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アリシアの守護精霊。6

 そんな彼を見ていると、私まで嬉しくなる。


「ふふっ、アレクったら子供みたいにはしゃいで……」


 私は彼に笑顔で微笑むと、アレクは少し不満そうな顔をした。


 抱き上げていた私を地面に降ろすと、アレクは悪戯な笑みを浮かべる。


「俺を子供呼ばわりとは……そんな悪い口にはお仕置きしないとな……」

「ちょっと……アレ……んっ! んんっ……」


 私の腰を引き寄せて、迫ってきたアレクの唇が私の唇を塞ぐ。


 突然キスされて驚いた私だが、抵抗するどころか自然と彼を受け入れてしまう。


 柔らかなアレクの唇の感触にうっとりとしていた私は、キスする私達を驚いた様子で見ていたシスター達の顔を見て我に返った。


「ぷはっ……アレク。みんなが見てるわ……恥ずかしいぃ……」


 アレクの体を押して離れた私は、頬を赤く染めながら恥ずかしそうに彼から視線を逸らす。


「俺達が婚約したのは帝国の皆が知っている。恥ずかしがるなんて可愛いやつだ……恥ずかしがらずに皆に見せつけてやればいい……」

「ちょっ……んっ……んんっ……」


 そう言ってアレクは私の唇を奪うとさっきよりも熱いキスに体がとろけてしまいそうだ。


 私は甘い刺激に背筋がゾクゾクとした快感に襲われて完全にとろけてしまいそうだったが必死に意識を保ち続けた。


(キスが気持ち良すぎてもう……だめぇ……ここで堕ちたら……みんなも見てるのに……)


 必死に理性を繋ぎ止める私のことなど気にすることなくアレクは更に熱く

激しいキスを続ける……


 しばらくキスをしていた私達だったが、アレクの唇が名残惜しそうに私の唇から離れていった。


「ぷはっ……あ、アレク……も、もうこれ以上はダメだよぉ……私、立っていられない……」

「アリシア……可愛いな。もっと虐めたくなる……だが、皆の前だ。今日はここまでにしておくからな……続きは二人っきりになった時にな……」

「……はい」


 私はトロンととろけた瞳で彼を見つめるのが精一杯だった。


 そんな私を愛おしそうな目で見つめて笑うアレクをみて、私は自分がどれだけ愛されているかを理解することができたのだった。


 腰が砕けて立てない私をアレクはお姫様抱っこして軽々と持ち上げて歩き出す。


「さあ、城に帰るぞ! アリシア」

「はい。アレク……」


 帰り支度を整えた私達は、再び馬車に乗り城へと戻っていく。

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