから離れるんだ!!じきにまたモラルド人達がここに攻め込むはずだ!!」


アールとヴィッツはユウマ達を引き連れ、森から抜け、ダラスの街まで送り届けるとまたマダラ洞窟へと戻っていった。



「じゃあな!大人しくしてるんだぞ!」


「お前らも…無茶するなよ…!!」


「余計なお世話だっつの!!」



キラはアールとヴィッツの心配をしつつもそう言って送り出した。





「ユウマ…?」


ハルカは黙り込むユウマを心配した。



「あのモラルド人…何か知ってそうだったのに…!! またマダラ洞窟にモラルド人達が攻め込んでくる…!! もう一回洞窟へ戻るんだ!!」


「ユウマ!! 今は止めとこうよ!!」


「アール達の言うとおり、今は大人しくしてた方がいい!!」



マダラ洞窟に引き返そうとするユウマをキラとユヤは引き止める。



「でも…!!」


「でもじゃねぇ!! ハルカだって連れ去られそうになったんだぞ!! 無闇に戻るのはよくねぇ!!」



キラにそう言われるとユウマは、洞窟へ引き返そうとした足を止めた。



「何が狙いなのか分からないがモラルド人はハルカを連れ去ろうとしたんだ!! 目的が何か分からない以上モラルド人達の前にハルカを連れてくのは危険だ!!」



「じゃあどうすりゃいいんだよ!!もういい!!オレ一人で行く!!」



「ユウマ…!! 行かないで…!!」



「……。」



ハルカ達の呼び止めを聞き入れず、ユウマはマダラ洞窟へ再び歩き出した。










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