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無題

「そうか…ヴィッツとアールが…。」



ユウマとハルカは、反モラルド・ダラス軍の長、ネロにこれまでの成り行きを話した。



「ヴィッツとアールはまだまだ若く、戦闘技術にも危なっかしいところはあるが…心配はいらないだろう…ユウマ君達の仲間を助けて連れ帰るだろう。 だが、君達はすぐダラスの街へ帰った方がいい…この洞窟…いや、森全体でモラルド人との戦いが始まるだろうからな。」



「でも…そのモラルド人ってやつに連れてってもらわないと、オレ達は自分達の世界に戻れないんだよ…!」



「……じきに、アール達は君達の仲間を引き連れ、ここに戻る、そしたら君達はダラスの街へ帰るんだ、いいね?」




ユウマの必死の訴えをネロは聞き入れず、ユウマ達は洞窟入口でアール達の帰りを待つことにしたのだが……。



バサッ バサッ バサッ




すでに森の周囲にはモラルド人達が包囲網を張り、ダラスの若者達がいる洞窟周辺にもモラルド人達が控えていた。



「ダグラス様、『リザバード』洞窟周辺五十体、森周辺二百体用意シマシタ。ダグラス様……?ドウカシマシタカ?」



洞窟入口上空では翼の生えた体長二メートル程のトカゲ人間と、全長十メートルはある赤いウロコの『ダグラス』という名の火竜がいた。



ダグラスは洞窟入口を見て何かに気づいた。



「アノ女……ハハハ…コンナトコニイヤガッタカ…。」



ダグラスは洞窟入口にいるユウマとハルカを見つけると不適な笑みを浮かべた。



「ダグラス様、アノ女…モシカシテ…」



「アア、アノ女…『バリア』だ。アノ女ヲ絶対逃ガスナ…!!」










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