ルギとリウスについて
「組織…組織ねぇ…うーん…何と言ったらよろしいかは解りませんが、少なくとも…組織、というものではないかもしれませんね。申し訳ありません。非才も何と言ってよいかわからぬ故、お許しください。非才共々8人で結成されているものです。形にもうまく言葉にもできません。マロ、リーク、非才、明澄、ソユン、滋雨、李、リウスでできています。」
ルギ)「っ?!」
ルギは寒気がして顔が青ざめる。
ペルロ)「ルギ…どうかしたのか…?」
「…いや…大丈夫だ。話を進めてくれ…」
「…非才はルギ様の顔を見て話すことはできません。この話をして気分を害してしまうのならば避けるべきか」
「いいから続けてくれ!!…すまない。良いのだ。…そのまま続けて話してくれ」
「……リークよ。お願いしてもよいですか」
「言わずともわかっているよ。ルギはこっちにきなされ」
ルギは冷や汗をかきながらも、縁側に座るリークの隣に座る。リークから渡される一つの短剣をゆっくり握った。涙をこぼすルギにリークは頭を撫でる。
「…落ち着くだろう?それが小生の加護だ。どこか優しいその温度にゆっくり眠りなさい」
リークの言葉が聞いたのか、ルギは眠ってしまった。
「…では話に戻りましょうか。明澄とソユンは弓、滋雨は銃と太刀を扱います。そして、倫道の中で最も恐れられてる李とリウスは大太刀、薙刀、弓を扱います。」
シャル)「恐れられている…というのは…」
「そのままの意味ですよ。李とリウスは倫道の中でも特に加護の能力が高かった。ですが…今そのお二方がどこにいるのかがわかっていません」
シャル)「…行方不明ってことですか?」
「一般的に言えばそうなるでしょう。ただ風のうわさでは…リウスがグリズやイルドという者を率いて国を作っているという話を耳にしました。…あとは李のことですが」
ナタネ)「ちょっと待て…イルドって…エルドってやつもいるか?!」
「いましたね。風のうわさで耳にしただけですが。」
シャル)「なんとまぁ。これは予想外のお話ですね。」
「それと李のことですが、あの方は一番恐ろしい。李の加護の能力を見ればリウスなんて可愛いものです。李の加護…それはあそこに眠っていらっしゃるルギ様が関係しています」
ナタネ)「ルギが…?」
ペルロ)「その李ってやつのことを聞いたら青ざめていたからな…」
「それもそのはずでしょう…ルギは、李の妹ですから」




