白薔薇の姫は、辺境に住む氷の竜騎士と離婚したい
「シャルロッテ・キュアノス。君との婚約は、破棄させてもらう」
わたくしは沈黙のまま目をつむる。驚いたりはしなかった。分かっていたし、諦めていた。
それでも。
わたくしは沈黙のまま目をつむる。驚いたりはしなかった。分かっていたし、諦めていた。
それでも。
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